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侍短編小説集

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刹澤尚志が発売したCD【侍】の楽曲のテーマを元にした短編小説集。
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記事一覧

ミュージックマン 超短編小説

ミュージックマン 超短編小説

インタビュアー
それじゃあミュージックマンさん今日は特別な話を聞かせて頂けるという事で。
よろしくお願いします。

それじゃあちょっくら長い話になっちゃうけど、よろしく。

まぁこんな話して誰が信じてくれるんだろうって話なんだけどね。

これは今みたいに音楽で飯を食っていけるようになるもっと前の駆け出しの頃の事。
ミュージックマンとして1人でやっていくぞーってな時だよね。
楽曲が6曲出来た所でライ

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愛があふれる2 短編小説

Gは叫ぶように言った。
「お前一体誰なんだよ、何度も何度もやりやがって。くそー」
剣を振り回す。

「なっはっは。効かぬきかぬ。どうせお前は顔も良いし成績も良い、僕達モブの事なんて気にしてないんだろうな。いつも調子良く笑ってる姿が気持ち悪いんだよっ。死ね死ね死ねー」
そう言って僕はひと魔法でGを倒した。

そしてH
「お前もGの横でいつも踏ん反り返りやがって、何様のつもりだよっ。金魚の糞めっ!死ね

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ハローアイスクリン 超短編小説

ハローアイスクリン 超短編小説

ハローアイスクリン
僕は至って至極普通の人間だと言える。
うんこれは自信を持って言える。なんの自信だよって思わないで頂きたい所。

今から僕が話す事はきっと聞いているあなた達にはなんて事なくて、どうしようもなくつまらない事かもしれない。
だけど僕は筆を取る事にした。
これは僕の為に話さなくちゃいけない。そう決心した。

僕はそっと小さな頭を撫でた。

10年前、僕は30を迎える年になっていた。

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愛があふれる最終話 短編小説

僕にはどうしたら良いのか分からなかった。
モブはモブなりにDとかCとかと楽しく毎日学生生活を送っていたのだ。
頭は混乱の極み。

ぐちゃぐちゃのぽんぴゃらぴー

僕が殺してしまった?
僕がいたずら半分で倒していたのがそんなに嫌だったのか、、、
クラスの連中もそんなに嫌だったのか、、、
あそこまでされるような事をしていたのだろうか。

たかがゲームじゃないか。
仮想現実じゃないか。
悪口がだめだった

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愛が溢れる1 短編小説

こんにちは。
まずは自己紹介からしなくちゃいけないね。
僕はF。2040年の未来から来た。
何故やってきたのかとかも話したいところだけど、それをすると鬼滅の刃の最終巻までくらいかかるからまた別の機会にで。
君たちからしたら少し未来で僕が学生の時に体験した恐ろしい話しをしようかと思う。
安心してくれおばけの話とかではない。
未来から来たなんて信じられない?信じなくて結構。
ただのお話としてこういう事

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