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【求人数第9位:経理に転職するにはどんなキャリアが必要?】

こんにちは。転職SOS人材業界の中の人です。

今日は転職市場に9番目に求人の多い経理ポジションから内定を勝ち取るためにはどんなキャリアが必要なのかについてです。

早速いきます!

※求人数のランキングは以下から見てください!

◇経理の求人ってってどれくらいあるのか。

どの会社にも必ずある経理部。果たして、どれくらい中途採用の求人があるのでしょうか。大手のdodaさんの求人で検索をするとなんと3059件も求人があります。

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リクナビネクストでみると1710件の求人があります。dodaさんのほうが多いのに驚きでした。。

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とはいえ、ものすごい数の求人ですね。。

さて、ではどういう人が内定を勝ち取るのかということの前に一言で経理といってもいろんなレベルがあるのでそのへんから説明しましょう。

◇経理ポジションの仕事内容

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dodaさんのサイトにあるように経理といっても

・経理(財務会計)

・財務

・管理会計

という風に分かれていますね。

※内部統制がここにあるのがちょっと違和感が個人的にはあるのでいったん内部統制は割愛します。

求人数としては経理(財務会計)が圧倒的で3246件のうち2616件となっています。ざっくり経理(財務会計)/財務/管理会計で何が違うかを説明しておきますね。

〇経理(財務会計):

・日次、週次、月次などの単位でお金の使った履歴、お金が入ってきた履歴を記録すること

・上場会社の場合は世の中に3か月ごとに事業をやっていった結果、利益が出たのか、赤字だったのかを公開する決算資料の作成

・非上場の場合も、上場企業と同じように3か月ごとに事業をやっていった結果、利益が出たのか、赤字だったのかの資料を作成しておきます。そしてそれをもとに銀行さんからお金を借りたりしていきます。

〇財務

・会社が事業運営をしていくために銀行からお金を借りたり、株を発行したりしてお金を調達してくる仕事

・立てた予算計画に基づいてその予算内で事業運営ができているのかどうかを管理する

〇管理会計

・上記の経理(財務会計)で説明したものとは別に社内の経営者向けに社内用の帳簿をつくる仕事

※経理(財務会計)は世の中に定められたルールに基づいて決算書をつくる必要があります。ただ、管理会計は社内のルールに基づいて決算書を作るというところに違いがあります。

ざっくりいうとこんな感じですね。

なので経理(財務会計)は事実ベースでお金の経路を追っていき、財務は計画通りに使われているのか、足らない部分を補填していき、管理会計はお金を今後どう使っていくのかを経営者と一緒に未来の数字を考えるというイメージかなと。

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経理(財務会計)は若手や中堅社員が行っていき、財務や管理会計は中堅社員からベテラン社員がやっているケースが多いというイメージです。

さて、では、それぞれの仕事においてどういう難易度があるのかを説明しておきます。

◇経理(財務会計)、財務、管理会計のそれぞれの仕事の難易度について

さきにいっておくと財務/管理会計はそもそも基本的にキャリアが豊富な中堅/ベテラン社員がやっているケースが多いため、社内のことが分かっている生え抜き社員ではできないという考え方をもっている会社が結構多いです。

上記にも貼り付けましたが、そういう考えもあって経理(財務会計)の求人が圧倒的に多いのも納得ですよね。

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〇経理(財務会計)の難易度

イメージとしては下記のような感じかなと思います。

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こういった形で経理の人はキャリアアップをしていくようなイメージです。

さて、では、経理の職に内定を勝ち取る人はどういうキャリアの方なのかを最後に説明しておきます。

◇経理職に転職する人のキャリア例

経理への転職でどういう人が転職をしているのかといっても募集している会社のやってほしい業務内容によってかわるので下記の図で説明しますね。

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青の部分をやってほしいという求人の転職例としてはけっこう幅広くあると思います。キャリアの例としては以下のような順番で多いかなと思いま

①事業会社の経理経験者

よくある転職理由例>

・規模が小さい会社で働いて、経理以外の雑務が多く、経理に集中したい

・会社の将来性が不安

・残業が多く就業環境を改善したい

②事業会社の経理部で事務アシスタント(一般職)として働いている人

よくある転職理由例>

・一般職ではなく、総合職としてしっかり経理としてのキャリアを積みたい

③会計事務所や税理士事務所でお仕事されている方

よくある転職理由例>

・公認会計士や税理士を目指していたが、資格取得をあきらめるまたは事業会社で経験を積みながら資格取得をしたい

・就業環境が悪く資格取得をするための勉強に費やす時間がない

④銀行の営業経験者

よくある転職理由例>

・地方銀行の将来性が不安で銀行での経験を活かして、事業会社の経理でキャリアを積みたい

⑤経理の経験などはないが、簿記の資格を保有している方

よくある転職理由例>

・学生時代に簿記の資格を取得したが、新卒入社した会社では営業をやらされていて、営業につかれたので簿記の資格を活かして経理として新たなキャリアを築きたい


緑の部分をやってほしいという求人の転職例は以下のようなキャリアかなと思います。

①事業会社での経理経験者

よくある転職理由例>

・会社の将来性が不安

・年功序列で上がつまっていて、仕事内容のキャリアアップ、出世が見込めない

・就業環境の改善

②会計事務所や税理士事務所でお仕事されている方

・公認会計士や税理士を目指していたが、資格取得をあきらめるまたは事業会社で経験を積みながら資格取得をしたい

・就業環境が悪く資格取得をするための勉強に費やす時間がない


オレンジ以上になると前提として、上場会社で経理をやっている人しかほぼ転職は難しいと思います。


さて、では、どういうキャリアをもっていると経理として転職市場価値が高いのでしょうか。

◇どういう人が転職市場価値として高いのか

では、どういう人が経理として転職の中で市場価値が高いのかというとこんな感じですね。

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+αの経験値としてキャリアを積んでいる人は年収1000万以上の転職も出会いによっては実現できるかなと思います!!

今日は以上です!!

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