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生きてるのが辛い君へ


ハクのところにこんな質問が届いた。
質問箱という匿名で届くツールだ。

恋愛の質問が多い中で時々届く重い内容。

生きているのが辛いときどうしたら良いですか』と…

死にたいではなく、どうしたらよいかと質問を投げかけてくると言うことは、生きたいと思っているが何をしても心が晴れず苦しすぎる状態なのでは無いかと感じた。

思い詰めたときや、生きづらさを感じたときに試して欲しい方法がある。

それは深呼吸だ。

何言ってんの???
と思うかもしれないが、これは意外と効率的で理にかなっている。

しっかりと背伸びをしながら、深く息を吸い、少し息を止め、そしてゆっくりと息を吐く。
これを数回繰り返すと、少し頭の中がスッキリする。

だけど少し時間が経てばまた思い詰めてしまうかもしれない。
何故こんなに苦しいのか、何故こんなに辛いのかを是非紙に書き出して欲しい。
紙に書き出すことで辛い現実を可視化出来る。
可視化出来たことで、その何故の部分が浮き彫りになる。
自分にとって嫌なこと、それをしなければ良いだけ。

学校に行きたくない。
何故なら…いじめに遭っているのが辛いから。
何故なら…勉強について行けず自分は駄目なんだと思ってしまうから。

例として『学校に行きたくない』と上げたが、行きたくないなら行かなければいい。
自分の心のSOSは最終的に自分でしか解決できないし、自分自身を守れるのは自分だけ。
学校は全てではないし、学校外で友達も出来る。
勉強だって一人でやろうと思えば出来るし、心の問題で学校に行けない子達が集まる学び舎だって各地にある。
趣味や、ちょっと好きなことだって良い、共通点があればいろんなところで友人は出来る。

昨日、載せた記事の
上司とお局に耐えながら、ストレス社会で戦う戦士達へ。 という記事の中にも記載したが、いかにストレスを抱えない方法を見つけるかが重要だ。

ちなみにハクは中学の約2年間、学校一のいじめっ子に目を付けられココで書けないくらい散々ないじめに遭った。
ただ、ハクの場合は意地でも学校を休まなかった。
泣きながら帰ったこともあるが、家に帰り着く頃にはしっかりと泣き止んで何事も無かったかのように『ただいま』と言っていた。
いじめがあった事って親にはなんだか言えないんだよね。
いじめに遭っていることが恥ずかしいと言うわけではなく、心配させるのが嫌だという心理の方が大きかった。

学校に意地でも行ってやると決めてからも学校に向かう足取りは重かったし、正直中学の思いでなんて楽しかった思い出は無いに等しい。
と言うよりも覚えていない。笑

高校では3年の卒業まで残り数ヶ月というところでクラスの女子全員に省かれたこともある。
総無視だ。
けれどそれでも絶対に学校を休まなかったし、負けてたまるかと思っていた。
そしたら意外と途中から一人で行動するのが楽だと感じるようになった。
別に、群れる必要なんて無いし自分の時間が持てたことが本当に大きい。
学生って何故群れるのか?って考えたときに、『ひとりぼっちで居たくない。いじめられたくない。』と思う心理が働くからだ。
…別にひとりぼっちで良くね?
って思ったらもう何でも平気になった。
群れることをしなくなったら、もう独走状態だ。

運動も、勉強もどんどん成績が上がっていったし、趣味もやればやるだけ上達していった。
誰かが遊んでいるときに、こちらは技術の上達に励める。

するとどうだ。
今、やりたいことが仕事に出来ている自分がいる

心に余裕が出来るとある程度のことでは怒らなくなる。
いじめられて辛かったと言う過去があるから人に優しくなれる。

久しぶりに同窓会で集まりがあったとき、その中に当時のいじめっ子たちがいた。
嫌な気持ちが蘇るかなと思っていたが別に何も思わなかった。
普通に自分から挨拶をしてしまったくらいだ。
相手は少しびっくりしていたがそのまま普通に話した。
同窓会というと、当時クラスの中心だったイケイケの人たちは少し落ち着いてはいたが武勇伝の話で盛り上がっていた。
そんなもんだ。自分たちがイケていたという勘違いで周りの『うわー。ダサい…』という視線も気にせずいい大人がそんなレベルの低い話で騒げるのだ。
同窓会でいじめっ子魂が蘇ったのだろう、ハクに対して『ねー今何やってんの?』とニヤニヤして聞いてきたので、詳しい仕事内容は話さなかったが『今、社長やってるよ。海外の有名人にもお客様がいるけど、まだまだそんな有名では無いから頑張らないとねー。』なんて言った瞬間、いじめっ子達が固まった。

