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スタートアップの総務・経理・労務・人事、究極のなんでも屋。SaaSのコーポレートメンバーが対談してみた。

歳も違えば経歴もまるで違う二人がSaaS企業未経験からどうしてTebikiに入社したのか。そして今現在感じていること、これから何をしていきたいかについて赤裸々に話してみました!

プロフィール

左:熊谷   右:清田

▼熊谷

年齢:1984年生まれ
出身地:宮城県の田舎出身。周りは田畑。実家のササニシキとひとめぼれで育った。
経歴:イベント会社でバックオフィス約9年、それ以前はIT企業でインフラ周り約3年。
入社時期:2021年1月
趣味:バイクツーリング。スピード走行よりも景色を見ながらトコトコ走ることが好き。田舎道とか大好物。
特徴:4人姉妹の長女。その反動なのか女性っぽいものには興味ない。スカートとか履かない。(履けないわけではない)

▼清田

年齢:1994年生まれ
出身地:東京の下町生まれ下町育ち。幼い頃はつつじの蜜を吸って成長した。
経歴:土木系の中小企業で購買業務と営業事務を7年間。一社のみ
入社時期:2022年5月
趣味:趣味は多趣味。料理、ダーツ、一眼レフ、シーシャ、美容関係、カラオケなど。数年前はコスプレ(カバー画像参照)とバンドをしてた時期も。
特徴:なんでも楽しんで最後までやりきる性格。最近まで自分のことを根暗の人見知りだと思ってた。

清田:改めて自己紹介聞いただけでも思えばお互い知らないことばっかりでびっくりしました(笑)歳も10個違うし前職の業界も趣味も全然違うし……しかも4人姉妹!?

熊谷:清田さんが入社してまだ約3か月しか経ってない上にプライベートで話す機会があんまり無いからね。清田さんもまだまだ掘り下げればいろいろありそう。早速本題に入っていこう!

なんでもやった前職

熊谷:清田さんは前職どんな職場でどんなことやってたの?

清田:土木系の中小企業で主に営業事務、購買業務、作業帳の記入、自社トラックの回送経路の指示を出したり。あとは3、40台ある重機とトラックの車検、点検の管理をやってました。作業帳に関してはまさかの手書きで、毎日ノートに向かって定規で線を引いたり同じ現場名を何度もシャーペンでガリガリ……現場からの発注依頼も口頭のみだったりして、今になると考えられないような環境ですね。

前職で紙に囲まれて作業する清田。

熊谷:Tebikiとは正反対って感じ…!

清田:いやほんとに(笑)

熊谷:ちなみにそのシャーペンで書いてましたっていうのはどれくらいのボリュームだったの?

清田:毎日…2時間は書いてました

熊谷:腱鞘炎になるね(笑) 私も異業種なんだけど、前職ではIT関係や医療関係企業を顧客に持つ10~2000人規模のイベントを受注してた会社で働いてました。当時15人位の会社だったので、とにかく手が足りなくて…総務/経理/労務/新入社員オンボーディング/情シス/イベント当日アシスタント/制作補助/文字校正やら何やら色々やってた。

バックオフィスだけど現場にも行ってた熊谷。

清田:多い!!!

熊谷:当時イベントを指揮するディレクターが、営業/企画/準備/当日運営を1人でまとめるプロフェッショナルだったから、私はバックオフィスとして会社を支えることはもちろん、それ以外もなんでもやってた。

清田:これだけでも情報量がすごいぞ

異業種からスタートアップのSaaS企業へ

清田:ところでなんでTebikiを選んだんですか?

熊谷:前職で受注してたイベントのひとつにスタートアップ企業が覇権を競うイベントがあって、メイン担当者から裏側の話を聞かせてもらったりしたことがあったんだよね。そこからスタートアップに興味が出てきて。すごく大変そうだけどやることだらけでやりがいがありそうって思ってた。そして転職を考えたときに出会ったのがTebiki(当時はピナクルズ)。前職でオンボーディングやマニュアル整備をして苦労していた経験から、「tebiki」というプロダクトに共感。あとはバリュー/カルチャーの書き方が潔くて、「素晴らしい職場とは、立派な受付と豪華なオフィスがあってラウンジでビールが飲めるかどうかではなく」と書いてあったのも共感。

清田:その一文私もすごく印象に残ってます!

