自伝(6)
自由な生活はとてもわたしの性に合っていて、仕事をしながら東京で大きく深呼吸をした。家でデザインの仕事をして、それ以外はとにかくよく人に会っていた。人に会っては色々な面白い情報を聞き、夜はイベントに遊びに行ったり自分でも歌って踊る(?!)イベントを主催したりしたこともあった。デザイン事務所で同僚だったゲイの友人といつも一緒に行動するようになり、彼に連れて行ってもらい新宿2丁目のマイノリティが集まる場にも足繁く通うようになり、枠のない場所で自分は息をできることに気がつき始めていた。
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「自伝」わたしがわたしにかえるまでのイギリス光景 🚩
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わたしもあなたも絶え間なく変わっていき、永遠に変わらない場所へとかえっていく。 死を迎える時に「あぁ精一杯生き抜いてよかった!」といえる…
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