RYUITI.K

多方面クリエイター オリジナルの作品を多産しています(*'ω'*)…

RYUITI.K

多方面クリエイター オリジナルの作品を多産しています(*'ω'*) 声も、音楽も、写真も読み物も。                       18年に渡る蓄積したその塊   よろしかったら、その一片覗いていってみませんか??(=゚ω゚)

マガジン

  • 記念作

  • リマインドカラーズ

  • せい、よくしこうていし2014~

    某所で書いていた作品の移し、 推敲なしのまま当時のも載せていきます。

  • LYRIC

    興が乗ったら生み出される一種

  • はじめに。幻想と現実、情景と境界-K.RYUITI-黒いモノ

    自己紹介的作品。 ぼやけた状態の中で、 大体どんな雰囲気やテーマの作品を書くかを簡単に、 作品の中で表してみました。

最近の記事

gley_soilショート

2021年今日知り合いのグライヴくんの誕生日だったので記念曲を作りました。

    • 彼女たちの魂は。

       この世界はゆるやかに、そしてなるように進む。 誰かが気にしていようとも、 僕が居ようとそうでなくとも。 いつの間にか起こっている風荒れや、 暴虐的なまでの土砂降りが、 人の時間を削り、 流して、 始まりに戻していく。 その繰り返しなだけだと思った。  僕の日常は、いつも。 窓から入ってくる風と、 近くに伸びている、とても大きな木の一点を、 何も考えずにぼーっとしてみることしかなかった。 ベッドの上からリモコンを操作して、 たまにしかつけないテレビ

      • 【初詩投稿から】曇り、空【三年目記念投稿】

        い曇り空、影が落ちるような曇り空。 バシャリ、バシャバシャ。 サザンザと。 水、しぶきが、宙に舞う。 防波堤から、覗きみていたワタシの眼に。 色をした、何かが揺れる。 風がビュウルリと暴れまわって、 ツンとした流れが一つ、 身体を覆うように渦巻いている。 ため息をつけば ワタシの鼻に八潮もの、 香りが運ばれて。 夕焼けをなぎ払うように、 柔らかい桃を墨に浸すように。 曇り空は広がっていく。 ただ、ただ。 防波堤からスーっと見ているだけなのに、 胸の中のモノは、 いずみのよ

        • 雫は風に乗る。

          雲の多い空の下に小さく陽の槍が伸びている。 風がぶわあと前と後ろから吹いて。 すーんとした大きな風の動きによって、 大きすぎる音も聞こえずに、 雲も風も各々に動いて、進んでいく。 晴れの日の今――――。 この世界はどこまで続いているんだろうか。 ずいぶんと小さな頃に、 そう、考えたことがあった。 青々とした空や、どんよりとした空に漂い流れている雲のように、 わたしの生も、同じように時間が流れていった。 ぐんぐんと進んだり、植物が成長する速度より遅くなった

        gley_soilショート

        gley_soilショート

        マガジン

        • 記念作
          5本
        • リマインドカラーズ
          4本
        • せい、よくしこうていし2014~
          9本
        • LYRIC
          0本
        • はじめに。幻想と現実、情景と境界-K.RYUITI-黒いモノ
          9本
        • 状況から広がる短編集
          1本

        記事

          求血-

          何もわからない暗闇の中を長く、長く、気を遠くするほど長く。 身動きがとれているのかもわからない状態で、 自分はその場に、確かに存在している。 何が原因だったのか、今に至る前に何があったのか。 そんなことはもう覚えていないし、 そもそも、そういう過去と言える記憶があったのだろうか、 とも思いはする。 気が付いた時には何の音もしなかった筈の、 粘り付くような暗闇の中に、 いつの間にやら音が増えた。 小さく、小さく、なお、より小さく。 一滴分の水音が、どこから

          君の夢を紅葉に教えて

          真新しい緑の色が周りからだんだんと変わっていくことを感じながら、 石畳の道をてくてくてくと歩いている。 桜並木でも青々とした若木の道でもなく、 わたし黄色や茶色、赤に彩られた道がすき。 古びた匂いのする街や、時と共に動く雲や、 時代を思い出とする石畳がすき。 「ねえ、次のおやすみパフェを食べにいこうよっ!!」 弾んだ声が前の方から聴こえた気がして顔をあげてみると、 そこには見知らぬ男女が一組、腕を組みながら歩いていたり。 からからと、足元を紅葉が撫でまわる。

          君の夢を紅葉に教えて

          天望の鎖-生越の笑顔

          空が汗をかいた雨上がり――。 晴れ間に差し込んだ柔らかい若い風を、 心地よさそうに感じて呼吸する彼女の姿が、 少し前の僕の景色にはあった。 少し暖かすぎるような気もしたが 少しだけ困惑する彼女の表情を観るのもいいなと思った。 若葉も新芽も自然の風さえも、 ゆるやかに笑う彼女には少しも勝てない。 ただ、そんな空間を、 唐突に振り出した雨と密集してきた黒雲が、 淀ませて、覆っていく。 一つの雷が、一つの荒波が、一つの火柱が。 彼女を包んで、撫でている。

          天望の鎖-生越の笑顔

          始雨-菜種梅雨の下で片く結ばれた理を。

          トットット。 耳に短く切れた音が響き始めて。 次第にーーーー。 さあさあ、さらさらと。 あの日に似たような雰囲気の雨が、 やんわりとした風と共に、 アスファルトをするすると、 濃く黒く染め上げている。 アスファルトを、 濡らし塗り、染め上げている雨は優しく、 天気の良い日に、大きな公園の広場で、 野外ライブの練習をしながら、 少しだけ疲れてベンチに座ってひとつ、ふたつと、 肩を下ろして休憩していたら、 奇妙な違和感を感じた瞬間に、 塗り立てのペンキのベンチに、 し

