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喫茶店のすごし方を最適化してみた

結論:「思考が深まる異空間へ変わった。」


「喫茶店でくつろぐ。」

これが休日の楽しみであり、ルーティンです。そんな喫茶店好きな私が手に取って思わず共感した本が「15分あれば喫茶店に入りなさい」。喫茶店の過ごし方から選び方まで深堀りした一冊です。節々にあふれている本音の部分に人間味があふれて面白いです。

今回は、今までの喫茶店のルーティン、魅力について語りつつ、「15分あれば喫茶店に入りなさい」を読んで、新しいルーティンを試しました。喫茶店の魅力や過去のルーティンも語ります。

今回のお話は、喫茶店が満席にならないことが前提です。

本を読んで共感できる部分

異空間が集中できる。

家でnoteを執筆していると、びっくりするほど集中できません。締切が遠いほど、顕著に表れます。気づいたら1時間経っていたこともあります。

喫茶店に入った時から日常が切り離されます。五感を研ぎ澄ませて体験しつつ、喫茶店で執筆していると、1時間かかっている作業が15分で終わってしまいます。生産性の向上のために、喫茶店を利用します。

ほどほどの雑音+コーヒーで眠気がこない

図書館でも、本を探して席を借りて感じたこと、調べことについてメモを取ります。しかし、静かすぎて寝そうになり、意外と集中できません。
一方、喫茶店の場合、生きた空間。絶妙な雑音が広がります。人々の会話が飛び交い、アイデアとして活用します。さらに、コーヒーの味が、眠気を覚ませます。

喫茶店は空間にお金を払っている

コーヒーを通じて体験にお金を払っている

お店の雰囲気をお金を払う理由は、体験です。コーヒーを通じて、お店の雰囲気を味わったり、人々の交流からあふれる会話など日常の一面をより鮮明に切り取っています。体験を通じてアイデアが沸いていきます。それをメモすることも習慣です。

五感を研ぎ澄ます

体験は注文から始まります。産地、品種によるコーヒーの香り、味が異なり、浅煎りでそれぞれ香り、味の違いを比較する楽しみもあります。時には、コーヒーだけではなく、喫茶店こだわりのスイーツもいただきます。

ジャズ、洋楽などで癒されたり、人々の会話に耳を傾けることでアイデアが誕生することもあります。空間の雰囲気は、いいなと思った器などインテリアは部屋に取り入れたくなります。自然体でありつつ、五感を研ぎ澄ませてゆったりとくつろぎたい空間です。

喫茶店の選び方

基本的には、個人店を選びます。喫茶店は、体験だと思っています。それぞれのお店の世界観を体験したいから。チェーン店ほど常に混まないから。焙煎の深さ、コーヒー豆の産地の選べるお店は、よりうれしいです。

北海道札幌市にある宮越屋珈琲、茨城県にあるサザコーヒーなど、営業している地域が限られているローカルチェーン店は行きます。地方発祥のチェーン店も好きで行きます。

全国チェーン店は、いつでも行けると思ってしまうこと、混雑していて長居しにくいため、あまり利用しません。待ち合わせでやることのないときに、利用します。


宮越屋珈琲 アイスコーヒー
サザコーヒー 将軍珈琲

喫茶店に行くベストタイミング

ランチをとった後を狙います。12時台がベスト。

ランチをとった直後は、特に眠くなりやすいからです。特に炭水化物を摂りすぎると、消化によって血糖値が不安定になり、眠気が強くなります。

コーヒーに含まれるカフェイン眠気が覚める気がします。昼食後、カフェインによって眠くなる身体を覚醒させます。眠気の強い時間帯に飲むことがベストです。

朝のコーヒーはコルチゾールの分泌を妨げるという研究があります。コルチゾールは、身体が自然と目を覚まさせます。しかし、カフェインにより無理やり身体を起こすようになると、コルチゾールは自分が要らないと思って分泌しなくなります。そうすると、カフェインなしでは起きることのできない身体になる恐れがあります。

一方、夕方以降にコーヒーを飲んでしまうと、夜遅くまでカフェインが分解されず、ぐっすりと眠れなくなります。カフェインの濃度が半分になるまで分解にかかる時間は、6時間と言われています。寝る6時間前には、コーヒーを控えることが望ましいです。

ちょうど食事の時間は、行くお店が分散されるため、比較的空いています。集中して深く考えて、noteのネタ作りを進めるときは、30分は必要。空いている時間帯を狙います。

喫茶店に行く準備

前日はしっかり寝る

コンディションを整える。睡魔や体調不良は作業をする上でジャマになります。体調によって深く集中して物事を考えられるかが決まると行っても過言ではありません。毎日7時間以上睡眠をとります。

ショートスリーパーという生まれつき、短時間睡眠でパフォーマンスを発揮できる方以外は、7時間以上の睡眠を勧めます。寝不足は、お酒を一切飲んでないのに酔った感覚に陥り、集中できず、考えも浅くなる傾向にあります。考えても何もアイデアが出てこないことが多いです。

読んでから変わった習慣 

デジタル→アナログ

noteは、タブレットのメモ機能を使って執筆しています。理由は、オフライン状態にすることにより、バッテリーの消耗を抑えるため。書き上げてからnoteにコピペして、写真の追加やタイトルを編集して投稿。「頭に浮かんだことを、キーボードで入力して文章に起こしていく。」これが、今までのスタイルでした。

本を読んでから、メモ帳(手帳)とペンだけ机に置く。テーマだけ決めて一番上に書いておきます。白いキャンバスに適当に短文を書き、丸で囲む。関係性を矢印で結んでみて、図を書く。

アナログのいいところは、一目で全体が見えることだと感じました。自分の脳内を地図のように書き起こせ、完成したものを議事録のように箇条書きする。人に公開するものではないので、自分が分かればいいです。再現できるレベルまで落とし込めばよりよいです。

やりたいことを詰め込む→やることを絞る

かつては、喫茶店が集中できる空間にいることが、貴重な時間と感じたため、やりたいことを詰め込もうとしました。しかし、実際は、マルチタスクにより作業が頻繁に切り替わり、作業効率が落ちていました。

本を読んでから、事前にやることを決めて、一つの作業のみに絞りました。最低限の資料、本しか持ち込みません。

本書にあるように骨組みの完成までに絞りました。作業を絞ることにより、深く考えることができました。本に出会う前より、はかどります。普段より納得のいくクオリティにもなることが増えました。

読んでから取り入れた習慣

調べごとをやめる

調べごとを途中に挟むことにより、集中している作業が止まります。中断してから復帰するまでに時間がかかります。

また、調べごとをしていくうちに、ハマりだし、やりたいことが進まなくなります。調べたいことが出てきた場合は、メモしておく。移動時間中などで、まとめて調べる。

モノが少ないほど本当に必要なことが見え、はかどります。


今回は、喫茶店の過ごし方について、語りつつ、本を読んで改善させました。皆さんは、喫茶店に関するエピソード、オススメの喫茶店(場所は不問)はございますか?あれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。

「15分あれば喫茶店に入りなさい」には、他にも、移動中、日常を喫茶店化する方法について書かれていました。いかに集中してタスクをこなすかが書かれています。

参考文献

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