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17.親のメンタル・続き

子どもの数が1人だろうが、5人だろうが、子育てで悩んだこと、ありますよね?

私の子育てを簡単にまとめると
1人目は子どもが泣いたら、一緒に泣く。
2人目は子どもが泣いたら、イライラする。
3人目は子どもが泣いたら、笑ってしまう。
です。


前回、1人目の話を書いたので続きの話になります。


2人目は子どもが泣いたら、イライラする。

これは、子どもにイライラするというより、手が回らないから、どうしようもなくてイライラするという感じでした。

次女は予定日を過ぎても生まれず、予定日から9日過ぎて誕生しました。
長女のときは7日早く生まれたので、実家に早めに里帰りしていました。
予想以上に生まれず、結局産前に3週間、産後は2週間、実家にいました。
いくら実家でも、もう自分の家ではないのに長く居すぎて、家に帰りたくなり産後のほうが短い里帰りでした。

父や兄が長女を遊びに連れて行ってくれたり、母はご飯や洗濯、育児の相談に乗ってくれて、とても感謝しています。

次女は生まれたその日からよく寝る子で、退院して家に帰ってきても夜泣きもなく世話はラクな子でした。
夜泣きも、母乳を吐き返すことも覚悟していた私は世話の気楽さに驚きました。

でも昼寝のタイミングだけは、グズグズ。寝起きは時々悪かったかな?そのくらいです。
長女に比べるとキャッキャと笑うことはなく、ニヤリ、クスリと笑う感じでした。

私から見たら、次女の方が泣くことがなく同時期の長女と比べてしまいました。
でも実家の母は、次女の方が甘えん坊で見知りがあり、とても預かることは出来ない子だったと言います。

そうだったのか。
ママの抱っこが好きだったから、大人しかったのね。
確かに小学二年生の今も抱っこ大好きです。

世話がラクだと思っていた次女は感情を出すのが苦手で、2歳以降は苦労しました。喋るより泣いてしまい、泣くうちに自分の気持ちが混乱してしまうから、そういう時はとにかく抱きしめてあげると落ち着きました。

でも抱きしめられる余裕がない時がありました。
自分も一生懸命なのに、手も時間も心も余裕がないと、イライラしました。

ただ長女の時のように、自分を責めて泣きたい気持ちになるより、
「今私は精一杯やってるの!!」
とイライラするほうが、精神的には辛くありませんでした。
年長くらいから気持ちの言葉も増え、弟に手が出ることも減りました。

大人も子どもも、感情を表す言葉が下手だと手が出ると思います。
感情表現を豊かにして自分の気持ちを外に出せたら、手は出ないんです。(私の持論)

そう考えているので、子ども同士が手が出るケンカをすると、
「サル化が進んでるね。人は気持ちを話せるから、ヒトなんだよ。手が先に出るのはサルに退化してるね。」
「動物園で飼ってもらおうかな?」
と言っています。
もしかして、ダメな言い方ですかね?
本気で動物園に相談したことはないですけど。


〜3人目〜

3人目は子どもが泣いたら、笑ってしまう

3人目はこちらも世話に慣れたものでした。息子も赤ちゃんの時からよく寝ました。
泣き声も、4歳、2歳のお姉ちゃんたちの意思のある泣き方じゃなく、本能的な赤ちゃんの声で可愛いく感じました。

泣いても、「ごめんね?もうお腹には戻れないんだよ。抱っこで満足してね」と話しかける余裕がありました。
予防接種で泣いても、「そんなに泣かなくても、すぐに済むよ」と、泣く子を見て、むしろ笑っていました。酷い親かしら?

息子は3人目の受難で、生後1か月半のとき、RSウイルスで入院しました。
生後半年のときは手足口病で入院しています。
お姉ちゃんたちから病気をもらってしまったんです。

RSウイルスの時は、ちょっと鼻風邪が気になると思って病院に行ったら、まさかの入院でした。
血中酸素濃度が低かったので、救急車で市内の中央病院に行きました。
自分も少し熱っぽかったので、救急車に乗ったのに、記憶が曖昧です。

その時は姉妹の風邪がやっと良くなったと思ったら、息子が入院になったので、息子に申し訳ないと思う余裕がありませんでした。
病気が落ち着いてから思い返して、息が苦しかったなんて気づかなかったので、赤ちゃんの鼻詰まりは軽く見れないんだと怖くなりました。

