オンライン学習だからこそ、育児と学びが両立できる。金融スキルとテックの掛け合わせで、さらなるキャリアアップを!
この受講者の声シリーズではTeh0の受講を通じてどんなことが身につくのか、またどんなメンバーが集まっているコミュニティなのかをお伝えします。
今回ご紹介するメンバーは、タイで子育てをしながら、Tech0とMBAのダブル受講をしていてかなりアクティブなTech0メンバーです!
今回受講しようと思ったきっかけや、子育てをしながらどのように受講を進めたのかについてお話を伺いました。
お話を聞かせて頂いた受講者
吉井さん:
元メガバンクに勤めていた銀行員。現在は、タイ在住のいわゆる駐在妻。
MBAを受講しつつ、日本とタイ併せて3つの組織運営に参加。
家族構成は6歳と3歳の男の子二人、夫の4人家族。
今後のキャリアを見据えて、タイにいる間もスキルアップをするためにTech0受講を決意。
💡この記事はこんな人におすすめ💡
・子育て中にリスキリングを考えているが、一歩を踏み出せない方
・金融機関に勤めているが、ITスキルを身につけてみたいと考えている方
・Tech0にどんな受講生がいるのか気になる方
タイへの移住が転機に。
キャリアの選択肢を広げるため、動き続ける!
ーー前職でのキャリアを教えてください。
吉井さん:前職ではメガバンクに14年ほど勤めており、主に法人向けの営業を担当していました。
様々な規模の企業を担当させていただきましたがその中でも、外資系や国外に子会社を持っている大企業向けに、融資や海外進出の補助、為替リスクヘッジに関する提案を させていただくことが多かったです。
その後、子どもを出産し育休を取得していた時期に夫の海外駐在が決まりました。夫と相談し、家族みんなでタイへ行くことを決めたので育休明けはタイへ異動できるよう 希望したのですが、人事部との調整がなかなか進まずタイへの異動が叶わなかったので、 まだまだ金融機関で働き続けたい気持ちはありましたが、やむなく退職を決意しました。
ーー前職にお勤めだった頃からTechへの興味があったと伺っています。何か、興味を持ったき っかけがあれば教えてください。
吉井さん:当時、社内で現場の意見を取り入れ働き方を改革するためのプロジェクトが立ち上がりました。
そのプロジェクトに興味があり、手を挙げたところ、、、なんと、参加することができたんです。
実際にプロジェクトが立ち上がったあと、集まったメンバーで真剣に話し合っていたのですが、当時は『ブロックチェーン』が注目され始めていたこともあり、「これを活用することで金 融機関のビジネスモデルを変えていけるのでは!?」とメンバー全員でベンチャー企業に話を聞きに行ったり、トライアルをしたりました。それがTechに興味を持ったきっかけでし たね。
ただ、その時は実際に自分がプログラミングを学んだりするところまではアクションしていませんでした。
ーー現在、アメリカのMBA取得プログラムもオンラインで受講中だとお聞きしていますが、どのような目標を持たれているのでしょうか?
吉井さん:自分が復職する際の選択肢を増やしたいなと思っています。退職時に「子育てをしながら、金融機関時代のような営業職に復職することは難しい」と感じていて、勤務場 所にとらわれない、かつ経営者と一緒に事業拡大に貢献できるようなことを考えられる業種 が良いかなと考えていました。それを実現できそうな外資系企業での就職も含め、選択肢を増やすために退職が決ま ってからすぐに MBA 受講に応募しました。
ビジネスを生み出すなら、テックスキルも必要だと感じた。 自分に足りない部分を埋めるため、Tech0の受講を決意!
ーーTech0の受講に応募したきっかけは?
吉井さん:自分自身にTechスキルがないことに焦りを覚えたことがきっかけですね。今プライベートでJBCC※の運営に携わっているのですが、今年から担当させていただいているデジタルチームでの役割として、自分がチームに貢献できるようなTechスキルがな いことに若干の焦りを感じていたんですね。
そんな時、一緒にJBCCの運営をしている方がTech0を受講していてその方から「受講するのは大変だけど、楽しいよ!一緒にやってみない?」とTech0への参加を誘っていただきました。
その頃、MBAでデータ分析の授業を選択していたこともあり、テクノロジーの理解が必要であることを実感しました。「ビジネスキャリアをアップする上でで、今の自分に足りないのはテックスキルだ!この部分を埋められるのは Tech0しかない!」と考え、今回の受講を決めました。
※JBCC:日本ビジネススクールケースコンペティションの略称。日本人同士の交流を目的として「日本のMBA生が考案した経営戦略」を競い合う国内最大級の大会
ーーどちらもオンラインでの受講ですが、Tech0とMBAで違っている箇所はなんでしょうか?
