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親と子どもの関係性の話

こんにちは!てりーです。
今日は親と子どもの関係性について書いていこうと思います。
親と、子ども、というふうに書いてから、いや、子どもと、親、か?、なんて悩むわけです。細かいですが。
親が先か、子どもが先か、そんなんどっちだっていいだろ、的なところではありますが、本質は細かなところに宿ったりもするので、結構気を遣います。
しかし、今回のテーマは、別にどちらが先でも大丈夫な気がしています。関係性は二人以上の人間が生きている限り発生するものなので。
前置きが長くなっていますが、今回の親と子ども、は、対等の存在であるとの認識からスタートさせていただけたらと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。


親は子どもがいるから親であり、子どもは親があるから子どもであります。
互いは切っても切れない関係にあり、ここの関係が及ぼす影響は、その子どもの子ども時代が終わってからも続いていきます。青年期に入っても、壮年期になっても、続くでしょう。それくらい、親子関係はその子どもの人格に影響を与えます。

関係性の冷え込みがあると、ネガティブな影響が生まれやすくなります。
突き放す、放任する、無関心、嫌悪、暴力、体罰、暴言、エトセトラエトセトラ…。子ども側から見て、嬉しくないこと、悲しいこと、は、関係性を冷え込ませます。
親に突き放されたくないから、そもそも近づかない。
放任されているから、他人の迷惑を顧みず好き放題してしまう。
暴力が怖くて嘘をつく、体罰によって抑圧されている、暴言により心が傷つく。
子どもはそれら一つ一つからの深刻な影響により親への信頼を減じ、関係性が子どもにとって苦しいものとなります。
嫌な思いをしたことは心の奥深くに突き刺さり、おとなになってから急に噴出することがあると言います。

反対に、関係性があたたかであると、ポジティブな影響が生まれやすくなります。
抱きしめる、見守る、関心を向ける、かわいがる、愛でる、愛する、なでる、会話をする、少し高めのトーンで話しかける、言葉で解決を促す、問いかける形で自律を促す、挙げようと思えばいくらでも挙げられます。子ども側から見て、嬉しいこと、喜ばしいことは、おそらく発信源である親側にしてみても好印象なはずです。
あたたかな関係性が繰り返され、デフォルトであればあるほど、子どもは親への信頼を深めていきます。信頼するがゆえに、穏やかかつ快活な反応でさらに親のあたたかな関わりを引き出し、関係性はより豊かで和やかでふくよかになっていくと予想されます。

親と子どもの関係性は、生活の様々な部分に波及していきます。
自分の親との楽しかった思い出は、ふとしたときに、自分の選択肢を支持する要素となります。特に子育てにおいて、自分の親が自分にしてくれた方法をトレースすることはよくあることだと思います。

親と子どもの関係性について書きました。
私としては、ポジティブな親子関係が多くなればいいなぁと思っていますが、
そうもいかないご事情もあるかと思います。右から左、そのすべてがポジティブでなくても、少しでも多くなるよう願っています。

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