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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話

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-出店資金借りたら元金全然減ってなくて草ww-かまぴーの大学から現在までのストーリーです。
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記事一覧

酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話①

2007年1月20日 私は呆然としていた。 沈黙の中、時間だけが過ぎてゆく センター試験自己採点…

team-fno
3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話②

2007年4月 嘉松は福岡大学のキャンパスにいた。 初めての1人暮らし 高校の友人も誰が福大に来…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話③

屋台での楽しい時間を終えてしばらく経つと また、虚無感に苛まれる日々が戻ってきた。 やは…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話④

大学生活の中で東洋、酒見という2人に出会ったことが この後の人生を大きく変えるきっかけにな…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑤

大学生活で友達も増えてきた4月頃のことだった。 皆の大学の進学先が耳に入ってきた 東京や大…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑥

面接翌日、緊張も入り交じる中、マリンメッセに向かっていた。 まだ、マリンメッセにも行った…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑦

”アルバイトの皆をまとめるポジションに大学生でもなれる。” 「どうやったらなれるのだろう?」 この疑問の答え探しを始めた ”とりあえずはできる限りアルバイトに入る日を増やそう!” 当時18歳の私にはそれしか浮かばなかった。 プロ野球のホークス戦の仕事 コンサート会場での仕事 サッカーのアビスパ福岡など 様々な仕事に可能な限り詰め込んで入った。 そんなアルバイトは ホークス戦の休憩中に 人事の方が周ってくるのがバイトの際の日課だった。 「次は、いつ入れる?嘉松、悪いけ

酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑧

大学生活も慣れてきた秋頃 東洋や酒見という大学の友人のおかげで 夜は飲みがほとんどだった…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑨

店に入ると、壁には色紙に書かれた書 目の前には作務衣のようなものを来た飲食店らしくない男…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑩

西日本シミズでのバイト三昧生活は続いていた。 コンサート班と野球班のチーフを 兼任させても…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑪

福岡での生活も長くなり3年位が経とうとしていた 火曜から日曜までの野球6連戦がある日は 試…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑫

大学4年の春を迎える頃には アルバイトとお酒を飲みに行くことが定番となっていた。 大学の授…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑬

大学4年の冬 1月になって皆が就活が決まって旅行や遊びに出かけている頃 私は、居酒屋「灯楼…

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3年前
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酒好きになり店を出したら人に騙され人に救われた話⑭

大学4年の冬 卒業すると、なかなか実家に帰れないだろうなと思い 長崎に帰省した時、両親からの言葉に耳を疑った。 18年間一緒に住んでいたばあちゃんが入院していたのだ。 それも、余命が残り少ないということも同時に聞かされた。 両親は伝えると”動揺するだろう”という気持ちもあり 伝えてくれないでいたのだ。 すぐ病院へ向かう 今日、亡くなる訳ではないが ”一刻も早くばあちゃんに会いたい” この気持ちだけで必死に病院に向かった。 病院へ着くと、親戚のおばちゃんも