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初めてのアフリカ、タンザニア、それも1人 ③ (セレンゲティ国立公園)

3日目 :  08:00 アルーシャ発
       オルドバイ渓谷、セレンゲティ国立公園

いよいよ今日から人生初のサファリに出発です。タンザニアと日本の時差は6時間。日本が6時間進んでいるので、夜9時に寝ても夜中の3時。旅の疲れもあって死んだように眠りました。あ~良く寝た、と思って起きてもまだ6時。長時間のフライトですが、初日にゆっくり出来、夜もぐっすり寝が足りているので目覚めは爽やかです。朝食を済ませ、フロントに行くと既に昨日のドライバーさん待っていました。時間に正確なところも好感度アップです。車はトヨタのランドクルーザー。スーツケースを詰め込み、いざ出発です ! 

ここに来る前は水はコンビニみたいなところで買っておかなきゃ、なので途中で両替をしなきゃ、と思っていましたがそんな心配はありませんでした。水は沢山車に積んであります。夜のアルコール以外の飲み物は全てオールインクルーシブです。初めてだったので、両替所で3000円程度両替しましたが、基本US$が使えるので両替は不要でした。

道中の景色はこんな感じです。なんて長閑なんでしょう ! 

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子供たちの遊んでいる姿も見えます。こちらの子供たちは貧しい子が多いけど、太陽の下で遊びまわっていて、スマホでゲームをしている日本の子供たちとどっちが幸せなのかな? とふと思ってしまいました。

ドライバーさんから「何が見たい?」と聞かれ、「キリン、シマウマ、ゾウ、ライオン・・」見れるのかな? と不安と期待に胸を膨らませて答えます。「見れるよ」と一言。人生で野生のシマウマもキリンも見たことがありません。野生のシマウマとかキリンってどんな感じなんだろう? そんな簡単に見れるのかしら??

しばらく車を走らせるとンゴロンゴロ自然保護区の入り口に到着しました。

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今までは舗装されていた道でしたが、ここからは違います。すぐに持ってきた酔い止めを飲みました。サファリでは、必ず持って行った方がいい必需品があります。その中の一つが酔い止め。サファリの道中は半端なく揺れます。座席に立って天井から外を見ていることが多いのですが、揺れる、揺れる ! 掴まっていてもカメラや身体を思いっきりぶつけるので、気を付けていないと怪我をします。そういう意味でも老後にゆっくり行く場所ではなく、早めに行かれることをお勧めします。車に乗っているだけとは言え、それほど優雅なものではありません。揺られに揺られ、砂埃と風で顔も髪もぐちゃぐちゃ、ごわごわになります。毎日のシャンプーは必須です ! もう一つ必ず必要なものがサングラス。赤道直下にあるので紫外線が強いです。それに埃除けにもなります。あと持って行って良かったのがのど飴。乾燥しているのでのどがやたらと乾きます。ドライバーさんにもあげて喜ばれました。沢山持って行くことをお勧めします。

展望台に着きました。ンゴロンゴロ・クレーターが一望できます。よく「ダーウィンが来た」で紹介されていますね。ここらか見るととても動物が沢山いるようには見えないけど、そんなに沢山いるのかしら? 

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ここからセレンゲティまで長い長いドライブです。道中の景色も綺麗です。これは3月の写真ですが、5月頃行くと一面黄色の花で覆われます。(下の写真)

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途中いくつものマサイビレッジがあります。マサイ族も沢山見かけます。今回はマサイビレッジには寄りませんでした。ドライバーさんがマサイ族の説明をしてくれます。一夫多妻制だそうです。主食は牛乳と牛の生血。たまに肉を食べますが野菜、果物は一切とらない、にもかかわらず健康で長生きするそうです。理由を聞くと、天然のものしか食べていないからだと言います。お気に入りの曲を入れたipod?をマサイ族に盗まれたことをすごく根に持っているようでした。(笑) マサイ族なのに、なぜかスマホで話したりしています。いつも鮮やかな色のマサイブランケットを身につけていますが、彼らが作ったものではないそうです。

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「シマウマ」「えっ、本当? 」最初に会った野生動物はシマウマでした。本当にシマウマだ。可愛い~ ! 

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牛が横切ったり、道中こんな景色が続きます。

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あっ、キリンがいました。こんな近くで見れるなんて!沢山います。ここで見られるのはマサイキリンです。体にある斑紋が不規則な星型になっているのが特徴です。体が大きく、大きい雄では6m程になり、雌はひと回りほど小さくて4.8m程になるそうです。

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オルドヴァイ(Olduvai)渓谷です。ここでは多くの化石人骨や石器が見つかっているそうです。

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ここからはこのような砂利道が永遠に続きます。舗装されていない道を長距離走るドライバーさんは本当に大変だと思います。

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休憩所に着きました。暑いので鳥たちが水遊びをして楽しんでいます。ツキノワテリムクというきれいな鳥ですが、こちらでは雀のように沢山います。ちなみに休憩所のトイレは水洗できれいです。

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セレンゲティ国立公園の入り口です。セレンゲティはスワヒリ語で「果てしない平原」という意味だそうです。文字通りの果てしない平原が広がります。

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カメ(Leopard Tortoise)が居ました!走りながら良く見つけると思います。そのお陰でひかれずに済むのかもしれませんね。

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逆光ですが、ハーテビーストです。

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遠くに見える黒い点はゾウです !

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丁度いいタイミングで前を横切ってくれました ! 夢中で写真を撮りましたが、本当はカメラ越しではなく、生で見たかったです。ガイドさんはこの時間にゾウがここを通ることを知っていたようです。感謝 !

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お昼寝中のハイエナ。なんとも愛らしい。

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夕刻になってきたのでロッジに向かいます。

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セレンゲティ セレナ サファリ ロッジ ロッジはセレナです。

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今晩もキリマンジャロビール。今日一日の幸せを噛みしめながら頂きます。一人でも全く寂しくありません。道中はドライバーさんと一緒だし、ロッジではスタッフがいつも優しく声をかけてくれます。行く前は誰かにドアをノックされたらどうしよう? などと心配ばかりしていましたが、そんなことを考える間もまく、今日一日の写真を眺めながら、シャワーを浴びて、また死んだように寝てしまいました。

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続く・・。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。翌日以降も驚くような発見と出会いがあります。今後タンザニアに旅行に行かれる方の参考にしていただければと思います。


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