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パーキンソン病の根本治療を目指して


パーキンソン病の症状、震えと固縮の改善は簡単に治療できるようになりました。
次の段階は根本から治せるかです。


1 パーキンソン病の症状改善


パーキンソン病の症状である 震顫や固縮と言った運動障害は、手のひら先生の高麗手指鍼療法で治療を行うと初回から効果を感じられます。
震えが治まり足がスムーズに出るようになることを意味します。

ただし鍼が痛いことはご承知おきください。

むかし患者さんが待合室で隣にいた患者さんが、急にブルブル震えだしたそうです。

「どうかされました」と聞くと「パーキンソン病です」と答えがあったそうです。
「どのくらい通われているのですか?」「1年通っています」と答えがあったそうです。

最近の私の治療では初回から効果が出ます。

10回前後で震えは治まると報告がありました。

2 隠れている病状


パーキンソン病には目に見える症状のほか、目に見えない脳神経が原因で起こる心臓の病気があります。

中脳黒質神経が障害を受けるので、心臓を動かす上位神経としての役目が果たせなくなり、心拍が乱れるのです。

この神経を修復して初めてパーキンソン病の根本治療と言えます。

3 鍼で神経は修復できるのか

東洋医学では脳と言う臓器自体が分からないものでした。

西洋医学の分析力を借りなければなりませんでした。

人間は何百万年、その前を入れれば何億年もの時間を経過して生きてきたわけです。

その中で防御するための免疫装置、修復するための装置を備えているはずであると思います。

最近自分自身の治療法と診断方法が進化したせいか、いくつかの疾患では何回治療すると完治することが分かるようになりました。

これらから考えると、的確なツボに的確な刺激量を与えることで、身体は反応し元に戻るようになると思えるようになりました。

人間の脳は自分の身体がどれくらいで治るかを知っていますし、正しい治療をすればみな同じような回数で治っていきます。

手術後に起きる腸の癒着治療は6回、坐骨神経痛治療は3回で痛みが少なくなり、6回で痛みの50パーセントが消え、10回前後でほとんど気にならなくなると言うようにです。

4 脳神経の再生は海馬で


脳神経は再生されないと思われていたそうですが、最近の知見では再生されているがその量が少ないので目立たないそうです。

海馬で生産された脳神経は、脳がトンネルを一時的に作りそこから神経細胞が運ばれるという事です。

最近の再生医療では何百万と言う単位での再生細胞を注入して、脳の再生を行っているようです。

5 中脳黒質神経細胞の修復は膵臓ホルモンに効果があるか

黒質のドーパミン排出細胞が修復するか否か研究は無いようですが、脳脊髄疾患の自然治癒に膵臓のホルモン様物質が働いている報告があります。
(大阪大学大学院医学系研究科村松里衣子准教授)

この成果を何とか取り入れることは出来ないかと、患者さんの同意を得て根本治療に取り入れました。

まとめ


パーキンソン病を発症する原因にストレスがあります。

人間思い悩むと膵臓(東洋医学で言う脾臓)を傷ります。

脾臓の持つ感情は「思い悩む」で、土の性質になります。その気が大きくなりすぎると水(腎臓)をせき止めることになります。

腎臓は神経と関係する臓器です。

脾の気を抑え、腎の気を助け 膵臓のツボを調整するというのが鍼治療によるパーキンソン病の根本治療になるでしょうか。

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。