【留学】 小さい大学vs大きい大学
こんにちは!株式会社Fullcommissionでインターンシップをしている
齊藤來樂(Saito Kura)です。
今回は自分の経験の下、大きい大学と小さい大学のメリット・デメリット
を紹介していきます!
バックグランド
①University of Wisconsin Superior(ウィスコンシン州立大学スペリオル校)
2017年1月から正規留学をし、3年間在籍。(交換留学をした1年間を除く)
2020年12月に卒業予定。
International Business Major, Marketing Major(ビジネス学部、インターナショナルビジネス専攻・マーケティング専攻)
生徒数:約2,700人
広さ:120エーカー(東京ドーム10個分)
アーノルドシュワルツェネッガーの母校
②University of Oregon(オレゴン大学)
2018年9月から2019年6月までアメリカ国内で交換留学。
生徒数:約28,000人
広さ:280エーカー(東京ドーム25個分)
ナイキが誕生した場所
小さい大学:メリット
①少人数制の授業
先生との距離が近いため、自分のことを覚えてくれます。
また、授業でわからないことがあった時には、すぐに質問しに行くことが出来るので、授業のペースについていきやすいです。
ウィスコンシン州立大学では、10〜20人のクラスが平均です。
②家族のような友達
大学の規模が小さいと、ほとんどの生徒・先生と友達・知り合いになることが出来ます。
更に、寮生活をすると24時間同じ空間に住むことになるので、家族のように毎日会うこともあります。
毎日、決まった時間に友達で集まって勉強・会話していた時期もあります。その時に集まっていたメンバーは韓国人、ベトナム人、中国人、アメリカ人、ネパール人などで、国際交流・英語を伸ばす良い機会になりました。
時には、朝の4時まで会話が盛り上がることもありました(笑)
③チャンスが多い
留学生・日本人というマイノリティを活かして活躍することが出来たり、
クラブやサークルのリーダー役になりやすいです。
僕の場合、WSA(World Student Association)という多様な文化を地域に広める団体の副リーダー、兼プログラムディレクターとして、イベント企画に携わりました。
こちらはWSAで僕が制作したロゴ、ポスター、チケットです。
また、奨学金を貰いやすいというのは貴重な情報かもしれません。
僕が交換留学した、キャンパスの規模の大きいオレゴン大学では、
奨学金を貰っている友達はほとんどいませんでしたが、規模の小さい
ウィスコンシン州立大学では、ほとんどの友達が貰っています。
こちらはSchool of Business Scholar AwardやJunior Highest Achievement
などの、成績優秀賞や奨学金の授賞式での写真です。
④勉強に集中できる
小さい大学は比較的田舎にあるため、誘惑がなく、勉強に集中する環境が
あります。夏休みは3ヶ月あるので、OnとOffの切り替えをしたい人には
完璧な環境と言えると思います。
小さい大学:デメリット
①新しい出会いが少ない
家族のような友達が出来る環境があるが、新しい出会いで刺激を感じなくなってきます。
そのため、どんな新入生が入ってくるか楽しみにはなります(笑)
②楽しみが少ない
大きい大学に比べると、大学周辺の施設(遊び場や飲食店)が少なく、
休日に出かけるところがない。
ウィスコン州立大学スペリオル校は湖に接しているので、湖以外は
出かけるところはありません。そのため、出かける時は車で15分ほどかけて橋を渡って隣のミネソタ州の町に行きます。
③学歴が映えない
もちろん大学にもよりますが、他州や日本人が知らないような大学が多いです。学歴を気にする方には、慎重に選ぶ必要があります。
更に就職活動の時期になって、大きい大学と小さい大学の差を感じました。
大きい大学には日本から企業が訪問しに来たりしますが、小さい大学には
もちろん来ません。
また、コネクションが少ないので就職活動のための情報収集が難しいです。
(正規留学の場合)
大きい大学:メリット
①機会が多い
「機会」=「出会い」、「学び・経験」
・出会いが多いため、色んなバックグラウンドを持った人達から刺激を受けることが出来る。また、卒業生とのコネクションも作りやすい。
・専門性の高い研究が行われているため、様々な学部があります。
また学部に関連した学生団体が多いので、学び・経験を得る機会がたくさんあります。
僕がUniversity of Oregonにいた時には、Warsaw Sports Business Club
(スポーツビジネスクラブ)に所属して、ナイキ本社・アディダス北米オフィス、アンダーアーマー 北米デジタルオフィス・ポートランドトレイルブレイザーズのマーケティングオフィスなどに訪問することが出来ました。
②学校設備が充実している
学校設備は小さい大学と比較にならないほど綺麗で充実しています。
図書館は24時間利用可能、ジムにはバスケコートが5面・プール・筋トレ器具などあります。
大学の敷地面積も広く、端から端まで歩いて約25分かかります。
こちらの写真は、大学の試合用のコートです。
スクリーン下のOのマークがかっこいい〜
こちらは大学のアメリカンフットボールのフィールドです。
③楽しみが多い
オレゴン大学は学生団体のイベントやスポーツの試合が毎日のように
あります。どのイベントに参加して、どのイベントに不参加するかを
考えなければなりません(笑)
こちらは大学内でマーケットが開かれた時の写真です。
④就職活動に有利
もちろん志望業界などにも寄ると思いますが、大学に日本企業がセミナーや選考会を行いに来ているところがあるので就活が有利になります。
西海岸、東海岸にある大きい大学(有名大学)が多いようにみえます。
大きい大学:デメリット
①1クラスの人数が多い
僕が経験したクラスで一番人数が多かったのは約80人でした。
先生に質問することは難しいので、チューターの方に質問しに行った時が
ありました。授業のペースにどれだけついていけるかが大事になります。
②勉強に集中しづらい
キャンパス内には誘惑が沢山あります。自分をいかに勉強モードに
切り替えれるかが大事になります。OfとOffを常に頭に入れておく必要が
あります。
③学費が高い
大きい大学では奨学金が貰いづらいので、必然と学費の負担が大きくなります。決断前に奨学金を貰う方法をよく調べてみましょう。
まとめ
小さい大学
メリット:少人数制の授業、家族のような友達、チャンスが多い
デメリット:新しい出会いがない、楽しみが少ない、学歴が映えない
大きい大学
メリット:機会が多い、学校設備が充実している、楽しみが多い、就職活動に有利
デメリット:1クラスの人数が多い、勉強に集中しづらい、学費が高い
ここまで読んで頂きありがとうございました。
留学先を決める際に参考になれば嬉しいです。
コメント待ってます!:)