見出し画像

LGBTQIA+「みんな ちがって、 みんな いい」体験型ワークショップに参加して

昨年、LGBTについて調べまくっていたときに知り合ったNY在住の日本人ダンサーAIKAさんに誘われて体験型ワークショップに参加した。

慣れていない方と話すのがあまり得意ではないので少し緊張したが、以前、ウェビナーにも参加させてもらっていたので、意外とすんなりなじめた。(ほとんど話せなかったけど。。。)

自分自身は女性で生まれ育ち、女性だと思っている。でも、男性ぽくみられることもあったり、気の合う友人は男性が圧倒的に多い。
よくわからない違和感を感じることも多々あり、自分が何者なのかわからずさまよい続けていた。

AIKAさんに出会い、べつに何かの型にハマる必要もなく、自分らしく生きればいいということを沢山学んだ。

AIKAさんは、部落出身だったり、ヤクザの娘(現在は無関係)で壮絶な差別を経験されている。そしてLGBTQIA+当事者でもあることから、他人の痛みを理解する力を沢山持っている。

その経験を生かしたとても内容の濃いワークショップだった。

内容は詳しくは書かないが、差別を体験するものだった。普段、自分が発する言動にも差別的な発言があったかもしれないと、ヒヤリとすることもあった。

実際体験することで痛みを知る。話で聞くよりも何倍もわかりやすかった。

私自身は、撮影やVJの現場で
「は?女かよ?!」
と何度も言われた経験がある。
女で何が悪い~と悔しい思いをした。

自分の子供が小さい頃は、「障がいをもった子とは遊ばないで」「気持ち悪い子だから近寄りたくない」と言われる事が日常茶飯事だったがもう今は笑い話。

先日、東海林監督の「片袖の魚」のイベントに参加したときもトランス女性が攻撃されている事実を知り、またトランス女性を映画に採用することで監督も攻撃の対象になるかもしれないという忠告を受けたという事実を知り大変ショックだった。

それでも、「誰かがやらなければ」と、勇気を持って監督は立ち上がっていた。

片袖の魚は日本で初めてトランス女性を一般公募した映画↓

今回のワークショップも、知ってもらうためには誰かが立ち上がらなければ、と活動されている。

まだまだわからないことだらけで学ばなければならないことが沢山あった。

多様性やLGBTという言葉が珍しくなくなった今だけど、差別はなくならない。
自分に何か出来るわけではないけれど、知ることや自分自身をゆっくり振り返ることは大事だと思った。

素敵な経験をありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?