熊谷:そこを目的に来てるんじゃないもんね、会社って。それから2020年9月に3億円の調達をしていることが確認できて、Tebikiが成長している会社だと認識したから応募した。…って、こうやって振り返ってみると色々考えてたんだな~。

清田:私もこの対談をする上で、色々思いながら転職してたんだなってのを改めて振り返れたなって思いました。まずそもそもなぜ転職しようと思ったかというと、前職では新しいことに挑戦したり、新しいものと触れ合うことが本当に少なかったんですよね。資格も取得してなくて、そんな中で勤続年数とともに上がっていく賃金と自分の実力に悪い意味でギャップが広がっていってるような気がして。このままじゃ一生同じことしかできない!と思って転職を決意。いろんな職種で面接したんですがとある媒体のスカウトメールでTebikiを知りました。当時、貴山さんとの面接だったんですけど「私が御社とご縁があった場合どんな仕事に挑戦させてもらえますか?」って質問をしたら、まさに今熊谷さんから引き継いでる業務を書き出したものをバーーーーっと見せてくれて。え、こんなにやらせてもらえるの!?って。経歴や資格に自信がなかったので仕事量や内容の幅にびっくりしたと同時にワクワクしました。

熊谷:本当にいろんなことに挑戦できるよね。

清田:最終面接で貴山さんからの「Tebikiに入りたい度何パーセントですか?」って質問に「100パーセントです!」って自信満々に答えたら「それは嘘でしょ(笑)」って言われたのをよく覚えてます。でも本当に100パーセントでした(笑)

熊谷:私も面接後は即決だった!そのあとみんなの前ですぐ紹介してもらって、そこも同じ。あとなんか変な話だけど即決しなきゃいけないみたいな空気を感じた気がした。気のせいかもしれないけど…(笑)

入社して感じたTebikiのバリューとカルチャー

Tebikiのバリュー。

清田:実際働いてみて思ったのは、内部構造が良くも悪くも定まっていない。おまけにTebikiのバリューには「自分で考え自分で動く」っていうのがあるんですけど正直最初はそれがすごくやりづらかった。これはいいのかな?会社的に問題無いかな?と考えることがたくさんありました。正直入社3か月の今でも戸惑うことは多いです。

熊谷:前職の時は何も考えずにやってたこともちゃんと自分で考えてやる必要があるよね。

清田:ですね。でもだからこそ、なんでも考え実行できる環境なのではないかなと。それこそ私の入社直後30名以上居る中で、私はメンバーの名前と顔を一致させるのが大変で、熊谷さんに何度か話してたところ「じゃあまずはそれを作ってみようか!」と写真付き名簿を作成することに。入社して二週間後くらいにはもうオンボーディング資料に組み込まれているっていう。

熊谷:とにかくスピードが速い!意思決定も施策の実行も採用ペースもとても速い。急成長させるというのはこういうことなのかなって思うよね。

清田:本当に思います。

熊谷:あとは未経験でも新しいことに挑戦できるという魅力もある。私の最初の仕事は採用人事だったよ。媒体を操作することは経験があっても、レジュメを判断するまではなくて、最初は自分が基準外にした人が実は優秀な人だったのでは?というプレッシャーが凄まじかった。慣れたらニヤニヤレジュメを見てたけど(笑)※現在は人事担当に引継ぎ済

清田:ニヤニヤ(笑)

熊谷:広報(取材誘致)も未経験からの挑戦だった。創業数年のスタートアップ企業はなかなか業界紙も取り合ってくれないから、とにかくアプローチ文面を変えて、ネタを変えて色々やった。マーケ担当にはだいぶお世話になりました。

清田:新しい知識を入れられる環境ってそれだけで魅力的ですよね。「大変」や「しんどい」もその先の達成感ややりがいとして楽しんで働けています。まず入社して1か月で既に「清田判断で!」と言われることがあるっていうのがすごくいい。最初はびっくりしましたが。

熊谷:自分で考えて判断するのは本当に大変だけど、それが自分にとって良いのは同意。オフィス移転の時もコーポレート担当は私しかいなかったからほぼ一人で進めたけど、得られたものの方が大きかった。

清田:オフィスを一人で決めるなんて入社前の私だったらビビります。なんなら今でもビビると思います。

熊谷:ちなみにオフィス移転に関する貴山さんの役割ってなんだったと思う?私がここにすると決めたオフィスの契約書にハンコを押す。だけ。緊張して眠れない日もあった。でもその経験のおかげでちょっとした失敗では凹まなくなったかも!凹んでる暇なんてない位スピード感をもって、より様々なことをやる必要があったし。それに「失敗/ミスしたときは仕組みを改善する」っていうTebikiのtebiki(オンボーディング内容)にもあるから、仕組みを改善するという気持ちにはなった。

清田:他の会社なら「これくらいわかんないの?」ってこともTebikiでは話し合ったりマニュアルに組み込んだり。最近も制度の運用についてメンバー同士がSlackで意見を出し合ってましたね。

現オフィスのリフレッシュスペースにて

歯に衣着せぬ1on1

清田:Tebikiは1on1も印象的でしたよね?

