LA日記8日目〜ウエストハリウッド散策

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16歳のリクエストはヴィンテージショップ巡り。ダウンタウンの徒歩圏内にはなかなかヴィンテージショップがなさそうで、調べてみたらどうやらウエストハリウッド地区にたくさんあるみたい。息子は昨日よりずいぶん具合が良くなったというので、行ってみる。

ダウンタウンから車で20分くらい、近いんだなあ。ロサンゼルスは車が必須という意味がだんだんわかってきた。一箇所におもしろい店が密集している感じでなく、各エリアにポツポツある感じ？だからお目当ての店に行こうと思ったら車でひょいひょい移動してまわるというのが効率的なのかも？

あと、電車やバスが治安悪すぎて気軽に使えないみたい。ダウンタウンの地下鉄のディストピア化の様子はyoutubeにたくさんあがっている。

うーむ。なかなか1週間ではまだまだロサンゼルスに何が起こっているのか全貌が見えてこないけれど、ダウンタウンの繁華街の閉店ラッシュと治安悪化はどうやら本当に深刻化しているようだ。地元紙は「ドラッグ使用や犯罪で路上の環境が崩壊していることが店舗を閉鎖に追い込んだ」と報じているようです。

でも、本当にダウンタウンのあの街の凄まじい荒れ具合は「崩壊」「終わった」という表現がぴったりだ。昨日なんて歩道に服とか下着とか持ち物らしきもの全部ぶち散らかして半裸になってぶつぶつ喋ってる女の人がいた。そんな狂気の沙汰の横を買い物客らしき人々が普通に歩いている光景が恐ろしかった。え？これ慣れるんか？って。

メルローズアベニューは先日フリーマーケットに来たエリアだけど、すごく雰囲気がよい。確かにヴィンテージショップがたくさんある。ひとつの店が大きいのでじっくり見応えあり楽しい。

そして、値段設定が安い気がする。フリーマーケットやダウンタウンでは好きな感じの服がだいたい＄40だったけど、ここでは＄20くらいの印象。こっちが地元価格で＄40は観光客プライスなのかも？

昨日のトイレがない問題で学んだので、早めにトイレ目当てにカフェレストランに入る。テーブルのQRコードで注文会計全て済ますスタイル。街にはデリバリーロボットが1人で(?)ウィーンって歩いていたし、IT化が進んでる印象。あのデリバリーロボットはどんな仕組みなんだろう？小さい箱型ロボットで、なんだかかわいかった。

宅配ロボットこんなの！画像はネットからおかりしました。

風邪予防にジンジャーショットを試してみる。ぐいっと一気飲み。レモンも入っていてすごく美味しい！

巨大ボウルに入ったヴィーガンのカリフラワースープもとっても美味しかった。地味な見た目のレストランだったけどローカルの家族連れで賑わっていたし、きっと人気店なのだろう。味で頷ける。　

しかし、アメリカは思ったよりずっと美味しい！フード業界に活気を感じるなあ。道ゆく人もスリムだし？思い描いていた巨漢のアメリカ人をまだ見たことがないぞ？場所にもよるのかもだけど、イギリスの方がずっと肥満化しているかも…。

大型ヴィンテージショップを3店みて、まだ体調が完全復帰でない息子が疲れたということで帰ることに。私も鼻水が出始めて、「あぁ、こりゃ風邪がうつったなぁ」と。

明日からアパートメントをチェックアウトして移動だ。ゆっくり体を休めて後半の旅に備えよう。

本日の戦利品は特になし。前から食べてみたかったアサイーボウルをテイクアウトして帰路に。(めちゃくちゃ美味しくてさっそくハマってます)