「大会の記録」ではなく「価値観の映像化」ー映画「東京2020オリンピック sideA,sideB」
先入観を持たずに
先日、2本通して見ることができました。最初に思ったのは客の少なさです。平日だったこともありますが、夕方からのsideAは自分含めて4人くらい。夜のsideBは8人くらいでしょうか。「大会だけでなく映画も無観客」と揶揄されるのもわかります。
市川崑監督がメガフォンをとった1964年東京オリンピックの記録映画が当時の歴代興行収入5位を記録し、内容としても高い評価を受けたのと比べると、随分と話題になっていません。コロナ禍に加え辞任やら問題発言やら続出でネガティブ