自分探しの旅【vol.240】
いつの日か、10時間近く歩いたことがある。隣の県までは行けた。意外と疲れなかった。自分の中では最初、無謀なチャレンジだった。でも意外とできた。
人生そんなことが山ほどあるんだろうな。
「やってみたら意外とできた」なんて。
多くのそれらに気づかぬうちに、廃れて死んでいく。
世界中を旅してみたい。
人生に彷徨って、自分は何者なんだ、何がしたいんだといって自分探しに行く人を何かで見た。映画か?テレビか?ネットか?よく覚えてないけど。
放浪?彷徨?流浪?
自分を知りたくて、でも何者にもなれなくて。何も考えず旅して。
その先に一体何があるんだろうね。興味でしかない。
その前に僕は日本中を旅したい。
できたら、なるだけ歩いて。
それが全然できないことじゃないと知った。10時間歩いて気づいた。
3か月あればできる。そんな気がした。
自分探しは存在するのか。
海外に出た色んな人が言う。世界を知って、自分がちっぽけなだと気づいたと。世界に出る前、たった10時間歩いただけで、自分のちっぽけさを感じた僕が世界に出た時には、ちっぽけどころか、何に見えてどう感じるのだろう。アリか?石ころか?いや、違う。もっと小さい、目に見えない、存在するかしないかの瀬戸際にいるほどの何かに感じるんだろう。
外に出てると、家に居たい。
家にいると、外に出たい。
皆どこかで抗って生きてんなーって思うよ。
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