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目に見えづらい「やる気」が、見える化できた!やってみた!

学習支援塾エールには、
たった20問に答えるだけで、
その子の近い未来がわかる、、、という仕組みがあります。

占いでも、
性格診断でも、ありません。

「プチトレ」という名の小テストです。
*なぜプチトレ(プチトレーニング)という名称にしたのかは、また後日、お話しします。

小学6年生と中学生に実施しており、
小学生は漢字と計算。
中学生は英単語と計算。

それぞれ約20問。時間は10分。
授業の最初に実施します。


「プチトレ」の最大の特徴は
「事前に答えが配布してあること」です。


こんな感じです。
実施当日は、答えがないプリントを配布し、解いてもらいます。

プチトレ漢字 解答1

プチトレ漢字1


全員満点!

・・・・と思いきや、
1〜2問ミスしたり、
半分くらい間違えたり、さまざまです。

そして、点数を見れば、
その子の学習姿勢がわかります。


事前に答えを配布しているので、
勉強が得意不得意とか、
漢字を知っている知っていないとか、
能力や知識の差は関係ありません。

半分くらいしか解けなかった子は、
テストに対する準備をしていません(勉強していない)。
1〜2問ミスの子は、
勉強したにも関わらず、本番での詰めの甘さが見えます。
満点の子は「満点とるぞ!」と決めて、「事前に勉強したきた」だけです。

ここまで書いてわかると思いますが、
漢字・英単語や計算の力をつけようとしてはじめた取り組みですが、
やっていくうちに、
その子の「やる気が見える化」されることに気づきました。


そこで、質問です。
エールのスタッフが最も注視して声掛けしている子は
どの子でしょうか?

①満点とった子
②テスト準備したのに1〜2問ミスした子
③テスト準備せずに半分以上間違えた子


答えは、②です。

①の子には、
「頑張ったね!その調子!!」と喜びを伝えます。
プチトレは「できた!」の積み重ねで自信を高め、
学習への意欲と準備の姿勢を整えていくので、
満点の子は、次も満点を狙い、満点の常連となります。

③の子には、
「勉強すれば満点取れるから、とにかくやりなさい」の一言だけです。
勉強してきていないので、やる気は非常に低いと考えますね。
しかし、こういう子でも勉強してきた日は満点に近い点数を取るので、
やればできる・やらなければできない、というシンプルな差を指摘するだけです。
そして、この傾向は定期テストでも出てきますので、
私たちは「ちゃんと課題をやってますか?」と念入りに確認します。



ところがです!
②の子は、勉強してきたのに満点じゃないんです。
そして、毎回、1〜2問ミスを繰り返します。

本当は「がんばったね!惜しいね!」と言ってあげたいけど、
私は「ま、いっか」の癖がついているよ!とちょっと厳しく言います。

大学生の学習アドバイザーはもっと厳しいです(笑
先日は、惜しいミスをして言い訳する中1男子に
「取れなかった、じゃなくて、取らなかったんだ!」と激を飛ばしていました(笑


まさしくそうなんです。


②の子は、
「次のテストで80点以上取ります!」と目標を掲げても、
「おそらく76点くらいだろうなぁ」と予測でき、予測どおりの点数を取ってきます。

そして、取れなかった4点は
「わかっていたのに間違えた問題」です。
もっと言うなら、そういう子は、
テストだけなく、部活の試合など大事な場面でも悔しいミスをします。

がんばっている子に
活躍してほしい!
成長してほしい!

そう思ってるから、
大学生の学習アドバイザーは
たった20問の小テストであっても

「取れなかった、じゃなくて、取らなかったんだ!」と容赦なく言うわけです。


勉強してなくて点数が取れないのは当たり前です。
だからどんな点数でも「仕方がないよね、やってないんだから」と一言で片付きます。

しかし、プチトレの1〜2問ミスは
日頃の「ま、いっか」というちょっとした緩みの現れです。
そして、その心持ちは積み重なって、現実となります。



人生を完璧に生きるなんて到底無理な話なので、
満点じゃなきゃダメだ!と言っているのではありません。

私は、3人の子育てをする中で、
「ま、いっか」という言葉は、
「ありがとう」と「ごめんなさい」の次に大事な言葉、と教えてきました。

赦すってとても大事だと思っているから。

できないことや過ぎてしまったこと、自分では解決できないことは、
悩まず「ま、いっか」でいい。
しかし、できるのにできなかったことは
本気で悔しがってほしい。


準備をする力、とか、
細部まで心を配る、とか、
大事なところでミスしない、とか

エールのプチトレでは、
そんな社会で求められる力も
同時に養っています。


ちなみに、、、
小学生の頃から、算数が苦手だった中1女子。
中学入学後の5月に受験した模試は「数学24点(偏差値34)」でした(100点満点ですよ)・・・。
計算問題のプチトレも全然解けなくて、いつも再テスト。
ところが次第に満点を取るようになったので「すごいね」と褒めたら、
「最低3回練習すれば満点取れることがわかりました」と言っていました。
そして、数学の点数も徐々に上がり、
12月に実施した中1最後の模試では「数学72点(偏差値63)」と大躍進!
わずか7ヶ月で「数学楽しい!」と言えるまでに成長しました。

*プチトレはテストではなく、トレーニングなので、
 プチトレの勉強のことを、エール生は「練習!」と言っています。
 これも楽しく勉強するエール流のコツです。
 

ぜひぜひ!
すっごく簡単な取り組みですので、
ご家庭でもお試しください♡

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