青春という名のKPOP Vol.7 ~第4世代TOPを牽引してきたITZYは進化し続ける!【12/20/22記事更新】
「あえて何かになる必要はない。私はただの私の時が完ぺきだから」
ITZYの代表曲「WANNABE」の歌詞だ。
この曲のMV再生は4億5千万回を超え、世界中で大ヒットした。
私が最初にITZYを見たのは、昨年、MステにIZTYが初登場した時だ。
元IZONEのAKB48本田仁美との軽いトークをした後に、
WANNABEの日本語版のパフォーマンスを魅せてくれた。
それが私が最初にITZYを見たパフォーマンスだった。
流石にうまい!いい曲!というのは伝わったが、その後、デビュー曲からのMVを見てみたら、そのインパクトに度肝を抜かれた。
彼女達のカリスマ性と凄さはMVとライブに集約している。
更にMVを一気見することで彼女たちの類まれなるパフォーマンス性を存分に堪能できるのだ。
ITZYは5人組ガールズグループで、JYPエンターテインメント所属。公式ファンクラブ名は「MIDZY」。2019年2月12日にデビューした。
1stシングル『IT'z Different』のデビュータイトル曲「DALLA DALLA」のMVは、公開から18時間25分で1000万回再生、24時間で約1400万回再生を記録し、K-POPアイドルグループのデビュー曲の記録としては過去最速となる。
それではITZYのMVを伝説のデビュー曲から一気見でGO!
【2019年】
「DALLA DALLA」(MV視聴回数:3億319万/2019年2月11日-)
冒頭、エレベーターの扉が開いた時のリュジンのカリスマ性が凄い!
一度聴いたら忘れられないキャッチ―なサビ!
ラストまで一気に持ってかれる疾走感!
センセーショナルなデビューになるはずである。
7月29日には1stミニアルバム『IT'z ICY』(タイトル曲:ICY)をリリース。
「ICY」(MV視聴回数:2億4999万/2019年7月29日-)
ITZYの曲は冒頭から一気に引き込まれる。
N.Yの街並みとIZTYのエナジーが共鳴して、かっこいい!
やはりサビはキャッチ―で、歌詞は強気で聴いていると元気になる。
当時16歳のユナの完成されたビジュアルと表情管理に驚かされる。
この後、11月2日から翌年1月26日まで、初のショーケースツアーをアジア・アメリカの11都市で開催。
【2020年】
そして2020年3月9日、2ndミニアルバム『IT'z ME』(タイトル曲:WANNABE)をリリース。
「WANNABE」(MV視聴回数:4億5487万!/2020年3月9日)
MV視聴回数が凄まじく、4億5千万回超えという途轍もない数字を叩きだした、ITZYの大出世作なのだけど、可愛げのある日本語版より原曲バージョンの方が私は好きです。
ガールズクラッシュの象徴ともいえる楽曲で彼女たちの代表作となった。
私は私。というシンプルで力強いメッセージが世代を超えて、共感されたのかもしれない。
「あえて何かになる必要はない。私はただの私の時が完ぺきだから」
私も激しく共感した一人だ 笑
そして、ダンスブレイクのパワーと切れ味が抜群!
8月17日に3rdミニアルバム『Not Shy』をリリース。
「Not Shy」(MV視聴回数:1億9435万/2020年8月17日-)
西部劇な雰囲気にIZTYメンバーが良く似合う!
荒野を車で疾走する彼女たちから爽快感とエネルギーが迸る!
毎曲ごとにイェジの目の鋭さは魅惑的になっていく。
今まで気に留めなかったリアの歌唱力も印象に残った。
エンドクレジットではケーキを頬張るキュートな彼女たちがいい。
【2021年】
3月20日、ファンソング『Trust Me (MIDZY)』を公開。
ITZY "믿지 (MIDZY)" @ The First FAN PARTY LIVE with Global MIDZY
彼女たちがファンのために歌い上げたバラードで、美しく透明感のある歌声に癒される。
いつものパンチのある楽曲と違う彼女たちのリラックスしてナチュラルな魅力にも溢れてていい!
