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私のパラドックス「キャリコンサロン編集部」#70

キャリコンサロン編集部マガジン。今回のテーマは私のパラドックス!

パラドックスと言えば、とある読書会で以下の本を読みました。


この本の「はじめに」は以下のようなことが書かれています。

私たちは日々、ややこしい問題に悩まされています。
●マネージャーとして部下を管理しながら、個人予算を達成しなければならない
●月次目標を達成しながら、新規顧客を開拓しなければならない
●組織変革しながら、チームのモチベーションを維持しなければならない
●リモートワークしながら、チームの一体感を生み出さなければならない
●今までやったことのない新しい事業に挑戦しながら、会社として失敗は許されない
●“炎上”を回避しながら、SNSのフォロワーを増やして個人の発信力を高めたい
●仕事で忙しいが、読書や学習などインプットの時間を確保し、家族と過ごす時間も増やしたい

「パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる」

確かに過去にはこのような問題に頭を悩ましたこともありました。この本ではさらにこう続いています。

こうした問いには、矛盾した二つの感情が対立する、自分自身の内面にある「感情パラドックス」が存在します。<中略>
感情パラドックスに目を向けてみると、実に人間らしい、矛盾に満ちた“曖昧さ”が浮き彫りになります。
ややこしい問題を解決するためには、まず自分の「感情パラドックス」を解きほぐさなければならない。

「パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる」

論理的矛盾というよりも、自身の矛盾した感情に目を向けるということですね。確かに自分の中に相反する感情が存在するというのは合点が行きます。

さらにどうしても二者択一思考に陥るということも。特に組織のマネジメントを行う際に、「結果」「時間」というものが、ちらつき、「問題」の本質を問いかけることよりも、安易に二者択一を選んでいたような気がします。

では、現在の私はどうかと言うと、矛盾を抱え込むような、ややこしい問題からは、意識的に遠ざかるようにしています。できるだけシンプルで行こう、という考えです。もっと言えば「自身」の感情を一番大切にし、判断基準を自身の「感情」にしているということです。

もっともこの先も、自身では、どうしうようもない「問題」が立ちふさがることもあるかと思います。「矛盾」を抱え込まざる得ないこともあるかもしれません。そういう時も「自身の矛盾した感情」に目を向けて、事に当たりたいなあ、と考えています。

そうそう、今の私のパラドックスと言えば一つ思いつきました。

痩せたいけど、食べたい。

どちらも自身の感情なので上手く付き合っていきたいと思います。

ではこのあたりで。ありがとうございました。


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