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結婚するまでお母さんにお弁当を作ってもらっていた話

こんにちは、さとみです。

会社でお弁当を持っていると
「自分で作ったんか?」
とよく聞かれました。

「お母さんに作ってもらってます」
というとほとんどの人が
「自分でできるようになりや」
「自分でやらなあかんで」
と言ってきました。

大人なのに「お母さんに作ってもらっている」
と言うことがだんだん恥ずかしくなりました。

年齢が30歳に近くなると周りの人からの
「自分で作れるようにならなあかんで」が
強くなりました。

この頃くらいに私の中で
決めたことがありました。

「家を出るまで母に甘えて生きていく」

私が30歳で結婚して家を出たとして
70歳まで生きるとすると、
母に甘えてる期間よりも
自分で家事する期間のほうが長いやん
それなら今は母に甘えて生きてていいやん
と自分で考えました。

これを決めてから周りに
「お弁当自分で作ってるんか」
と聞かれても堂々と
「お母さんに作ってもらってます」
と言えるようになりました。

何を言われても
「家を出るまでお母さんに甘えて生きていく
と決めているので」と答えていました。

自分の中で理由があるからか
恥ずかしいとも思わなくなりました。

今は結婚して家を出て
自分でお弁当を作っています。

自分でお弁当を作るようになってから
なぜか「お弁当自分で作ってるんか」と
聞かれることはなくなりました。

今だったら自信満々に
「自分で作ってます!」って言えるのに、
誰も聞いてくれません。

聞いて欲しい時には
聞いてもらえないものなんですよね。

毎日自分でお弁当作ってえらいって
自分で自分を褒めながら、
明日もお弁当を持っていこうと思います。



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