酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑯
親不孝通りで飲食店を始めてはや1ヶ月
周りの店の状況がわかってきた。
まずはうちの店が入っている5階。
それは驚きの連続だった。
まずは衝撃の出会いであり
飲食時のお父さん的存在となったハマさんとの出会いは
外すことはできないだろう。
その出会いは通常の仕事の始まりだった。
開店準備をしていると
zのオーナーが出勤してきた。
「こんばんは!」
なるべく元気に挨拶をした。
最初に得ている情報は
矢沢永吉のファンの店だ。
嫌われたら終わりだという強い危機感を持っていた。