いじめっ子達の悔しそうな顔を見て笑いが止まらなかった。
別にすごいと言われるために今の仕事を確立したわけでも、誰かを見返してやろうという気持ちでやったわけでも無い。
ただ、好きなことを好きなだけ楽しくやってきたから今がある
いつのまにか羨ましがられる対象になっていたんだ。


いじめられて辛いなら頑張って登校するに越したことは無いけど、無理して学校なんて行かなくて良いし、ひとりぼっちの時間を辛いなんて思わなくてもいい。
お昼ご飯のお弁当を一人で食べるのが辛いなんてことも無い。
ささっと食べて自分の趣味の時間に充てたら良いだけ。

もし今、学校に行けていないなら好きなこと、やりたいこと、ちょっと興味のあることを好きなだけとことんやってみたら良い。
犯罪とか相手を不快にさせてしまうようなことで無ければやりたいことをやったらいい。
勉強するに越したことは無いけど、いじめに負けず毎日学校に向かい勉強してきた人からいうと…大人になってから足し算、引き算、かけ算、割り算が出来とけば良いし、ルート計算とか使わない。
自営業を始めてから思ったことは、難しい計算のことは信頼できる税理士さんに任せたら良い。
日常的に並ぶ漢字は小学生~中学生で学べるし、分からなかったら調べれば良い。
インターネット万歳だ。
コミュニケーション能力はどれだけ沢山の人と会ってしゃべるかで身につくから、その辺は学校の方が学べるかもしれないが、『コミュ障』と言う言葉が現代で横行しているくらいだからそこまで気にしなくても良いのでは無いかと…。


ハクの友人は幅広い。
国籍も性別も関係なく性格も皆様々だ。
物凄く明るい人もいれば、いわゆる引きこもりで『コミュ障』と呼ばれる人も沢山居る。そういう人たちは他人からの敵意や視線に敏感だ。だからハクの敵意のない雰囲気を察してくれたのか、好きなことを話すときのキラキラした目やいっぱい話そうと一生懸命に早口で話してしまう姿も、ハクにとってはとても素敵に思える。
アニメのことなんて分からないけど、楽しいのだろうなと思わせてくれる。

ハク自身、人の性格を否定することも無ければ文句を言うことも無い。
悪いことに足を突っ込みそうになったら物凄く怒るが、大体のことは応援をしている。

今貴方が孤独を感じていて辛いと思っているのなら、実は気づいていないだけでとても身近に理解者がいるかもしれない。
ちょっと一人でぷらりとお出かけしてみるのも良いかもしれない。

ちなみにハクの友人は、学生の頃の友人もいるが、殆どが大人になってから出会った人たちだ。
アーティストの集まりで仲良くなった人や、展示会を開催した際に隣同士になったアーティスト、一番多いのは行きつけのバーで出会う人たちだ。
意外とバーで出会う人たちは陽気な人もいるが様々な事情を抱えている人たちも多い。
その人たちの相談に乗っていたら『ハク相談室』という謎の区画が行きつけのバーで設置されていて、そこでどんどんと友人が増えていった。
普通にお昼に会ってランチに行く仲になる人たちもいるし、時々有名な人も訪れたりするから仕事に繋がることもある。

どんなところでチャンスが訪れるか分からないから、好きなことをとことんやって行く方が将来に繋がる。
ただ、そのチャンスを与えてくれるのも広めてくれるのも『』だ。
だから人と関わることはやめないで欲しい。自分が好きだと思える人たちでかまわない。関わりを是非増やしていって欲しい。
貴方を否定しない素晴らしいコミュニティを自分で掴んでいって欲しい


ハクはこの記事を読んでくれた君のことを誰だか知らない。
けれども、これだけは言いたい。

貴方は素敵だ。生まれてきてくれてありがとう


君はすごい本当にすごい


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