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どの項目にも当てはまらないものをこちらにつらつらと書き連ねます。 ある程度カテゴリーができたら分けます。
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#小学校

これからの教師〜授業観〜

これからの教師第二弾として「授業観」を提案しようと思う。 前提として、授業の歴史①これまでは一斉授業 一斉授業は19世紀の英国にまで遡る。 学制が150年前に敷かれそこからあまり変わっていない日本の教育。  そもそも一斉授業のメリットは、一人の教師で(少ない労働力)で大人数の子どもに教育を得られるという点である。学校というものがどのように始まったのかは、この本を読むとよくわかる。(教員採用試験で勉強した哲学者などが登場するので少し懐かしい気持ちになる笑) ②これから

これからの教師〜やりたいことをする〜

 今日は、研修でとある小学校へ。目的は、那須正裕先生! 個別最適化や、協働的学習について本を出されている先生です。  この本を読んだ時は、目から鱗でした。こんな学校で教師ができたらなんと素敵なことか。そして、なんと素晴らしいことだろうかと。そうして、感銘を受け待ちに待った講演会・・・ もうしばらく放心状態でした。あっという間の1時間半! 那須正裕先生からお話いただいたことを自分なりに解釈して共有していきます。 学習指導要領を読みなさい学校の現状 不登校・教員不足につい

教員に必要な資質

 教員として働いていると、「荒れるクラス」と「荒れないクラス」に出会うことがしばしばある。その違いはなんなのか。一概には言えないかもしれないが、自分なりの結論をまとめておこうという話。と、同時に今年一年、自分でもしっかりとその力を身につけていきたいと思う。 「荒れるクラス」と「荒れないクラス」違いは一つ。 教師が「チームマネジメント」をできているかどうか チームマネジメントとは、 つまり、 「目標達成に向けて、集団をまとめ、率いる力」 クラスで目標を立てているか その

授業の作り方

久しぶりにnoteに投稿。初任校6年目。そろそろ転勤かなぁと思いつつ、今自分が大切にしていること、今までの自分がどうしてきたのか、振り返りながら教師への道 新章開幕していきます。それで今日は自分の授業作りについて 1.教科書を見る(指導書)  何を教えないといけないかをまず読む。指導書のねらいはしっかりとおさえておく。 2. その単元で子どもたちに何を教えるのか考える。  よくある言葉、「教科書を教える」のではなく、「教科書で教える」。その単元で子どもたちに何を身につ

早く授業がしたい・・・

 一年生の担任になって、本当に基本的な指導 もはや、事務連絡笑 が多い。 お道具箱の中には・・・ 教室の横には・・・ 運動場では・・・ 授業中は・・・ 手を挙げて発表して・・・ などなど そして、算数では、1・2・3・4・5・・・ 国語では、あ・い・う・え・お・・・ タブレットで動画を見たり、遊んでいる子どもたちにとって、これってほんまに大事なんやろかと疑念を抱いているこの一週間。 もちろん、五十音はしっかり教えますし、1〜10まで数の概念もしっかりと教えていますがプリ

一年生に時間を教えたい

一年生の子どもたちに時間というものを守らせたいって話  一年生って時計も読めないし、時間を守るのが難しい タイマーのアプリはあるけど、そもそも1分がどれくらいなんかも分からない。 そこで考えた、幼稚園の先生はどうしているのか、、、 幼稚園ではこういうものを使っているらしい けど、一個3000円弱 しかも、小さい、、、、 こういう時にICT! ありますタイムタイマー これを使って子どもたちに 赤色がなくなるまでトイレ休憩、お茶休憩ね 20分休みを始める際には、20分っ

〜在外派遣のためにやってきたこと〜

 去年の5月に在外派遣の面接で落ちてから、ルーティーンを決めまもなく一年が経とうとしています。正直、今日まで続くとは思ってなかったけど落ちて相当悔しかったんだろうなぁ、自分。彼女と旅行に行った時も朝必ずしたし。それこそ毎日毎日英語と読書はしたもんなぁ。さぁそれも5月の在外派遣のため。(多分、受かってもしないと気持ち悪い体になったからすると思うけど・・・) noteって人に見てもらうためでもあるけど、自分の話す内容とかメモしてもいいなぁと思う。それにスキされると、嬉しいし。

