南北のコンビニのちがい
結論:北海道のコンビニといえば、セイコーマート。沖縄のコンビニはファミリーマートが一番多い。
全国のコンビニ分布のマップ
47都道府県それぞれ、一番店舗の多いコンビニを見ても特色があります。日本全国で見ると、セブンイレブン、ファミリーマート、LAWSONの順にコンビニが多いです。地域別で見ると、東北南部、関東甲信越地方、九州北部はセブンイレブン、甲信越地方を除く中部地方はファミリーマート(東海地方でサークルKサンクスが多かった影響が考えられます。)、東北北部、山陰地方、四国地方はLAWSONが占めています。
北海道のコンビニといえば、セコマ
北海道のコンビニといえばセイコーマート。名前の由来は、「成功するマート」で、お店への成功の願いが込められています。通称セコマと呼ばれています。
1971年に開業北海道内に1090店舗(2023年11月時点)あるコンビニ。北海道民の99%をカバーしています。離島、小さな町でも出店し、北海道のインフラを支えています。関東にも数店舗あります。
できたての料理が食べられるホットシェフ
ホットシェフではできたての料理が食べられます。フライドチキン、フライドポテトなどのお惣菜からお弁当まで、店内で手作りされ、温かい状態で食べられます。1994年、十勝地方にある足寄町の足寄店が発祥です。
2023年5月現在、ホットシェフのあるセイコーマートは約900店舗にあります。
今回は、豚肉のジンギスカン風焼きうどん、フライドチキンを食べました。ジンギスカンうどんは、豚肉の食べごたえがあり、甘辛のタレが、やわらかめのうどんに絡まり、美味しいです。
フライドチキンは、あっさりですが、濃いめの味つけですすみます。
オリジナル商品も勢ぞろい
北海道産の食材を使ったオリジナル商品も魅力があります。1995年のアイスクリームから始まりました。
山わさび(西洋わさび)のインスタントラーメンは、物産展でも販売されています。
ワインの種類が豊富
コンビニとしては、販売されているワインの種類が多いです。世界各国から輸入し、80ヶ国のワインを買うことができます。500円で楽しめるため、お得です。
沖縄のコンビニはファミマが一番多い
沖縄のコンビニは、ファミリーマートが一番多いです。沖縄のファミリーマートは地域に密着しており、沖縄県限定の商品が多いです。ローソンが2番。セブンイレブンは2021年に進出したばかりで3番手。大手コンビニ3社の中で一番、ファミリーマートが沖縄県限定の商品に力を入れています。沖縄そばのコンパクトサイズ、朝そば、ポークランチョミートと玉子焼を合わせたおにぎり、ポークおにぎり、中味汁も販売されていました。
コンビニは、町のインフラという役割だけではなく、観光地にもなりうることが分かりました。
参考文献
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