『ティル・デス』見た直後の雑記
新宿バルト9でミーガン・フォックス主演のサスペンス映画『ティル・デス』を見てきた。
都心から離れた凍った湖畔のコテージで繰り広げられるシチュエーションスリラー。その背景に結婚10年目の主人公エマと夫マークの倦怠期夫婦がマークが食事→プレゼント→サプライズという感じで夫婦の再起……かと思いきやからの突如の惨劇&シチュエーションスリラー。
その夫の背景や妻の不倫相手のトムとの件や、少し前にあったエマ周辺のトラブルなど、ストーリーのバックボーンは良くできているし、マークやくの役のオーエン・マッケンも陰がある感じがよく出ている好演。
展開はややオーソドックスで読める。『ハリーの災難』や『めまい』などヒッチコックの影響・オマージュも教科書通り。しかしながら、終盤の寒そうなハラハラドキドキクライマックスはなかなか。けど、いくらなんでも寒すぎるし、凍死か凍傷になりそうな終盤の展開はリアリティに欠ける。
まあ、プラマイゼロからプラス1ぐらいの佳作サスペンスかな。
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