一年生 三日目

一年生三日目は、お道具箱の名前をチェックして、こいのぼりのウロコをクレパスで描きました 朝子どもたちがランドセルをしまっている姿を見て、 おお、、なんという成長、、、(笑) なんてことを思いながら、割とスムーズに動けていました。 こういうことの積み重ねかぁ、 この学校では、一年生がこいのぼりを上げるそうで カラービニール袋?を3枚並べて、切ってくっつけて 大きな鯉を作ります。 そのウロコの画用紙で子どもたちがクレパスで描きます。 もっとここで、指導した方が良いのかと

見直そうぜ、今やってること

先日の研修でunlearnという言葉を聞いてずっと考えてて思い至ったよって話  流行りの言葉に目のない私は、「unlearn」という言葉がずっと頭の中でぐるぐるしていましたが、ついに結論づけました。 我々、教師は長く働いていれば働いているほど、 「固定概念」 というものに縛られてしまいがちです。 1年生では、あれやらないと・・・ 去年これしてたからこれやらないと・・・ あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ こうなったことありませんか? 絶賛、私は今この状態です笑 1年

一年生 二日目

入学式から1日後 一年生ってとても大変やなぁと実感したって話 朝来て子どもたちにランドセルのしまい方を指導 1日目なので子どもたちをある程度自由にさせて、子どもたちの中での関係や、動きを観察 この子はこの子と話してるなぁ この子はちゃんと教師を見て、話を聞いているなぁ この子は座るのが苦手なんだ この子は逐一言いに来て不安なんだなぁ この子は今やっていることが簡単すぎて退屈しているんだ(できてないけど、、、) ちょっとませてるなぁ などなど 5分休憩を挟み この子は自由

1年生 〜入学式当日編〜

昨日、入学式を無事終えました。 色々アドバイスをもらい、割とスムーズに、かつ保護者の理解にも繋がったよという話  本校では、集合写真を撮った後、子どもたちと教室にいきます。 その後、トイレに行かせて、学級びらきを行います。保護者も事務連絡を終え、教室に何人かが見に来ます。学級びらきの一例としてご紹介できたらと思います。 〜トイレから帰ってきた後〜 私 改めまして、先生の名前を覚えているかな? 子 越智康介先生! 私 良く覚えていました。今から先生の食べ物ともう一度自己紹

低学年の体育のあり方

低学年の体育について学んだことをまとめました。 何が大切かというのを、この時期に調べているかいないかで一年間の差が出てくると感じております。 低学年期の発達1.できること(運動能力)  小学校の低学年の運動能力は、神経系の発達が主導的で、身のこなしの柔らかさ、手足などの器用さ、行動における敏捷性が増す時期。  遊びや生活の中における体の多様な動きが見られるし、実によく動き回り、体全体を使って活動することを大変好む時期。  小学校低学年期は、神経系の発達に導かれた体の敏捷

入学式の後に保護者に話したいこと 〜学校の意義〜

小学校に入学した子どもたちに話した後、保護者に話したいことをまとめたよって記事。  これは、山形県の天童市天童中部小学校の合言葉の一つで、とても共感したので引用したい。この言葉を使って、保護者にはこう伝える。  まずは、お子様のご入学おめでとうございます。今年1年間、このクラスを担任するにあたって私がこの5年一貫して目指しているのが、子どもたちが「安心」して「安全」に過ごせる学級です。何よりもまず、子どもたち一人ひとりが「学校が楽しい」と思えるような学級経営をしていきます

今こそ「協働」「一緒に」「共に」「仲間と」「友達と」「みんなで」

コロナ続きでコミュニケーション能力が低下しているから、そこを鍛えることが最優先だって話。  子どもたちのコミュニケーション能力が低下している。 それはそうだ。  マスクをしていれば、相手の顔から得られる情報も少なくなる。結果的に友人関係の希薄化、子どもなら意思のすれ違い、トラブルも増えてくるだろう。  大人だってそう感じることもあるのではないだろうか。同じ職場で、仕事の話ばかり、仕事の話すら少なくなっているのではないだろうか。酒飲みながら話すことの大切さも感じている人も