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トラブルメーカー二男、クレームについて

我が家に飾ってある二男作品。
好きですね、こういうの。
長男もそうだったけど。

長男と9歳差の二男。
生まれた日は、私の希望通りの日でした。
上の子の放課後まなび教室という、
地域ボランティアの人達が放課後児童を見てくれる無償サービスがあるのですが、
それに申し込むための条件に説明会参加があったので、
その日を避けて生まれてきてねと二男にはかねがね
お願いしてました。
お腹の中にいる頃はそりゃあ手足でお腹蹴ったりはあったけど、
私の希望を聞いてくれるほどお利口さんだったのに…汗

三人の中でも二男は一番はやく生まれました。
産院ついて、40分ほどでしたかね?

それがこの子、生まれつきものすごくカンの強い子で、泣き声がものすごく大きいのです。
上二人の時は泣き声でクレーム受けたことがありませんでしたが、
二男の泣き声は相当うるさかったのか、
あちこちでクレームをたくさん受けました。
はじめてクレーム受けたのが、二男一歳すぎ。
隣人から受けました。

まず、我が家は古家を壊して新築しました。
その解体作業後、我が家にクレームいれた家は自分の家の壁が我が家側に露になったことをきっかけに、
我が家の敷地ギリギリのところに窓をたくさん作りました。
住宅密集地なので。
耐震機能はどうなんだ?と思いながらも、
我が家も幼子抱える身で、迷惑かけるのだからと何も言いませんでした。

そんなこんなで、隣人は我が家のほうに窓をたくさん作り、毎日大音量でテレビを見て、日曜大工の騒音を何時間も毎日まきちらしていました。
でも我が家にとれば、幼子がいるからお互い様たしちょうどいい、ぐらいに思っていたのです。

もちろんものすごくうるさかったけど、
近所にクレームいれるなんてマナー違反だし、
言うもんじゃないと
母から教えられていたので、今まで私から
近所にクレームいれたことはありません。
お互い様だと思うから。
その母の教えは先生にクレームいれない、私のポリシーにも繋がっていきます。

先生にクレームいれないのは、子供を学校や保育園で
人質のようにとられていると私が感じているからです。

学校や保育園にいる子供達は
まだまだ未熟で、先生にクレームいうこともできない…だからかわりに親がクレームをいうのも分かるけど…

対応を受ける本人がクレームをいう場合は、
相手から表面上いい対応をしてもらえるかもしれないけど、
子供の場合はクレームいう人間と対応受ける人間は=イコールではないのです。

またクレーマーはあくまで表面上いい対応を受けるというだけで、
相手も人間なので、クレームいれた人間に
心からの対応を施すとは考えにくいと私は考えます。
いくら理論であーだこーだいったところで、相手は生身の人間です。
お世話してもらう立場、長い間同じ地域に住むことをわきまえ、私は先生にも近所にも
こちらからクレームをいれたことはありません。
しかし、相手側に明らかに悪意がある場合は、
私は攻撃し返します。
自分達家族を守るためです。
その私のギャップに、私を舐めてかかっていた人達はかなり驚くようで、
一度私が攻撃し返すと、嫌なことはなくなります笑
そんな感じで私は保育園や学校の先生とも人間関係を築いているので、
まわりのお母さん方の
この前先生に文句言ってきただの
腹立つから電話しただのという話を聞く度、
私の頭の中は???です。
ほんの時々私もは?という先生に当たりましたが、
クレームはいれませんでした。
でも結局担任外れたり、生徒達から嫌われたりして、
最終的には居づらそうになってることがほとんどです。
私が自ら動かなくても、モンスターの方たちが
われさきに動いてくださるのでね、今の時代。

いくら先生が悪くても、少々のことなら目をつぶり、それでもどうしても先生に伝えたいことがあるときは
クレームではなく、今こうこうこういう理由で困っているのですが、どうしたらいいですかという相談の形を
私は取ります。

この対応方法は本当に万能で、
私の気持ちを困っているという言い方で伝えられるし、
子供の問題も伝えられる、
そして先生はこちらに嫌な思いを持たないまま、
じゃあこうしましょうという改善案を教えてくれます。
そしてその先生の提案でうまくいったら、
必ず先生にお礼を伝えます。
このやり方で私はずっと育児していますが、
子供三人の担任の先生と仲悪かった記憶、
私は一度もありません。
むしろ問題児の三人に、よくもこれだけ
よくしてくださっていると感じることが多いです。

話は戻り、
二男の泣き声に対しある日、
「うるさい!」
と部屋から隣人が叫んだのです。
それから隣人が何度かそのように叫ぶことがあり、
私は当時、今と違って至って真面目だったので笑、
隣人の泣き声へのクレームを真に受けて
どうしようもないストレスをどんどん抱えていきました。

またある日二男をつれて、小さな神社を散歩していたら、
今度は神社のすぐ近くに住むおじいさんから、
ここはお詣りするところで、遊ぶところではないと注意を受けました。
二男のきゃっきゃっはしゃいでいた声が聞こえたのかな??
そのおじいさんは、神社で遊ぶ他の子供達も
注意するという噂を後から聞きました。
違う日にイオンでもまた、二男はうるさいとおじいさんに言われました。

現在四年生になった二男は、あちこちで
友達から私にクレーム言われるようになる、
トラブルメーカーです汗
まぁよくよく話聞くと、お互い様なんですけど。

これ読んでるお母さん方に言いたいのは、自分の子も他人の子も関係なく、


子供の話は話半分に聞いておくのが吉ということです。
自分は悪くない、相手はこんなことしたと自動的に嘘をつくのが健全な子供だと私は思います笑

自らをその瞬間正当化したいがためだけに
何の考えもなく、パッと嘘をつくので、
大人に話を詰められていくと、自分も悪かったことをいとも簡単に認めはじめます。
そしてすぐに仲直り。
でもその一瞬後にはまた喧嘩が始まる…この繰り返しです。