4月30日、4thミニアルバム『GUESS WHO』(タイトル曲:In the morning)をリリース
「In the morning」(MV視聴回数:2億2156万回/2021年4月30日-)
ITZYのMVの字幕は50カ国に及ぶ。
それだけ世界的にファンが多いということと、それだけ言葉(歌詞)に力があり、そのメッセージが国を超えて、共鳴しているファンが多い証だと思う。
いつも疾走感ある楽曲が多いが、この曲はスローテンポでじっくりと、彼女たちの大人っぽい魅惑的な表情とパフォーマンスを見せてくれる。
スローだからこそチェリョンのダンススキルとしなやかな動きに驚いた。
9月24日、1stアルバム『CRAZY IN LOVE』(タイトル曲:LOCO)をリリース。
「LOCO」ITZY(MV視聴回数:1億9386万回/2021年9月24日-)
この曲のMVではとにかく、イェジの切れ味ある目力にやられた。
彼女の鋭く切れ上がった猫目でギロリと見られると、ゾクっとする 笑
あと、2021年のタイトル2曲には男女の恋愛観が入ってきて、
今までの「私は私!」から「関係性の中の私」に変化しているのも面白い。
11月1日、日本オフィシャルファンクラブ「MIDZY JAPAN」を開設し、「WANNABE」日本語版のMVが公開された。
ITZY「WANNABE」日本語版(MV視聴回数:1334万回/2021年11月1日)
ピンクを基調にした背景に、ITZYメンバーのビジュアルが映える。
楽曲の良さは日本語バージョンも変わらず、聴いていて気分が上がる。
でも、メッセージは日本語でまんま言われるよりも、英語で言われた方(字幕見つつ)が不思議と心に残る 笑
12月18日、日本デビューオンラインショーケース「ITZY JAPAN DEBUT SHOWCASE "IT'z ITZY"」を開催。
ITZY JAPAN DEBUT SHOWCASE “IT’z ITZY” SPOT
オンラインで観ていたが、MCの古家さんとのやりとりに彼女たちの自然な魅力が伝わり、良かった。
12月22日、日本1stベストアルバム『IT'z ITZY』をリリースし、日本デビューした。
【2022年】
2022年3月23日に、4月6日にシングルリリースする初の日本オリジナル楽曲「Voltage」のMVが公開。
Voltage(MV視聴回数:1626万回/2022年3月23日-)
初の日本語オリジナル楽曲は、彼女たちの代名詞な力強いガールクラッシュな一曲。
楽曲のインパクトとしては今までのIZTYの楽曲に似た感じで、目新しさは感じなかった。
今まで日本ではTWICEを代表にキュート系の方が人気が高かったが、ITZYが日本で今後どのようなイメージでファンを魅了していくのかも楽しみ。
そして、7月15日、5thミニアルバム『CHECKMATE』(タイトル曲:SNEAKERS)をリリース。
SNEAKERS(MV視聴回数:8225万回/2022年7月15日-)
STUDIO CHOOMの美麗な映像のパフォーマンスも是非!
[BE ORIGINAL] ITZY'SNEAKERS' (4K)
カッコいい!この新曲の世界観は好きだ。
デビュー当初からのメッセージは変わらずとも、彼女たちのゴージャスさと大人びた雰囲気が成長を感じさせ、デビュー当初の「いけいけ感」の勢いから成熟した魅力に変化している。
ポップの曲調から流麗に盛り上がるサビのメロディもいい!
昨年からaespaの勢いに押されていた感のあるITZYだが、
やっぱり彼女たちは凄かった!と改めて思わせてくれた。
ITZYはaespaとは違う。ライバルと見なされても比べる必要はない。
彼女たちのリアルでパワフルな唯一無二の存在感がある。
これからも第4世代のTOPグループとして進化し続けてほしい。
久しぶりに週刊アイドルにも登場。
リラックスした彼女たちのトークが楽しい。
そして、これから初のワールドツアーが始まる。8月6日と7日にソウルから始まり、10月26日にロサンゼルス、29日にフェニックス、11月1日にダラス、3日にヒューストン、5日にアトランタ、7日にシカゴ、10日にボストン、13日にニューヨークまで、アメリカの8都市で公演を行う。
10月5日、日本2ndシングル『Blah Blah Blah』をリリース。
「Blah Blah Blah」(MV視聴回数:1102万回)
日本語曲でもITZYらしいパンチの効いたガールクラッシュ曲でいい!
