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衝撃的だった。

この本を読んでいる中で、私は多くの衝撃を受けました。

まだ働き始めて間もない私は、今後起業をするかはわかりません。しかし、今後マネジメントをしていく立場になったり、家庭を持つようになったりしていく上で、知っておくべきことなのだと、著者の神田さんの実体験をもとに感じることができました。

知っているのと知らないのでは、何かにぶち当たった時に結果が変わってくると思います。中でも、本の中に書いてある会社の仕組み作りに関する話で、東京コンサルティングファームがまさに行っていることも書いてあり、改めてそのような意味があったのかと考え直すこともできました。

成功か失敗か

何をするにも、成功があれば失敗もあり、更に成功の裏には様々な問題と辛さがあるということを知りました。よく、仕事と家庭のどちらを取るのか?という話を聞きます。この質問はそもそも仕事と家庭は別であるということが前提になっています。

確かにどちらかに集中してしまうと、もう片方が疎かになってしまうというのは理解できます。だからこそ、バランスを考える、夫婦であったら相手に感謝の気持ちを忘れずに労いの言葉をしっかりと伝えることが大切になってくるのだと感じました。

本の中では、タクの気持ちもユキコの気持ちもなんとなく理解できました。将来、自分もしくは自分の夫が経営者でなかったとしても誰もがぶち当たる壁であると思うので、実際の夫婦間の問題というものを知れたことも勉強になりました。

勇気ある選択

ここのタクの経験というのは、とても勇気のある選択だと思います。何より生命力を培ったのかと思います。

自分で独立をしたということはすべて自分の責任であり、社員を雇えばその人の人生を背負うことにもなります。その中で何度も挫折しかけたにも関わらず最後には5年をかけて成長に持って行ったというのは決して簡単なことではないと思います。

もちろん経営コンサルタントの神沢さんがいたというのは大きいと思いますが、365日駆け抜けてきたことこそが素晴らしいと思います。もちろん人は生きていくために仕事をして生きていかなければなりません。

生命力というエネルギッシュなものはどれだけの人が持っているのでしょうか。

毎日、人は必死だと思います。
その必死さは人によって違うような気がします。

ある人は未来を良くしようと必死になり、
ある人は今日を乗りきるために必死になっています。


タクは方向性を間違えてしまいましたが、家族を幸せにするために毎日必死に働きました。自分でない誰かのために働くことこそ働く意味になると思います。

会社を成長させるために大切なこと

そして、サトコも副社長就任の際に言っていますが、「会社を成長させるためには、人間に対する理解が一番大切」ということはその通りだと思います。

今後スタッフをマネジメントしていく上で、私自身も肝に銘じたいと思います。

仕事をしていく上で“人”は一番大切です。
結局一人では仕事はできないし、助け、助けられながらチームで仕事をしていく必要があると思います。私は今マニラで研修ができているので、トータル5人の日本人で行っています。まずはこの5人チームとして仕事をし、ローカルともお互いに助け合いながら仕事をしていきたいです。

東京コンサルティングファーム
【フィリピン・セブ拠点】
奥墨愛美

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インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/