吉井さん:MBAの場合は自分で好きな授業を受講するスタイルなので『皆で授業を受けている』といった雰囲気はないですね。課題とかも一人で進めていくようなイメージなので、そういったところではやりにくさを感じていました。Tech0は逆で、受講生の一体感 があり受講する上で困った事を相談しやすいといった話も聞いていたのでそういった部分が魅力的でした。
授業内容自体には結構、親和性があって面白いですね。例えば、MBAの選択授業で データマイニングを受講しているのですがMBAで英語での表現かつ学術的な目線でいまいち理解しきれていなかった部分が、Tech0の授業では噛み砕かれて実践に活かせる内容になっていたことがあって、「おお!なるほど。」と新たな気づきがあったりするので知識を実践に落とし込めていく実感があって、その点が非常に魅力的です。
子育てしながらの受講も大丈夫。 オンラインだからこそ、チームメンバーへの気遣いは忘れずに!
ーーTechについては全くの未経験だったと伺っていますが、実際に授業を受講してのレベル感 はいかがでしたか?
吉井さん:授業のレベル感としては、確かにハードだなと感じました。というのも、『受講生がきちんとスキルアップすること』を目的としているので、すぐに答えを教えてくれるようなタイプの進め方ではないですね。どんどん『課題』というボールを投げてくるようなイメージで す。笑
あくまで答えは自分で見つける。
ただ、その見つけ方や考え方はしっかりと教えてくれます。TAさんも質問には真摯に対応 していただいていますね。
ーー最初の課題では自己紹介のLP作成がありますが、作成してみていかがでしたか?
吉井さん:最初、なんとなく覚えたコードを並べてみたのですが、それだと自分の中では満足いくものができなくて悔しかったです。笑
以前、ブログを書くためにWordPressを使用していたこともあり、他の方よりは抵抗なく進めることができました。様々なホームページを見てビビッときたものを参考にして自己紹 介のLPをアップデートしたのですが、アップデート後のデザインが他の受講生メンバーから非常に好評で嬉しかったですね。
ーー受講スケジュールがハードな中で、上手く受講を進めるために意識していたことはありますか?
吉井さん:受講する前に、夫へ受講することをきちんと説明しましたね。特に、課題で立て込んでいる時には夫の協力が必要なため、理解を得た上で受講するようにしました。
また、Tech0の初回講義が終わった後にTech0の運営さんとアシスタントの方へ事情を説明し自分ができる受講方法について相談させていただきました。
日本で講義が始まる19時はタイ時間で17時のため、子どもの夕食時間とバッティン グしてしまうため講義の最初はスマホで受講するなどを工夫していました。 また、グループワークが開始してからは、自分が動ける時間の把握とやることの優先順位づけはきちんと行うようにしていましたね。
MBAとTech0の受講スケジュールはあらかじめ決まっているので、子育ての時間などを除いて授業や課題にかけられる時間を把握するようにしていました。そして、その時間の中でチームや他の人が関わることは優先して行うなどの意識を持ってスケジュールを回すようにしていました。
というのも、子育てする中では色々と予想外なことが起こるんですよね。笑なので、やることが決まっているものは早めに取り掛かることを意識していました。
ーー海外から参加だと時差が大変だったと思いますが、チームを組む上で意識していたことは ありますか?
吉井さん:チームで作業をしているので、グループワークを止めないためにも自分ができ ることとできないことを言語化して伝えることが大事だと思いますね。
私の場合は、チームを組む際にメンバーへ「チームミーティングに参加できる時間」をきちんと伝えるようにしていました。子育てしながらの参加だとどうしてもミーティングに参加でき ないタイミングがあるので、そこを受け入れてもらった上で良かったらチームを組みませんか?と話すようなイメージですね。
あとは「メンバーから来たメッセージには、どのような形でもリアクションする」ように意識していましたね。
例えば、課題に関するメッセージが来て文章を打つことができない場合にはスタンプだけでも反応して、やり取りできるタイミングで「何時から作業します!」と返信するなど、顔が見えない分メッセージを確認していることはきちんと伝えるようにしていますね。
チームでの積極的なコミュニケーションこそが良いアウトプットに。 「出る杭」「Giver」に刺激を受け、圧倒的な成⻑!
ーー子育てと並行して受講する中で、オンライン学習を継続できた理由はどういったものがありますか?
