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Netflixで『首』観ましたー。(ネタバレなし)


はじめに

 Netflixで北野武監督『首』観ましたー。昨年観に行きたいと思っていたのですが、劇場内の予告が何かアウトレイジっぽい、、という印象を抱き、配信開始まで待つことにしました。映画公開からわずか7ヶ月後に鑑賞できる昨今の時世は凄いですね…。


個人的な評価

ストーリー  A
脚本     B+
構成・演出  A+
俳優     S
思想     A
音楽     A-
バランス   B+
総合     A-

S→人生に深く刻まれる満足
A→大変に感動した
B→よかった
C→個人的にイマイチ


内容のあらすじ

 内容的には、荒木村重の謀反が発生する1578年、つまり本能寺の変の4年前から映画は始まります。織田信長(加瀬亮さん)はやりたい放題の暴君で、息子である信忠や信雄は頼りにならないとして、家臣の中で一番功績を挙げた者に自分の死後跡を譲ると言い始めます。

 それを受けて、明智光秀、柴田勝家、羽柴秀吉、滝川一益、丹羽長秀ら家臣たちは出世争いに励みますが、実は信長は長男の信忠に宛てて『お前に後を継がせるから、俺の死んだあとは狡賢いハゲ(明智光秀)を討ち、猿(羽柴秀吉)は領土を餌に従わせて従わないようならさっさと斬り捨てるべし』という書状を送っていたのでした。


感想

 予想通り、バイオレンス&ホモ描写が多い映画となっていました。ときおり北野武監督特有のコメディ描写も入りますが、終始飽きることなく、ストーリーに集中して視聴することができました。
 鑑賞前は、『この作品は単にアウトレイジを戦国でやってるだけなのでは?』という疑念があったのですが、実際観てみたら北野監督の歴史観、信長像、秀吉像、光秀像、家康像を窺い知ることができました。
 たけしは戦国をこのように理解・解釈しているのね~という発見があり、楽しめました。

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