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84.【明日から使える!】できるリーダーは、「これ」しかやらない[聞き方・話し方編] メンバーが自ら動き出す「30の質問」

はじめに「できるリーダー」は何が出来ればいいのか、を知っておきましょう。

上司への期待値は年々変わっています。過去は、厳しく指導、仕事に情熱が求められ、現在は「耳を傾けること」「丁寧な指導」が求められている。要は、最低30分は聴き続けるスキルを身につけることが鍵(キー)となる。

まず部下には、プロの基準として、一つ一つの定義、を教えることが重要です。甘やかすこととは違う。プロとして問いかけをするのです。
例)単に遅刻はダメ。ではなく、仕事はお金をもらっている。だからこそ時間を守れない、信用を落とすので(定義付け)があるから遅刻はダメ。

そして1番効果的なのは、対話です。プライベート話題ももちろんokです。

それでは、場面場面に応じた受け答えを体感していきましょう!
例)をよく見て、明日から使ってみてくださいね!

【会話を広げる】
→「3D」を会話の合間・合間に入れます。
3Dとは、「どうして」「どんな」「どのように」というワードである。
例)どんなふうに、やってみたの?どのように、進めてみたの?

【会話を広げる part2】。
→「差し支えなければ」「不勉強なので」「あえて」などを合間に挟む。
決め手は「●●さんだからこそ」といえば、相手は上機嫌になる。
例)「差し支えなければ」教えて欲しいのですが・・

【上司も成長するために】
→360度サーベイを活用する。
これは自分へのFB(フィードバック)であり、とっても有力な方法だ。
そのような制度がない場合は、以下のように投げかけます。
例)今の職場で困っていること、悩み事はないですか?
⇒職場評価=上司マネジメント不足領域だからであり、これだと部下も言いやすい。

【NGな質問方法】
→相手を試す、ような質問はNGです。
例)どの方法がいいと思う?いつがいいと思う?●●って知ってる?

【追い込まれた時に形勢逆転する対応】
はじめに、反論する部下に対しては冷静に対処します。そして落ち着いた頃を見計らって、
例)そうだとしても、それはどうして(そうなった。そう思った。)のだろうね。
と相手と一緒に考える方向へ進めることがよいです。

【お願いの仕方】
→何かしらの理由を、つけてみる。
例)急いでいるので。〇〇しないといけないので。

【話が長い部下との対話】
→我慢せず、要約する。
例)ということは、●●ということですか?

【何も考えない部下との対話】
例)自分には答えがあるけど、それが必ずしも正解ではない。だから今の状況からまず聞かもらえるかな。
と、相手の考えを引き出す対応する。

【他責する部下との対話】
→ムリ、無理と言われた後に、
上司「だとしたら、どうしたら売れていたかな?」
部下「だから無理です。世間の評判も悪いです。」
上司「●●さんは、この状況下でも売れていたよね。そこにヒントがあると思うんだ。同じやり方は必要ないけど、どんな方法があると思いますか?」

【いつも「時間がない」と振り回される部下との接し方】
must条件と、want条件に分ける(区分して明確にしてあげること)
例)mustは〇〇で、wantは〇〇です。だからまずはmustを明日までにやっていきましょう。

【部下の悩みの9割は聞くだけで解決する術】
話し始める前に、
例)一旦聞くだけのほうがいいかな?それとも、この場で何か解決策を見つけた方がいいかな?
すると大抵は、先ずは聞いてもらっても良いですか?となる。

【文句ばかり言う部下との対話】
上司は神様ではない。できないものはできない、で良い。理由は伝える。
ちゃんと。またその理由は本人と一緒に考える。
例)希望されている〇〇が、できないのはなぜだと思いますか?

【自己肯定感が低い部下との対話】
例)〇〇さんがいてくれて助かるよ。感謝してるよ。
と伝えるとokです。

【デリケートな問いへの対話】
点数方式で尋ねる。
例)今日の調子は10点満点で何点?

【アドバイスの仕方】
例)隣の●●さんは、●●で上手くいったと言ってたけど話聞いてみたら?
例)私も昔同じ悩みを抱えていて、その時は●●にしたよ。参考になれば~
位な感じで対話する。

【FB(フィードバック)は3か月に1度】
FBは一定効果があるが、週に1度〜3ヶ月に1度の頻度差では、何も変わらない。だとしたら、3ヶ月に1度にするのが妥当か。
例)フィードバックは回数より「実施すること」に価値がある

【厳しいことを伝えるときの対話】
どんなに厳しいことを伝える先も、最初は笑顔で感謝を伝える。
だってあなたの部下は、あなたのために働いてくれている。のだからです。
例)いつもありがとうございます。毎日遅くまでご苦労さま。

【𠮟咤激励の対話】
厳しいことを伝える際、言い訳は無用。単刀直入に伝える。
例)経験が浅いので仕方ないけど…。事情はあると思うけど…。などは配慮じゃなく、人によっては「じゃあ考慮してくれよ」となる。

【納得できない部下に対する対話】
「納得できない」。そう言われたらまずは聞く。
例)納得できないのですね。その理由を聞かせてもらってもいいかな。

【対話終わりの対話】
質問や対話が一通り終えた後に、対策が出尽くしたと思っていても、
例)もし、うまくいかないことがあるとしたら何かありそうかな?
と、自分が持つ経験と先見から、リスク回避を徹底して行い、安心して就業できる環境(関係性)を作っておくことが重要である。



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