胸熱すぎる映画、「アルピニスト」レビュー!試写会へ行ってきました🏔
TwitterにてDMいただき、2022年7月8日公開予定の「アルピニスト」の試写会に参加してきました!
今まで見た映画の中で、1番と言っても過言ではないくらい最高の映画だったため、レビューを書こうと思います。ぜひ登山やクライミング好きの人、さらに自然の中で過ごすのが好きな人に見て欲しい映画です。
なぜ山に行くのか、とよく聞かれることがありますが、その答えがこの映画にはあると思いました。
見どころポイントを記載したので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
1.主人公が魅力的すぎる。純粋な山好きの姿に共感
主人公は、マーク・アンドレ・ルクレール。
1992年生まれで、私の1コ上。
彼は、一切SNSをしていなかった無名のクライマーだった。自分の功績を人へ伝えるということに興味はなく、ただただ自分が好きだから山に登る、その姿勢にとても共感を覚えた。
人は誰もが、何かを成し遂げたらその賞賛を欲しくなる。
ただ、彼にはそれがなくて、
好きだから山に登るし
好きだから挑戦する
好きだから上を目指す
それに対して、誰に何を思われても関係ない
そんな姿勢がとても素敵だと思った。
私たちは時々、他人からの賞賛を欲しいがために行動してしまうことがある。それゆえに自分が1番何をしたいのか、見失ってしまうことだってある。
純粋に自分の「好き」を極め、ブレることなく自分の道を進む彼の姿は
とてもカッコよくて、自分もこういう生き方をしたいって強く思った。
映画では、彼が自分らしく生きるまでの葛藤も描かれている。
クスリに流されそうになったり、学校に行かなくなったり、
そんな彼の弱さも感じられることで、より一層この主人公に共感を覚えた。
2.思わず息をのむ。大迫力のクライミングシーン
私は岩のクライミングはあんまりしたことないんですが、ちょっとした体験はやったことあるのと、氷壁は毎年登りにいくところがある。
だからこそ、彼が繰り広げるクライミングのスタイルがあまりに異常で、
ぶっ飛んでいて、常人ではマネできないことがわかる。
彼は、岩と氷壁と雪と、いろんな山の状態を
その場で見極め、道具を変えながら登っていく。
時には、アックスやアイゼンで岩を登ったりもする。
絶対理解はできないんだけど、自分もクライミングするときの感覚を思い出しながら、彼のスタイルを見ることで、その高揚感や恐怖、感動を一緒に感じることができた。
彼の異常なクライミングに感動するとともに、
この異常なシーンをカメラで撮影している人がいると思うともっと驚愕だ。
こことか特にやばい。笑
アックスで岩登り?左足は氷壁で、右足は宙ぶらん?
ええーどうなってんの!
と上映中は叫びたくなるポイントが満載。笑
3.とにかく恋人のブレットがかわいい
主人公のマーク・アンドレ・ルクレールは、2012年から、ブレット・ハリントンと付き合い始める。
この2人が素敵すぎて…。
ブレットが
「彼には物欲がないの。
2人ともただただ山に登りたいから、森に引っ越したの。」
と話すシーンが特に印象に残っている。
2人でテントに入りながら、談笑しているシーンがあるんだけど、
ひたすらにいいなあ….って。笑
マークのことを話すブレットが、とにかく可愛くてかわいくて、
世界のベストカップル賞を2人に渡したい。
もう一つ、印象に残っているシーンが、
マークが、単独で難ルートへ望む場面があるんだけど、
その山頂直下のテントの中で、
「山に来ると、君に会いたくなるんだ。
今すぐにでも帰って、君に会いにいきたいよ。」
とカメラに向かって話しかけているシーン。
わかる!わかるよマーク!
山に1人で登ると、好きな人とか大切な人のことを思うことが多くなるんだけど
こんなにすごい山を登っている人もそうなるんだと共感。
この映画は単なるクライミングや山の魅力とかだけでなくて、
愛についても考えさせてくれる映画。
まとめ
この映画を見たら、週末すぐに山へ行きたくなるし、フリークライミングやってみようかなって気になるし、とにかく胸の奥がジーンと熱くなります。
毎週見たいと思うほど、素敵な映画でした。
山好きでなくとも、自然の中で過ごすのが好きな人にも
共感する部分がたくさんある映画なのではと思います。
本当に人生で一番推したい映画です!
映画館でも観たいので、観に行きます!!
みなさんもぜひー!!
おまけ(てんのアイスクライミングシーン集)
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