          始雨-菜種梅雨の下で片く結ばれた理を。

          メルディレイアの一書-初

          生まれた時から、 暴れ馬のように吹き荒れる砂漠の中でジッと佇む、 一本の小さなサボテンのような虚無感や、 ぬぐいきれない疲労感を抱えて旅をして参りました。 何故旅をしていたのかといいますと、 それは私の中の虚無感や疲労感を洗い流したり、 ゆるやかに浸かって落とすためでございました。 もくもくと先に進むたびに、肌には傷が付き、心は力尽き、 反して体には肉がついていきました。 街を9つ過ぎ去った頃、故郷を過ぎた頃に比べて、 しっかりとしていた身体を見て、 私

          メルディレイアの一書-初

          悠(湯)気の熱は月を永く照らす。

          空が妙に寂しそうな藍色をしているある日のこと。 ざく、ざく、こつ、こつと足音が二人分響きながら、 月と移ろい溶けていく蒸気の香りが、 今いる時間から、ゆっくりと遠ざかっていく。 「少し、暑いねゆーきさん」 雲の動きがお互いの体感より、 少しだけ、早く進んだように感じた頃、 ぽつりと月の彼は呟いて、 二人はゆっくりと立ち止まり、顔を見合わせた。 お互いの顔色は、 緩やかにひかりが差し込んだ薄い暖色に近い紫陽花か、 徐々に視界に温かさを色付ける、 淡いロー

          悠(湯)気の熱は月を永く照らす。

          シャレたもんだけ観やがって。-ペンダントの景色

          寒い風なんか関係ねえと言ったように、 錆びついた匂いと共に、 鼻の中に古びたくだらねえ跡がゆっくりと残り、消えていく。 お前の観た未来がこんなに崩れ切ったガラクタの中にあるとしたら、 なんとあっさりしたもんだっただろうか。 空に映るオムレツの様な半月のような雲が、 過去の会話を掘り起こす。 「先輩っ!!わたし、遺跡とか宝石とかロマンがみえるモノがすきなんです。だから、仕事が終わったらわたしと、旅に、出ませんか??」 そう言っていた蒼い眼のヤツは、 二時間後の

          シャレたもんだけ観やがって。-ペンダントの景色

          片翼で打つ!_BPM17720200909

          同時期を走り駆け抜けたチームメイトの片翼せつなくんの一周年記念。 たくさん色々なことがあって、 たくさん苦労した事も逆に心配された事もありましたね。 配信の時に言っていた体調が悪くなってなお、 無理をする俺に対しての彼の動きは、 とても申し訳なく思った事を今なお覚えています。 下ネタで組むとものすごく相性がいいというのは、 いつまでも変わらない楽しみと笑いの形であってほしいなと思っています。 本当にうんざりしたこともあるし、逆にカタブツである俺の動かなさに呆れたところもあるでしょう。それでも、今こうして9月組として初期イベを走り抜けたことを加味しながら一周年を祝う事が出来るのを、微笑ましく思います。 彼のモチーフはオールドな空気と、熱意、ドラム。 そのため良くサックスの音を使ったりするんだよなあ。 俺の作る楽曲は【俺からみたその時の、その人その物の具現。】 文章で観た彼らを俺の身体が表現するのと同様に、 曲もそういう形で自然と作られています。 この日から始まる新たな片翼せつなに、 幸と反省と、たくさんの笑いがあるように。 一周年おめでとう。

          片翼で打つ!_BPM17720200909

          片翼で打つ!_BPM17720200909

          いずれ辿り着くモノBPM180

          今回も気まぐれに楽曲を作る。 ということで、 初イベでランクインを果たしたシーサー君は、 まっすぐで、けらけらとした表情豊かなとても面白い方でありながら、 かわいいと言われることがまだ慣れない、 カッコいいと言われたい部分がある彼の先々をイメージして作ってみました。

          いずれ辿り着くモノBPM180

          いずれ辿り着くモノBPM180

          ナシマリと行こうぜ11!!_BPM130

          からから、ころころと穏やかに笑う二人は、 さしずめ晴れやかな青空の元で出会ったレモンと炭酸のよう。 それをある種のレモネード。 コンビネーションも面白く雰囲気が種が類似しているような気もしないそんな明るい彼らと共に一歩踏み出してみようとしようか!!

          ナシマリと行こうぜ11!!_BPM130

          ナシマリと行こうぜ11!!_BPM130

          オーゼロの向こうへBPM174

          彼らは互いに共鳴し合い、 喧騒の中を、走り笑い駆け抜ける。 型無き想いの路の中、子犬の様な狼の優し気な遠吠えが響き渡る。 オールナイトゼロ、夜明けの前の柔らかな幕開け。 さあ、その先の向こうへ。

          オーゼロの向こうへBPM174

          オーゼロの向こうへBPM174

          oh_カミングアウトな彼BPM110

          今回は、紫月屋の長男でおなじみ梨くんの、相方といってもいいし、 俺との下ネタ盛り上がり率が高い狼くんをイメージして楽曲を作ってみた。 この書き方ではついでという風になってしまうような気もするがルキイベ6位お疲れさまでした(*'ω'*) 柔らかさと抜けているところを主に表現してみたよ。 相変わらずBPMは本人に関連づける仕様となっています。 いつも俺たちを盛り上げてくれてありがとう。 君の天然な部分と素直な部分も含めて俺は大好きです。

          oh_カミングアウトな彼BPM110

          oh_カミングアウトな彼BPM110