移動力
書名:移動力
著者:長倉顕太
出版社:すばる舎
発行日:2019年4月7日
読了日:2019年4月30日
ページ数:192ページ
すばる舎:https://bit.ly/2PFGacL
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『移動力』というタイトルを見て
『多動力』という堀江貴文さんの本を
思い出したのは私だけではないはず。
共通しているのはどちらも”動”が入っていて
考える前に”行動”しよう!って事。
とにかく”移動”が人生を変える。そんな本です。
目的なくても良いから移動。
時間がない!お金もない!でも移動。
とりあえず引っ越せ!
そんな本。とても新鮮。
何事も悩んでいたり、準備したり
考えるだけで面倒くさいとなって
結局行動しない。これあるあるである。
そんな考えをぶち破ってしまう
何かを変えたいと思っても人間は意志が弱く
変えられな人がほとんどである。
それは”環境”そのままだから。
”環境→感情→行動”というプロセスで行動が決まる。
なら環境を変えよう!
「行動したくなる」環境を作るだけ。
▪️移動力=「環境を切り替える力」
会社員を10年近く続けていると
同期・同僚とも流されてるよねって話すときがある。
10年前と同じ役職・職場・所属かというと
そうではないけれども、能動的というより
受動的に変わったというのが本当のところである。
▪️環境が人生を作る
その通りだと思う。
誰と過ごすかで全く人生は変わるだろう。
結局、自分と同じ様なレベルの人と交流する事になるから
自分自身の教養のレベルを上げたりしないといけない。
英語を話すにはとりあえず海外で
暮らしてみるってのもある。
日本に住んでいると、英会話に通っても
日本語からは逃げられない。
海外に住むとそもそも”生きていく”のに必死になるから
環境ですごく追い込まれる。
迫られないとやらない、追い込まれないとやらない
のが人間であれば、それに逆らわずに
そもそもそういう環境に飛び込んでしまうのが
一番早い!って事である。
▪️考え方を変える
「稼ぐ」→「移動」ではなく
「移動」→「稼ぐ」である。
都心に住みたい、駅近、便利なところに住みたい
そう思うけれども、稼ぎが少ないから
住めなくて、不便なところに住む。
私のなかでは少し背伸びして住むのはありかな。
それに見合う収入に自然と成っていく気がする。
▪️人生の基準は「選択肢を増やす」こと
▪️最善の選択ではなく、選択を最善にする
そのためには”知識と経験をアップデートし続ける”
→初体験をし続ける。
誰しも知らない事、初挑戦、チャレンジというのは
不安が伴うもの。失敗したらどうしよう
勉強してないからできない、わからない…。
私も仕事において良くあるからわかる。
▪️私自身の判断基準、迷ったらGo
私自身が思うのは
迷っているという事は「Go」である。
そもそも「Not Go」の場合は迷う以前に
選択肢にすら上がらないのではない。
できる?できない?
その線上にあるからこそ悩むのだと思う。
それに選択肢が増えるなかで選んで進める事と
選択肢がないなかで強制的にさせられるもの
では同じ「Do」でもアウトプットが変わってくるかな。
▪️会社員は「人」「場所」「時間」を自分で選択できない
この本に限らず、語られている事。
「働き方改革」を掲げても現実ほとんど
誰と働くか、どこで働くか、いつ働くかは
制限されているのが現状である。
”選択肢”が制限されている状態。
本当の働き方改革は一人一人がフリーランスの様な状態である。
制限されていて一番辛いのが人間関係
大企業だと数年すれば上司が変わると言われるが
その数年は我慢するのか?
その数年は犠牲にするのか?
少なくともいつでも会社を飛び出していける様にする
一つの会社でしがみつく様な生き方は辞める。
そうした意識、心がけを持って
日頃から生きていきたい。
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