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こんな本を読みました【2022.11】

毎月恒例の読書記録です。

11月は、note毎日更新をしていたので、全然読めんかったー。冊数が少ないので、サクッといきたいと思います!


★『web3とメタバースがよ〜くわかる本』長橋賢吾

図書館本。時間がなくて読み返せなかったので、あまり理解できないままで終わってしまった。

でも、この本を読んだあとに中田あっちゃんの動画や、ホリエモンの動画を見たら、割とすんなり入ってきた。
(理解したとは、まだ言えないけど)

本を読んでいたおかげで、多少の予備知識ができてたんかな?

web3やメタバースって、いまの私には縁遠いものだと思ってたけど、フォートナイトやマインクラフトがメタバースだと知って、ビックリ!

子どもらがめっちゃはまってるやつやん!

そっか、あれがメタバースなのか……ちょっと身近に感じられた気がする。

だけど、私自身はゲームをしないし、メタバースが日常に溶け込んでいる様子が、いまいちまだピンとこない。想像できない。

これからは仮想空間だけで生活ができるとも言われているけど、いったいどんな未来が待ってるんだろう?

平和でワクワクする未来だったらいいなー。


★『対岸の彼女』角田光代

再読。というか、何回読んだかわかんないくらい、読んでる。

これに関しては、先日ガッツリと読書感想文を書いたので、そちらをごらんくださいませ!



★『思い出トランプ』向田邦子

直木賞受賞作『花の名前』『かわうそ』『犬小屋』を含む13編。めちゃくちゃ著名な作家さんだけど、初読。

まだ途中までしか読んでいませんが、短編集だし、ここまでの感想を書きます。


辻仁成さんが、文章講座で何回もおっしゃっていること。一行目が大事

指先から煙草が落ちたのは、月曜の夕方だった。

向田邦子『かわうそ』より


この一行目、すげぇイイ!と思った。

向田邦子さんの美しい文章に対して、すげぇイイ!って語彙力と表現力のなさよ………と思うけれど。そっくりそのまま、すげぇイイ!と思っちゃったのよ。

情景が浮かびつつ、時間の流れの起点になる書き出し。それもものすごく端的に書かれている。

そして、この一行目で起こったことが、伏線のように次へと繋がっていく。本当にぞわぞわする。

まだ少ししか読んでいないけど、向田邦子さんが描く女性は、正直でずるい。けれど、これが人間なのかもなぁと思う。

ずるさを下品に感じさせない、表現の美しさが、文学作品としての価値をものすごく高めている気がします。


向田邦子さんは、直木賞受賞の約一年後に、飛行機墜落事故で命を落とされました。ホントになんていう運命なんだろう。

けれど、書いたものは永遠に残る。輝きとともに。それを心底感じた瞬間でした。



以上。11月の読書記録でした!
12月はもう少したくさん読みたいなぁ。

2022年の最後にどんな本と出会えるのか、楽しみです!

ではでは、またー!



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