吉井さん:むしろ、オンライン学習だからこそ受講を継続できたと感じています。
というのも日本にある実際の教室へ通うわけにもいかないですし、自宅で子育てをしながら受講できる環境があるのは非常にありがたいですね。
受講時間をフルで確保するのが難しい日もありますが、時間を作る工夫とチームメンバ ーとのコミュニケーションを密にとることで受講を継続できています。
ーー受講する中で、アプリ開発はチームプレーだと感じたきっかけを教えてください。
吉井さん:チームとして様々な視点を持つことが、クオリティの高い成果物を生み出すコツだと感じたからですね。
受講ではコーディングを用いてアプリを開発したりするのですが、私一人のスキルでは課題をこなすのが難しかったりしてメンバーのSlack内に自分の達成状況や気になっているポイントを細かく共有していました。すると私以外のメンバーも自分の進捗状況を共有してくれるようになっていきました。そして、他のチームの面白い事例なども積極的に共有することで、チーム内で新たな気づきが増えていき、最終的には非常にレベルの高い成果物を提出できるようになっていきました。
そういった経験から、個人のコーディングスキルだけではなくチームとして様々な視点を持てることが「アプリ開発はチームプレーだ!」と実感したきっかけです。
ーーTech0コミュニティの印象はどうですか?
吉井さん:Tech0コミュニティは非常に前向きで『同志』がたくさんいるなと感じています。Slack上でのやり取りを見ていても、コミュニティメンバー全員が「出る杭になるぞ!」と前向きに取り組んでいるので、「よし!自分も頑張ろう」と思えるコミュニティですね。
また、「皆で成⻑していこう」という意識を持ったGiverなメンバーが揃っており、全員が出る杭じゃなくても自分が貢献できるところがあれば認めてもらえるといった雰囲気ですね。
直近で私が所属していたチームは本当に成⻑意欲が凄く毎回の課題でメンバーに追いつくのに必死だったのですが、おかげでかなりスキルアップすることができたと感じています。
未来の自分を変えられるのは今の自分。
覚悟を決めれば、新しい道が見つかる!
ーー今後Tech0の学びをどのように活かすことができそうか、またよければキャリアビジョンについても教えてください。
吉井さん:直近では、自分が身につけたTechスキルを活用して運営に参加しているコミュニティの効率化に役立てることができたらいいなと思っています。
また、日本で復職する際はFP&Aのようなデータに基づいた経営判断を行うといった職種を考えていたのですが、Techスキルを学ぶうちに、DX関連の業種や新しいプロダクトを作る業種にも興味が出てきているので、未来の選択肢はどんどん広がっているなと感じています。
いずれにしても、前職で培った金融関連の知識とMBAの知識、そしてTech0でのスキルを掛け合わせた新しい道を進んでいる最中ですね。
ーーTech0の受講を考えている方へ、背中を押す一言をお願いします!
吉井さん:子育てと並行しながらTech0の受講スケジュールをこなすのは非常に大変ですが、「やるぞ!」と覚悟を決めることで新しい発見が出てくるので、踏み出して欲しいと思います。
一番大事なのは、人生やキャリアは自分の想像通りには進まないものだとおもいますので、周りの意見に流されず「どんな自分になりたいか」を考えて、学ぶことが大事だと考えています。今学んでいることが何に役に立つか悩むこともあると思いますが、学んでいく中で違う道に気づけることもあると思います。
というのも、私の場合だと様々なタイミングが重なり金融機関でのキャリアを諦めた経験 がありますが「未来の自分を変えられるのは今の自分しかいない」と考え、日本に戻った際の選択肢を増やすためにTech0の受講やMBAの取得を決めたのですが、どんどんやりたいことが増えていますね。笑
なので、繰り返しになりますが迷っている方がいたら覚悟を決めて飛び込んで欲しいと思っていますし、その道へ進むためのツールとしてTech0の受講が役立つと嬉しいですね。
まとめ
今回は子育てをしながらもMBAの取得や今後のキャリアを見据えて挑戦をし続ける吉井さんにお話を伺いました。
Tech0では、本業の業務に活かすためのIT知識を身につけていくだけではなく、キャリアとしての選択肢を広げることも可能です。テクノロジーを駆使してキャリアを変える、日本を変えるというメッセージをもとに活動を続けるTech0では、随時参加する方を募集しています。
「ITスキルを学びたいけど、どうしたらいいのかわからない」
「システムを外注しているが、想定していたものと違う」
「新たにDX担当になったけど、何をしたらいいの?」
といった悩みを抱えている方は、Tech0のブートキャンプで、ともに学んでいきませんか?
同じような悩みを抱える仲間と一緒に学べる環境は、とても力強いものです。1人ではできなかったことも、仲間がいればモチベーションにも繋がります。少しでも気になった方は、ぜひTech0活動をチェックしてみてください。
あなたのご参加を心よりお待ちしております!
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