大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話㉔
昼間の誰もいない家の中で、僕は一人ソワソワしていた。今日に届く予定はずだ。パソコンを開き、配送予定日を何度も確認する。やっぱり今日だ。まだ来ないかなと、好きな人との初めてのデートのように、不安と期待が入り混じった感情を感じていた。そんな気持ちとは裏腹に1時間経ち、2時間経ち、いつの間にかもうこんな時間だ。もうだめだ。行かなくちゃ。家で荷物を待っていたが、来ることはなく、アルバイトへ行く時間が来てしまったのだ。僕は家のチャイムを聞き逃さないように聞き耳を立てながら、青色のつなぎ