熊谷:だね。私の入社時は貴山さんと渋谷さんとの三者面談で1on1じゃなかったけど(笑)当時はド緊張。その時言われたのは「もっと野心を持て」だったかな。でもスタートアップでお金もない、リソースもない、メンバーは個性派揃い。チームじゃなく個人として黙々と仕事してるあの当時、あれもこれも他職種がやらないことすべてをやる必要があった「コーポレート部門」で、野心が高かったらあんなに泥臭く色々できたかなー。と今振り返ると思ったりする。部門と言っても一人だったし。ただ、そのおかげで色々自信はついたかな。

清田:メンバーに関しては今も個性派揃いですよね!(笑)私の面談の時にひたすら言われたのは「自信無さすぎ。東大に入れる頭脳を持っている!!!!と思って行動すること。ポテンシャルはあるのに。頑張って勉強しましょう。勉強不足。」と散々。(実際足りてない)経験や目に見える資格の無い私は自信のなさがにじみでてたんですよね。今でも「余裕ですけど?」とはいかないもののすごいスピードでインプット、アウトプットさせてもらえる環境なので、なんでも余裕でこなせるマインドに向けて日々勉強して身になるよう努力しています。通勤中読書をしてみたり。

熊谷:お互いビジネス書はTebikiに入社してから初めて読んだって当初話したよね。Tebikiのオンボーディングには読書が組み込まれていて。

清田:そうなんですよ!その中でもザ・モデルがまー難しいし用語がわからないので内容が入ってこない。ようやく読めるようになって次、カスタマーサクセスを読んだんですけどこれがまた難しい!カスタマーサクセスに関してはもう一度リベンジしたい一冊になりました…

課題もまだまだ多いTebiki

熊谷:コーポレートとしては定常業務、日々のインプットはもちろんだけど、組織作りもある。会社を成長させるためにはまだまだ人が必要で。コーポレート担当としてTebikiの魅力をもっとアピールして、いろんな職種の人に入りたいと思ってもらうことも必要だね。

清田:今後メンバーが増えることによってTebikiのバリュー/カルチャーを浸透させることも課題になっていくと思います。今現在は何かあったらSlack上で自発的に話し合いが始まって、「自分で考え自分で動く」のバリューのもと行動できてる感じがするけど、この先もっと人数が増えるとそれが難しくなっていくなっていうのは常に思います。

熊谷:会社のしくみも発展途上だしね。30名→50名、50名→100名で規模ごとにやるべき施策はあるし変わるはず。仕組みを整えることで効率化できたり、最短距離で成長させる会社を作っていきたい!その洗い出し、構築、まだまだ課題だなあ。自社で「tebiki」を活用してるので、他の会社よりオンボーディングの内容はあると思っているんだけど、その内容も改善が必要。それを作れるフェーズにいるっていうのは、今しかないから魅力だよね。

そんな二人のリフレッシュ方法

熊谷:入社3か月でいろいろ環境が変わって、リフレッシュしたいなーっていう時もあると思うけど、どんな風にリフレッシュしてるの?

清田:岩盤浴に行ってデトックスしたり、毎日少しでもストレッチをしたり、写真を撮りに行ったり。本当に疲れたなーってときはカラオケで全力で歌います。一人でも行きます(笑)体が資本なので趣味でもある料理もなるべくするようにしていて。帰宅後や休日に作り置きしたものを温めなおして食べたり。最近作るのにハマってるのは米粉のチヂミと蒸し鶏!高たんぱくでグルテンひかえめを意識してます。

熊谷:めっちゃ健康志向だよね!

清田:自分のパフォーマンスが少しでもよくなるようにリフレッシュとケアは欠かせないですね。

清田自前の一眼レフ

熊谷:体は本当に大事。私は8時間は寝るように意識してる。休みの日はもっと寝る。パフォーマンスを出すためには脳をリフレッシュすることで解決できると気づいたんだよね。本当はショートスリーパーが羨ましいけど。その他には、早朝からオープンしているカフェにバイクで行って、朝食を食べながら本を読む。お気に入りの空間で、コーヒー飲みながらリラックス状態になることで、苦手なビジネス書も読めちゃう。

清田:想像するだけで気持ちいい!私読書は通勤中か家ですることが多いのでたまにはおしゃれなカフェで読むのもいいかもなあ。

どんな田舎道でも走れる愛車

Tebiki社は仲間を募集中

熊谷:会社のフェーズが変われば必要な施策も変わる。事業を急成長させるためのオンボーディングの強化や制度設計等、50名→100名にするためのしくみ作りに挑戦したいという人はぜひジョインしてほしいです!

清田:何でもできるTebiki社で「やり抜く」メンバーを支えながら成長しましょう!


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