イエジとリュジンの挑発的な表情にも引き込まれ、サビのメロディも印象的で繰り返し聴きたくなる楽曲だ。
10月21日、11月発売アルバムの先行公開英語シングル「Boys Like You」をリリース。
“Boys Like You” (MV視聴回数:1779万回)
ノリのいい英語曲で恋愛を歌いながら、BOYSに媚びず「自分たちは自分の道を往く」感がITZYらしく、パーティソング的な軽快な感じもいい!
11月30日、6thミニアルバム『CHESHIRE』をリリース。
“Cheshire” (MV視聴回数:6098万回)
マジックショーをモチーフにしている感じのセットで、彼女たちの様々な表情が見れて楽しい!でも楽曲のメロディとボーカル、そしてダンスパフォーマンスを取っても初期作に比べ、インパクトが足りず物足りなさを覚えた。
次回作に期待!
では、次にメンバー紹介をしよう。
【メンバー紹介】
イェジ/ 2000年5月26日(22歳)
リーダー
・2015年にJYPへ入所、練習生期間は約3年
・2017年に同事務所の先輩Stray Kidsのオーディション番組「Stray Kids」に出演
・2018年に2PMのジュノに推薦され、音楽バラエティ番組「THE FAN」に出演
リア/2000年7月21日(22歳)
・カナダへの留学経験があり、芸名のリアは自身の英名であるジュリアに由来する
・一度SMエンターテインメントへ入所するも親の反対もあり退所し、その後JYPへ入所
リュジン/2001年4月17日(21歳)
・GOT7のファンミーティングでJYPの社員にスカウトされて入所、練習生期間は約4年
・2017年にBTSのコンセプトフィルム「LOVE YOURSELF Highlight Reel ‘起承轉結’」に出演
・2017年に同事務所の先輩Stray Kidsのオーディション番組「Stray Kids」に出演
・2017年にオーディション番組「MIXNINE」に出演し、ガールズメンバーの中で1位を獲得
チェリョン/2001年6月5日(21歳)
・実姉はIZ*ONEの元メンバーのイ・チェヨン。
・14歳でJYPへ入所、練習生期間は約5年
・2015年にTWICEが誕生したオーディション番組「SIXTEEN」に出演
・2017年に同事務所の先輩Stray Kidsのオーディション番組「Stray Kids」に出演
ユナ/2003年12月9日(19歳)
・年末の歌謡祭でJYPの社員にスカウトされて入所、練習生期間は約3年
・2017年にBTSのコンセプトフィルム「LOVE YOURSELF Highlight Reel ‘起承轉結’」に出演
・2017年同事務所の先輩 Stray Kidsのオーディション番組「Stray Kids」に出演。
マンネ(最年少メンバー)であれながら大人びた可憐な美女として人気を博していたが、2022年12月に放送されたKBS歌謡祭のソロパフォーマンスで、ユナの「骨格ワンピース」とも呼ばれた抜群のスタイルとキュートな笑顔で話題を呼んだ。
U-Go-Girl - YUNA(ITZY) [2022 KBS Song Festival] | 221216
圧倒的なスタイルの良さに驚きを隠せない。そしてキュートさに振り切った表情管理に目を奪われる。ITZYのコンセプトとは別に’可愛さ’を存分に出したソロ活動に期待!
デビューした2019年と2020年のITZYの勢いは凄かった。
まさに第4世代無敵のNo.1であり、そのまま爆走すると思われた。
そこに2021年、aespaが大ブレイクし、2022年にはIVE,NewJeans,Lesserafimが一気にトップガールズグループに躍り出た。
今はITZYを含めた第4世代5強と言えるだろう。後にも勢いのある新人が控えている。
そんな中、IZTYは新たなITZYらしさを模索しているように思える。
メンバー一人一人は美しさも輝きも増していて、大人の女性に変化する中で、ぜひ、2023年は大ヒット曲を出して、ITZYが第4世代女王たる活躍を見せてほしい。
2023年2月に開催される来日コンサートも楽しみだ。
彼女たちのパフォーマンスは是非生で見たい!
その時までファイティン!
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