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第5回「ビギナー発表支援コミュニティ」報告

この度、ありがたいことに学会長に任命していただきました!

このnoteでは学会の運営側からの目線で【第28回福岡県作業療法学会】の学会長である私が、学会が出来上がるまでの課題や奮闘についてを書いていきたいと思います。
今回のテーマは「第5回 ビギナー発表支援コミュニティ 報告」です。

第28回福岡県作業療法学会では、発表者ファーストを一つのテーマとしています。
発表者への支援として「ビギナー発表支援コミュニティ」を作り、定期的に勉強会を実施しています。
このコミュニティでは、①公開フィードバック(30分)、②質疑応答(30分) を行いながら、学会発表について学ぶ機会を作り、発表しやすい環境を作ることを目的としています。
今日もその報告について記載したいと思います。

この日記がこれから学会を運営する方の何かのお役に立てれば幸いです。

※このnoteの記事は私自身の見解であり、関連する組織とは無関係であることをご理解いただきたく存じます。


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文章をまとめていく


これまでのフィードバックでは、大雑把な情報から、自分が言いたいことを絞り出し、情報を追記しながら、文献と照合して考察を作っていきました。

実は、これまでの4回で、1度も文章や文字数の修正は行なっていません。

今までは自由に書き込みながら、「自分の考えをまとめること」に集中していました。

ですが、ここからは学会に合わせて体裁を整えていくフェーズに入ります。

それぞれの学会には「文字数」「余白」「行間」「フォント」などの指定があります。

これらは提出する際に必ず必要になるので、早めに確認しておきましょう。

今まではたくさんの文章の中で「自分が言いたいこと」を考えてきましたが、

ここからは「自分が言いたいこと」を主軸に置きながら、必要な情報を整理し、選択していきます。


文章を整えていく際に重要なポイントは、「必要な情報の重みづけを行う」ということです。

これまで書いてきた文書の情報というのは、自分の考えを表現するためには必要な情報ばかりだと思います。

しかし、その内容を学会発表のレジュメに全て載せることは難しいです。

そのため、どの文章を残すのか?削っていくか?まとめるのか?という判断が必要になってきます。

その際に重要になるのが「重みづけ」です。

つまり、優先順位をつけて残す容量を判断していくということです。

そのためには、やはり「自分が伝えたいこと」がまとまっている必要がありますし、逆に「自分の伝えたいこと」がまとまっていれば、この段階はそんなに難しくありません。

「言いたいことに必要な情報を残して、それ以外を削る」

とてもシンプルですよね。


内容を深める


こうやって文章の内容を整理していくと、自分が言いたいことがまだ不十分であることに気がつくと思います。

「考察で書いてあることはどの評価で確認できるのか?」
「自分の意図は伝わっているのか?」
「言いたいことを伝えるために不足している情報がないか?」

こうやって、整理する過程を通して、より洗礼された考察が可能になると思います。

整理する過程を通して「自分が言いたいことが伝わっているか?」について検討してみてください。


今日の内容の振り返りは以上になります。

ビギナー発表支援コミュニティはまだ続きます!!
申し込みたい方は以下からどうぞ!随時メンバー募集中です!

引き続き、学会運営の応援よろしくお願い致します!


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