見出し画像

〜つくり置きパスタソース〜豚サルシッチャの白ワインソース

こんにちは。大家輝です。

先日、つくり置きできるタイプのパスタソースを紹介して、大変ご好評頂きましたので、今日もパスタソースシリーズの紹介をさせて頂きます。

先ほど、僕はこんなツイートをしました。

つくり置きパスタソースは、こんな方にオススメです。

「楽に美味しいパスタが食べたい。」
「パスタを失敗せずに作りたい。」
「レトルトじゃないパスタが作りたい。」

なかなか思ったようなパスタが作れないとお悩みの方は、ぜひこちらのレシピを試してみてください。

・・・

▼材料(4人前)

材料は4人前ですが、たくさん作り置きしたい方は材料を2倍にして作りましょう。

【A:サルシッチャづくり】
・豚ひき肉 360g
・セージ 1本分
・ローズマリー 2本分
・塩 4g
【つくり置きパスタソースづくり】
・Aの材料
・にんじん 100g
・玉ねぎ 300g
・セロリ 50g
・ミニトマト 12個
・白ワイン 200ml
・グラナパダーノ(粉チーズ) 10g
・オリーブオイル 40ml
・ブラックペッパー 適量
・塩 適量

今回のつくり置きパスタソースは『サルシッチャの白ワインソース』を作ります。

そのパスタソースにシシトウを入れることで、『サルシッチャと獅子唐、ミニトマトの白ワインソース』というパスタに仕上げていきます。

仕上げのパスタソースに入れる具材は自由なので、ぜひ自分だけのパスタを作ってみてください。

・・・・・

▼サルシッチャとは

ちなみにサルシッチャとは『腸詰め』という意味で、挽き肉を腸詰めした料理のことをいいます。

「え?それってソーセージのこと?」

って、おっしゃる方もいると思います。

ほとんど正解ですが、少しだけ違います。正しくはこちら。

挽き肉を腸詰めしたものを燻製などで加熱⇒ソーセージ
挽き肉を腸詰めしたもの⇒サルシッチャ

ただ、ややこしいことに腸詰めしていない挽き肉もサルシッチャと言ったりします。今回のパスタもそのタイプです。

この辺はいろんなとらえ方がありますので、これと行った定義は無いようです。なので、サルシッチャとは腸詰めする前の挽き肉という感じで、僕は認識しています。

・・・・・

▼パスタソースの作り方

【下準備:サルシッチャをつくる】
ローズマリーとセージは葉の部分だけ使うので、枝から外してみじん切りにしましょう。

豚ひき肉にみじん切りにしたローズマリーとセージ、塩とブラックペッパーを入れて、よくこねます。

これでサルシッチャは出来上がりです。

【野菜の下準備】
玉ねぎ、にんじん、せろりは粗みじん切りにしておきます。フードプロセッサーで粗みじん切りにしても構いません。

にんにくは皮を剥いて、半割に。ミニトマトも半分に切っておきましょう。

【パスタソースとつくる】

冷めたフライパンにオリーブオイルとにんにく、ローリエを入れて弱火でゆっくり加熱していきます。

ゆっくり加熱することで、素材の香りをオイルに移してあげます。

にんにくに焼き色がついてきたら、次の工程に移ります。

下準備しておいたサルシッチャを入れます。焼き色つけていきたいので、中火に切り替えます。

写真のように焼き色がついてきたら、次の工程に移ります。

粗みじん切りにした玉ねぎ、人参、セロリを入れて、弱火で加熱していきます。

玉ねぎに火が通って色が透けてきたら、白ワインを入れて、さらに煮込みます。

煮込み続けて、写真のように野菜の原型がなくなってきたら、ミニトマトを入れます。

ミニトマトの皮がすこし柔らかくなる程度に、軽く煮込み、塩と粉チーズを加えて味を整えましょう。

これで、つくり置きパスタソース完成です。

あとは粗熱を取って、タッパーやジッパー袋に移し替えて、冷蔵庫や冷凍庫で使う日まで保存しておきましょう。

・・・・・

▼パスタソースの使い方

それではつくり置きパスタソースを使って、パスタを完成させていきましょう。

手順はこちらです。

・つくり置きパスタソースを入れる。

・パスタの茹で汁を入れる。

・刻んだ獅子唐を入れる。

・パスタにソースを絡ませる。

材料はこちらです。

【パスタ仕上げ(2人前)】
・パスタ 160g
・つくり置きパスタソース 140g
・ししとう 4本
・パスタの茹で汁 200ml
・グラナパダーノ(粉チーズ) 適量
・ブラックペッパー 適量

それでは実際にやっていきましょう。

つくり置きパスタソースを70g、パスタの煮汁100ml、乱切りにした獅子唐をフライパンに入れて、強火で沸騰させます。

すると、つくり置きパスタソースが溶けてきて、写真のようなソースになります。

そのまま獅子唐に火を通るまで、沸かしましょう。

これでパスタソースが出来ました。

茹で上がったパスタをフライパンに入れて、ソースを絡ませます。

ここで一旦味見をしてみて、味が頼りなかったら塩かつくり置きパスタソースを入れて調節しましょう。

ソースが写真のようにトロっとしてきたら、上手く絡んでいます。

パスタをお皿に盛り付けて、ブラックペッパー、グラナパダーノ(粉チーズ)をたっぷりかけたら完成です。

粉チーズは、グラナパダーノという種類のチーズを使っています。グラナパダーノは、スーパーでは粉チーズの状態ではなかなか売られていません。なので、僕の家ではブロックの状態で買って、使う量だけ包丁で細かく砕いて使っています。

乾燥の粉チーズを使っても美味しくできますが、粉チーズは種類によって味がだいぶ変わります。

できれば、パルメジャーノチーズかグラナパダーノチーズがおすすめです。(パルメジャーノとパルメザンはまた別のチーズです。)

・・・・・

以上が、つくり置きパスタソースの『サルシッチャの白ワインソース』紹介になります。

一度パスタソースを作ってしまえば、次から本当に簡単に美味しいパスタが楽しめますので、ぜひ皆さんもお試しください。

ここまで読んで頂いて、本当にいつもありがとうございます。
また宜しくお願いします。

サポートは現地の生産者さんの訪問や、食材などの産業の購入費や開発などに使わせて頂きます。よろしければサポート頂ければ、すごく嬉しいです!