能登半島の大雨はまさにこれまで経験のない大雨だった
雨量の凄さの伝え方として、雨量の絶対値はそのリスクを直感的に理解しにくいところがあり、テレビでは月の平均降水量と比べられることが多いのですが、その意味するところは実はよくわかりません。私としては、この地域での過去の記録と比べることが一つのアプローチかなと考えています。実際、球磨川の水害など豪雨災害では、過去の記録より段違いに雨量の多い記録が出たときに大きな災害が発生しています。また、大雨の頻度の高い地域とそうでない地域では同じ雨量でも大雨災害リスクは大きく異なりますので、その