へんてこ長女の幼稚園年長時代

へんてこ我が子達三人は、
今の時代に少ないタイプの性格で、

立ち直りがはやい
楽観的、前向き
できなくても気にしない
根拠ない自信がある
プライドは最低限
まわりの目は全く気にならない

のような特徴があります。
そのような子供達がどんな小学生時代を過ごしていたのか？
今日は長女についてのお話です。

長女幼稚園年長の頃

長女は幼稚園時代からおてんばで
長男が卒園した後も、男の子とばかり仲良くしていましたが、
時々私の知らないところで
勝手に他人にポケモンカードやお菓子をあげてかまってもらおうとすることがありました。
長女は当時口数が少なく、本当に大好きな長男には
いらないことをしてしまうあまのじゃくでした。
いつも嫌われてしまうので、他の方法を思い付いたのかなと思います。
長女は幼いところが多く、未熟なので、短絡的なだけだったのだと今なら言えます。
相談すると色んなことを心配してくれて、逆効果でしかないアドバイスしたいだけの人達、
受け売りの育児情報を披露してマウントとりたいだけの人達、
子供の表面上のことしか見ない人達の話は聞かなくていいです。
目の前の子供の様子と自分の直感、夫婦円満なら旦那さんの意見以外、ほとんど参考にはなりません。
問題児ならなおさら。
今までの多くの子供達のパターンに当てはまるわけがありません、問題児なんだから。
まぁ、それが難しいのもよく分かりますが。

卒園直前、仲良しだった男の子のお母さんから、
子供が園でいじめられ、先生にも相談したのに、あまり相手にされず、むしろひどい扱いを受けている、という話を聞きました。
私はそれは気の毒だと思って、
よく親身になって話を聞いていました。

そして卒園式後、録画したものを家族で見ていたとき、夫が即座に一言。
「⚪⚪君(お母さんいわくいじめられっこ)、他の子(お母さんいわくいじめっこ)にちょっかい出してやり返されてるの、ばっちりうつってるやん」

そう、真相はその子が先に相手にちょっかいをかけていて、
やり返されていただけだということでした。
お互い様なのです。
お母さんからしたら子供の話を信じたいということだったのだと思いますが、
健全な子供は何の気なしに、嘘をつくものだと私は思います。
この嘘についての話は、次回に詳しくします。
話は戻り、
だからお互い様だということで、先生も
お母さんの被害を受けているのはうちの子だけだという
話をまともに聞かなかったのだろうと分かりました。
そしてその後、風の噂ではその男の子は不登校となったようです。

私はシュタイナー幼稚園で、変なお母さん達をたくさん見て、
地域では評判がものすごくいい幼稚園に
なじめない自分にこそ問題があるのかもしれないと
ずっと複雑な思いをもっていました。
しかし年月が流れ、シュタイナー幼稚園出身の子達の不登校率が高いことがわかってきました。
そして、我が家は不登校に無縁です。
勉強しないし特に世間に自慢できるような
何かができるわけでもありませんが…

今時の大半のお母さんは優しくて、子供に寄り添って、仕事も家事も育児もバリバリにこなしています。
たいして、私は子育てで精一杯。
でも誇りをもって、育児しています。
お金だけが価値ではないと、私自身が心から思っているからです。
日本という国に生まれたからには、
日本のため、日本人の役にたつ子供達を育てることは
かけがいのないことだし、
それこそが私の使命だと本気で思っています。
日本国民の税金で、
私たちは様々な子育て支援や義務教育を受けさせてもらっています。
我が子達は世間様や社会にもたくさん迷惑をかけ、悪さもしてきました。
私達家族が日本にその恩返しができるとしたら、
子供達三人を自立した大人に育て、
勤労、納税、教育の義務を全うさせることです。
まぁ、もちろんどこまで日本のためになるかは、その子次第なのですが…
個人の能力があるからといって、海外で学んでたくさん稼ぐ、そのような人間は私は正直、いけすかないです。
日本人なのだから、一時期海外に出たとしても
最終的には日本のために、あるいは自分の生まれ故郷のために、
高い能力を使ってほしいと心から思います。
それが日本全体の発展に繋がるし、日本全体が豊かになると思うから。
でも現実は、エリートになればなるほど
地元を離れますね。
そして、地元に残るような人たちを下に見るような風潮があります。
日本はおかしいことだらけ。

この前、ある人と不登校親子について話しましたが、
エピソードは違いこそすれ、驚くほどお母さんの共通点がありました。
同一人物なのかと思うほど。
そして、そのお母さんの傾向はやはり、シュタイナー幼稚園で私が見た典型的なお母さんなのです。
著名人でこのようなことを話している人は多分、皆無だと思うんですが、
何かエビデンスがほしいなと思っているところです。
ちなみにその人も私も、今時のお母さん方とはなじめず。

あなたのまわりはいかがですか？
ある人と同一人物なのかと思うほどの
不登校親子について話した共通点
⚪お母さんは一見優しいし、善意に溢れている
⚪権利や主義主張についての意識が高い、モンスターペアレント
⚪子供は一発逆転したい、もしくは親がさせたがっている
⚪子供が親元から離れる機会があっても離れようとしない
⚪問題を先延ばしする傾向
⚪子供はいい子で素直、現実が見えていない、プライドだけ高い、特権意識がある
⚪表面上自由にさせているようで、過保護過干渉
⚪自由にさせてるといいながら、実質新しいことをはじめる、やめるの権限は親が持っている
⚪子供が親の意にそぐわないことを言うと、無表情になったり、機嫌があからさまに悪くなる