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スイカ議員を叩き割れ

※お知らせ※
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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

夏といえばスイカ!

スイカ割りといえば夏!

というほど日本の夏の風物詩の代表格であるスイカですが、スイカには政治用語として別の意味もあることをご存知でしょうか?

その意味とは

環境ファシスト

です。

環境問題や脱炭素を錦の御旗に企業や人々への課税や規制を正当化し、自由市場への政府の介入を推進する人達を海外では「スイカ」と呼びます。

そう呼ばれる理由は簡単で

スイカは外見は緑だけど中身は真っ赤

だからです。

環境ファシストの人達は外見は「環境」というグリーンなイメージで覆っていますが、やろうとしていることは真っ赤な全体主義者や社会主義者と同じ
「政府による統制」なのですから、それを指して「スイカ」と言っているわけですね。

ですので「炭素税」や「プラスプーン規制」など言っている国会議員がいたら

黙ってろこのスイカ野郎!

と怒ってやってください笑

さて、日本の国会議員はスイカだらけですが、海外には「スイカを叩き割れ!」という政治家もいます。

ということでこちらのポストをご紹介しましょう。

こちらはスペインのニュースで

右派政党のVOXが政府に電気税の廃止を要求

というものです。

昨年7月に行われたスペインの総選挙については、過去にも記事にしたのですが、

簡単に説明するとスペインは

●スペイン社会労働党(中道左派)
社会民主主義(革命ではなく民主主義で社会主義を実現しようとする思想)を掲げる現政権与党

●スマール(急進左派・反自由主義)
社会労働党と連立を組んでいた左翼政党ポデモスや環境左派のエクオグリーンやアリアンサ・ヴェルデ、スペイン共産党などの急進左派政党(理想とする社会に向かって大きく早く変化をさせようとする思想)によって作られた選挙連合。

○国民党(中道右派)
スペインの二大政党制の一翼を担う保守主義政党(進歩主義とは逆に自然な社会変化を求める思想)
現在の野党第一党

○Vox(右派)
2019年の選挙で第3政党大躍進した経済自由主義政党。
反移民、反EU、LGBTの権利拡大などにも反対している

という保守、リベラルの勢力に分かれています。

そして昨年の総選挙では右派の国民党が第一党となりますが過半数には届かず、そのために同じく右派のVOXとの連立政権になると思われていました。

しかしここからがややこしい話なのですが、選挙に勝った国民党のフェイホー党首は連立政権の樹立を模索しますが、そのために必要な議会の過半数の信任が得ることが出来す政権交代は頓挫してしまいます。

そのために国王が社会労働党のサンチェス首相に組閣を命じ、首相はスマールをはじめ他の地域政党などの議席もかき集めて再び社会労働党政権を発足し、現在に至っています。

要はあまりに拮抗した選挙結果だ立っために、選挙では負けたはずの社会労働党が再び政権に就いているというのが今のスペインというわけですね。

で、話を戻すと現在野党であるVOXが「電気税を廃止しろ!」と与党に要求しているのが冒頭のポストとなります。

では中身を見てみましょう。


Voxが政府に対し、電力特別税の廃止とエネルギー税の減税を要求

Voxは電気特別税の撤廃とエネルギーに対する減税によって電気料金を下げることを求める議案を議会に提出した。

この議案は、SDGs達成のための合同委員会で議論される予定だ。

この議案は国家エネルギー主権計画によって貧困家庭を支援することを目的とし、それを達成するために電力特別税の廃止とエネルギーに対する付加価値税の恒久減税を提案している。

またエネルギー主権計画に関しては

「国家のエネルギー政策はいかなる気候変動対策の押しつけの影響を受けてはいけない」

ともされている。

Voxはこの議案が緊急に実施されることを望んでおり

「スペインの家庭と企業に手頃な電気料金を保証し、安価で持続可能かつ効率的でクリーンなエネルギーの提供を実現するためにあらゆる手段を駆使する」

としている。


以上ですが、VOXが昨年に言っていた「気候変動危機を煽るエコ宗教の押し付けるな」という表現からは随分マイルドになったものの

「国家のエネルギー政策はいかなる気候変動対策の押しつけの影響を受けてはいけない」

と言える政党が存在することは本当に素晴らしいと思います。

この件で重要な事は、このVOXの主張に賛同するかどうかではなく

こうした意見があること

です。

こうした主張があるからこそ議論が生まれ、地球温暖化対策推進派はその政策の根拠や効果の説明が求められることになるからです。

もしそれに論理的に答えられなければ、彼らは中身が赤いスイカであることがバレてしまうことでしょう。

スイカだらけの日本ではこうした議論が起こりえませんから、間違った政策でも結論ありきで突き進むことになり、これは非常に由々しきことです。

そしてもう一点大事なことは

電力特別税の廃止とエネルギー税の減税はVOXの選挙公約だったこと

です。

前述したように右派連立政権が頓挫したためにVOXは現在野党ですが、それでもこうして公約を実現すべく行動を起こしているのです。

日本の野党議員は全員恥を知るべきでしょう。

ということで総裁選後の総選挙が噂されますが(個人的には10/27投開票での衆議院総選挙を予想しています)、もしそうなったらみんなで「スイカ割り」という落選運動を楽しみましょう。

では今日の記事はここまで。

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