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風に乗り、空高く舞い上がる綿毛のように【成長の法則】

みなさんは成長することに喜びを感じますか?

そもそも、この記事を見て下さっているみなさんにとって、成長の定義とはなんでしょうか?


成長とは、簡単に言うならば考えの次元が上がっていくこと、ですよね。

考えの次元が上がり、行動の質も変化し、身の回りの変化を通して成長を実感する。

そして、多くの人は成長することに喜びを感じます。

自らが完璧な存在になる過程を、着実に一歩ずつ歩んでいる感覚。それが、嬉しい。


よく人は完璧になんてなれないと言ったりもするが、それはどうだろう。

まさしく自らの不完全さを認め、日々根気強く、完璧への道をひたすらに追い求め続ける姿。

それこそが、人として完璧な在り方の1つとも言えるのではないだろうか。


話を戻しますと、人は成長することに喜びを感じるし、誰もが成長することを願っている。

結局問題なのは、どうすれば成長できるのか、ということですよね。


結論から言うと、成長には法則があります。

同じ落とし穴に落ちている人同士がどれだけ話し合っても、その穴から出ることは出来ないように、成長も同じです。

その落とし穴の外からハシゴを下ろしてくれる人が必要なんです。

子どもにとって、そのような存在は親であり、

学生にとっては、先生など。

そのようにして人の考えの次元は成長していきます。


また、言い換えるならばそれ以外の方法で人が成長することはありません。

人は1人でも成長できるように思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、よく考えてみるとそれが困難なことであることが分かると思います。

必ず人は、誰かの考えに自らの考えを引き上げられています。

そして、そのような法則に照らし合わせて誰よりも早く成長する方法を考えるならば、簡単ですよね。

そうです。より高い次元の考えを持つ人に自分を引き上げて貰えばいいのです。


ただ、そのような高い次元の人に会うだけで必ず成長できるというわけではありません。

その際に注意しなければいけない点が1つ。

自らの考えの器を一旦空にして、その人の話を聞けるかどうか。

みなさんは高級なお茶を淹れる時であったり、料理をお皿に盛る時、洗っていないコップやお皿に盛りつけますか??

しないですよね。

せっかくの美味しいお茶、料理が本来もつ味がわからなくなるし、なにより味が変に混ざると美味しくないですよね。


これは、考えにおいても同じです。

まず大前提として、誰かの話を聞く時には自らの考えの器を洗い、固定概念を拭っておかなければならない。

そのように対話をして初めて、相手の考えを100%吸収することが出来る。

そしてこれは、年齢を重ねれば重ねるほど、考えが凝り固まり、難しくなります。

人は経験とともに、自分に自信を持つようになり、あまり若い人や自分より経験の浅い人の話を素直に聞けなくなります。

よい言い方をすればそれらは自信なのですが、残念ながら多くの人にとって、それは慢心となってしまっています。


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**綿毛のように、羽毛のようでありなさい。

そうしてこそ、吹く風に乗って、高く飛ぶ。**

軽い風船が高く上っていくように、

空けた考えが次元を上げて昇り、

より早く天に到達する。

“魅力的な人”の考えは軽いが、高く。

“あなたたち”の考えは重いが、低い。

**あなたたちは、人生をどうしてそんなにも難しく生きるのか。

軽くなりなさい。**
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私の恩師でもある、牧師先生から学んだ言葉です。

どこまでも成長したいのであれば、自分の考えを捨てる勇気を持つことだ。

相手の考えは相対性だ。

とも先生は言っていました。

つまり、同じ考え方でも、聞き手の考えの状態、位置、態度次第で、その価値には違いが生じるということです。

日常に転がっている様々なビジネスチャンス。

全員が同じ物事を見ているはずなのに。

掴める人と、そうでない人、何が違うのか。

考えの位置が違うのです。

目に見えるままに、自分の考えだけで見て判断し、誤解してしまう。

ほんとうに成長したいと願うのならば、全て物事の経緯まで考えるようにならなければいけない。

時に自分の重く低い考えを捨て、相手の考えを、その経緯と共に自らの心へと浸透させる。

その時にはじめて、軽くそして高い、考えの次元を手に入れることが叶う。

そして、高い次元の目的を、易しく成せるようにもなる。


そのように成長とは、易しくやってこそ、易しく成されるものなのである。



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