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ウェアラブルで睡眠のタイプ検証をしてみました

こんにちはテックドクターの湊です
社内でfitbitを使って睡眠に関しての検証を行ってみました。


■睡眠って

睡眠でよく寝たとか最近寝付けないなぁとか・・・ありますよね。

ウェアラブルデータで見てみるとどのようにに見えるか? ということを社内メンバーで検証してみました。

ので、その内容から、実際に今のウェアラブルでどこまで見えるのか知って頂けたらと思います。

テックドクターは、ウェラブルやIoTデバイスから脈拍や睡眠の細かいデータを取得し解析することを得意としています。

■社内5名でより詳しく出してみた

今回社内でデータ分析することに同意をしてもらって(私も含めて)5名の方の睡眠の状態を解析しました、

■まずわかったこと

私の睡眠は、

ばらつきが多く、睡眠の効率が悪いことがわかりました。
ただし、寝付きは良い。でも、運動があまり睡眠に良い影響与えていない。

ということがわかりました。

■睡眠の思い込み

一般的には「早めに寝れば方が良い」と思っている人が多いのではないでしょうか?
でも、今回fitbitを使って、詳しく睡眠を見てみると、あまり早く寝すぎても結果的に質の高い睡眠が取れてないケースがあるということがわかりました。

■やったこと

対象:5名 利用端末:fitbit Sense  期間:約2週間                解析対象データ:寝付くまでの時間、深い睡眠に入るまでの時間、入眠タイミングのばらつき 睡眠時間のばらつき、深い睡眠時間の割合などを比較しクラスターに分けるなどを行う


また1日を通して心拍数も解析をして心拍数が速くなったり遅くなったりする状況が1日の中でどのタイミングにそれぞれの人が来ているか、などを分析をしてみました。

■クラスターにわけるとこんな感じでした
- Cluster1: 長時間睡眠、中途覚醒型
- Cluster2: 長時間睡眠、入眠困難、低効率型
- Cluster3: 中途覚醒、低効率型
- Cluster4: 高効率、熟睡型(理想)
- Cluster5: 短時間睡眠、高効率、熟睡型(睡眠不足?)
 手法:主成分分析

睡眠3Dプロット
画像2

■個人の状況

私自身の睡眠状況を表示すると、下記のレーダーチャートのようになるのですが、オレンジ色が全体平均なので、duration(睡眠の継続性)が低く quality(睡眠の質)が高く Rhytym(ばらつき)が平均的でした。

自分睡眠

■全員を比較すると

ここでは詳細を掛けないのですが、全員をそれぞれ、どんな睡眠パターンなのか、2週間の中で、どの割合が多かったかをグラフで表すと下記のようになります。円グラフ一つ一つが一人の人です。自分がどういう特徴かも見えてきて興味深いです。

スクリーンショット 睡眠タイプ


■まとめ

今回、社内でわいわいやりながらデータを見てみて、なんかお互いのことを知って、楽しみながら自分の特徴を知れることって”とってもいい!”と感じました。リモートが常態化する中で、健康意識をみんなで楽しみながら高められるのは価値がありそうです。(※fitbitは医療機器ではありませんので、睡眠ステージなどのデータはあくまで参考値です。)

次回は脈拍についてもどんなデータ取れるのかやってみたいと思います。より詳しく知りたい、私も参加したい、という方、会社のみんなでもやってみたいという方はぜひ下記からご連絡ください。

https://www.technology-doctor.com/



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