「本当に好きなもの・こと」って何
好きなことをしたいけど、分からない。そんな人は多いと思います。
しかし、そもそも人は今自分が一番好き、ましだと思うことを常に選んで生活しています。
例えば僕なら、本を読んで文章を書くのが好きなのでいまこの記事を書いています。
この記事を読んでくださっている方がいれば、SNSで文章を読むのが好きといった風にです。
もっと言うと、自分の周りのものを見まわした時に置いているものはあなたが欲しいから買ったもののはずです。
いくつもの選択肢がある中で、今あなたは一番好きなものだけ選んでここにいます。
好きなものがない人はいません。そうだと認識していないだけだと本書には書かれています。
では「本当に好きなもの」とは何なのでしょうか。
私を例にすると、私は小中高と野球をし続けていました。中学に入る時、高校に入る時、野球をやめるタイミングはありましたが結局続けていました。
それは、野球を続けたほうが両親や周りの人が喜んでくれると思ったからです。損得勘定で決めてしまっていました。そして野球を好きだと思い込ませていました。その結果、高校を卒業してからは真剣な野球は一度もすることはありません。
もちろん野球を経て学んだこともたくさんありますし、全く後悔はしていません。ただ、周りと競い合って野球をすることが好きではありませんでした。遊びの野球は好きですし、野球を見るのも大好きですが。
状況や立場が変われば、「本当に好き」はころりと変わってしまいます。「本当に好き」の「本当」には実はコロコロ変わるくらいあやふやなものもあるのです。
しかし、状況や立場が変わっても変わらない「好き」もあります。
やっぱり~が好き。
この「やっぱり」がつく「好き」には「損得」や「正しいか間違っているか」の理由はつきません。
心屋さんが言うには、「本当に」好きなものには理由がない。理由はないけどやっぱり好き。これが本当に好きなものだということです。
人は「本当に」好きなもののことを考えるとわくわくしたり、テンションがあがったり満たされたりします。それには理由がありません。なぜかは分かりません。それが「本当に」好きなものです。
今回の参考文献はこちら→好きなことだけして生きていく
心理カウンセラーの心屋仁之介さんが書いた本で、シンプルにお勧めです
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