昭和の子供達って、みんなこんな感じでしたよね?
我が子を叱りながら、現在もこういう集団あるんだなーとちょっと安心している私がいます。

この経験があるかないかで、後々の人間関係に影響していくのではないかなぁと
私は考えています。
でも二男達は悪さしたり、迷惑もかけるので、
今時のお母さん方は自分の子供達を関わらせたくないと思うかもしれません。

問題児を育てるには、悪さや迷惑をかけることを避けては通れません。
もちろん方向性は間違ってはいるし、大人が何度も繰り返し正していく必要はあるけど、
自発性や自主性、好奇心、協調性、段取り力などを子供がストレス感じずに楽しみながら
身に付けられる要素があると思います。
心からこのように感じれるようになるには、
私もかなりの時間はかかりましたけど。
むしろ、このように考えられないと
問題児は育てられないんじゃないでしょうか。
普通には育てられませんよ、問題児なんだから。
親も問題母となるしかありません。

でも今はこのような喧嘩にならず、何の考えもない子供のその場しのぎの嘘つきに対して言い返せず、
自分の内側で抱えてしまうような子達が増えているようですね。
いじめや嫌がらせが巧妙になって、自作自演して、誰かを悪者にしたり…みんなにかまってほしいがために自作自演したり…
我が子達は三人とも精神的に幼いからか、
今までそのような問題に直接巻き込まれることはありませんでしたが、
子供やまわりからそんな子達がいるという話を
時々聞きます。

二男はやんちゃで調子乗りで、外遊び大好きの怖いもの知らずです。
二男のまわりも同じような感じ。
このような子供集団に、大人しい子達や精神的に大人っぽい子達は圧倒されたり、嫌われたりするかもしれません。
でもそれは、その大半の子達が
大人の世間体をよくすため、またはまわりに迷惑をかけてはいけないと
大人にとって都合のいい子という
枠にはめたがる大人達に
子供らしさを奪われた可能性があるということだと
私は推測します。
本来健全な大半な子供というのは、二男の所属する子供集団にいるような子達だったと思います。
長男は一人が好きで集団に所属しなかったし、長女は嫌われものだったので、
いれてもらえなかったけど笑←レアケース、でもこういう子達も問題ない、長男はともかく長女は嫌われる理由を考えて自ら変わらないとね!
昔から集団に入らない、もしくは入れない子達は一定数いたと思いますが、
今は子供集団自体が少なくなっています。

このような人間関係が他で再現できるとしたら、
家族内の兄弟喧嘩ですね。
上二人は二男のようなやんちゃな子供集団に所属していなかったけど、
毎日激しい兄弟喧嘩していました。
やはり兄弟多くて、外遊び大好きな子供は
身体的精神的ともに
たくましくなるだろうなぁ…

そして、子供の喧嘩は大体お互い様。
我が家は相手も悪いけどあんたも悪い、加減して喧嘩せなあかんで、いい加減学びやと
二男に話してます。
でも不思議なことに、二男はいじめられたり孤立したりしませんね。
今のところは。

昨日、学校に用事があっていったら、
二男の部活の顧問の先生と出会いました。
柔道してるんですけど、二男の友達はサッカーやらバスケしてる子達が多くて、 
二男も五年生になったら違う部活やりたいって言ってたんです。
でも担任の先生は、去年末の懇談で来年もぜひ柔道を、向いてるから、と言ってすすめてくれていました。
昨日顧問の先生からも直々に、素質あるから絶対続けてほしいと言われました。
部員同士の試合になると、それまでアホ丸出しの二男がすごい集中力発揮して
次々にいい技かけあったりしてるみたいです。
結構強いみたいです。
二男の話、本当だったんだなぁ…笑
いつも話を盛って大げさに話す二男の話は
話半分に聞いていました。
よく頑張ってるんや!嬉しいですね。

でも問題なのは…二男が
サボろうサボろうとしてしまうこと。
お腹痛い!休みたい!
とか言ってるらしく、先生から部活くるようによく言われてたみたいです笑
やる気になればすごい力発揮するけど、
やる気になるまでが長いという話をされていました。
先生も困ってるんだなぁ、さすが問題児の三人末っ子。

他人事だけど、問題児は放置するしかありません。
まわりが問題児にやる気になってもらおうと考えること自体、無駄です。
私も子供に言いたい時は小言も言いますが、
その目的は私が言いたいから言ってるだけで、
言ったところで子供が変わるなんて期待はしていません。
変わってくれたらラッキー位。

問題児は自ら感じて自ら動いているので、 
他人が決めた枠にはまれず、問題児なのです。

問題児はやりたければ勝手にやるし、やりたくなければ何言ったってやらないのです。
だから、私は私の人生を楽しむことに集中するほうがよっぽど親子関係は円満です。
文句言いたいときは言いますが、それは私のストレス解消のためで、
決して子供達に期待しているわけではありません。←非常識、でもこれ大事、我が子達はこんな非常識なことされた位でめげる器ではない

時々昨日みたいに学校で二男の頑張りを聞かせてもらって、
えーそんなに頑張ってたんだ、でもやっぱりやる気にムラがあるんだな位で
ちょうどいい。

問題児三人育てて思いますが、
問題児って大体十歳過ぎ位でその子の
才能とか好きなこととか興味あることに
出会うのかなと思います。
問題児は本来の人間らしい人種だと私は思っているので、
問題児の成長が人間の自然な成長なのかもしれないなと思います。
























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