息子が入院したのは、家の目の前の、商店街の祭りの日でした。
いつもお祭りに合わせて友達、知人、親戚が集まるのに、家に不在の息子と私。みんなを心配させてしまうし、家に残してきたお姉ちゃんたちのことも気がかりでした。
後日、お姉ちゃん達がみんなに甘えてお祭りでいろいろ買ってもらっていたのには驚きましたね。

手足口病院での入院は、脱水予防のためでした。口にできた出来物が痛くて、母乳もミルクも飲めなくなってしまったので点滴しました。
胸が張って痛くて、搾乳するのが辛かったです。
母乳をスポイトで少しずつ口に入れてあげると飲めたので、点滴はすぐに外れました。
あのときの搾乳の痛さは、忘れられません。
自分の手でやったから悪いのか、本当に雑巾を搾るくらいの力で、"搾り取る"って気分でした。

同じ母乳なのに、息子は生後4か月くらいから、赤ちゃんなのにセルライトがあるという感じの巨体でした。
今は標準体型になったので、ほっとしています。


〜成長はそれぞれ〜

娘たちと息子では、手先の器用さが違います。
長女はお絵かきが好きで、自然とペンを持つのが上手になりました。
そうするとお箸も特に苦労がなく持てます。
次女も少しエジソンの箸を使っただけで、上手にお箸を持てるようになりました。

息子だけ、エジソンの箸を何度やっても分解します。
使うより分解して遊ぶから、エジソンの箸は諦めました。
中指を添えるのが難しいのか、持ち方が変です。
3人目にして、教え方が分かりません。
おしい!というとこまでは使えているので、時々注意しつつ見守っています。

男の子って分解好きの子がいるんですね。
懐中電灯に興味を持ち、2回壊されてしまいました。
最近壊した時は息子も焦ったのか、証拠隠滅を謀り、乾電池ごとゴミ箱に捨てていました。
それもすぐに判明したわけではなく、気まずくて、次女にだけコッソリ打ち明けていました。(それで次女が私に伝えに来ました)

その後、「これから何かを分解したい時は、パパかママに言いなさい」と話しました。
私も子どもの頃、シャープペン程度なら分解して遊びました。
中の仕組みが気になるのは良いことですよね。
「怪我すると危ないから、声を掛けてね。電池を普通に捨てたら爆発するよ」と教えました。(ボタン電池は本当に爆発するので、少し大袈裟に説明しました)

他には、息子だけ指しゃぶりします。
赤ちゃんの頃も何でも口に咥えてみる子でした。
爪に塗ると苦いマニュキアを友人がくれたので、最近、夜寝付いたあと、こっそり塗っています。
朝起きると、ちょっと拗ねたように
「ママ、また親指に苦くなる魔法かけたでしょ?」と聞かれるので、「何のこと?」と、とぼけています。

息子は年中ですが、夜のオムツが取れません。
今は週1回くらいしか濡れないですが、布パンツだと不安で眠れなくて泣きます。
オムツに漏らさないならいいか、と思って気長に見守っています。

面白い違いといえば、娘と息子の違いなのか、息子は私を口説いてきます。
「ママ、目をつぶってみて」
と言って頬っぺたにチュッとしてくれます。
どんな女たらしのセリフでしょう?
「ママ、大好きだよ」もよく言ってくれます。
自分の息子がこうなるとは、思ってもいませんでした。
毎朝起きるとまず、私を探します。
台所に居ても、見つけて抱きついてきます。

その話を男の子がいるママ友にしたら、今時それは普通なんですね。
娘は抱きしめてあげるくらいの触れ合いで満足するから、息子がママを口説いてくるとは知りませんでした。



子育てはまだ続きます。
今までで分かったことは、心配や、苦労した分、成長を感じる、思い出になるということです。
寝不足になって大変だった、癇癪が大変で苦労した、などの悩みがなく育つと、「可愛かった」しか記憶に残りません。
もちろん、特に好きだったこと、いつ頃歩き始めたとかは思い出に残りますけどね。


結局、赤ちゃんの頃でいうと、一番悩んで、泣いた長女のことが思い出として残っています。
2歳以降なら次女が一番成長を感じます。
息子はオムツや箸、指しゃぶりのことが現在進行形で心配です。

赤ちゃんの時、世話がラクだとしても、それが一生続くわけではなく、成長に合わせて、悩みも心配も変わっていく、ということが実感していることです。

これから悩み心配しても、子どもを責めたり自分を追い詰めるのではなく、

どうしたら良くなるか?
本当に今、必要か?
それで幸せか?

ということを大事にして、子育て、自分育てをしていきたいです。


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