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どこにでも住めるとしたら、火星、北海道、やっぱり火星


どこにでも住めるとしたら。


本当にそれを言葉通りに、制約なく考えると、僕はすぐにある場所が思い浮かびました。




火星です。






はい、僕は40代です。

小学生ではありません。




いい大人が火星に住みたいなんていうのは、馬鹿げているように思うかもしれません。


少しだけ理由を書かせて頂きます。




新しい日本人宇宙飛行士!



ご存知の方も多いと思います。

JAXA では13年ぶりに宇宙飛行士を募集して、その選考が行われました。


つい先日、選考の結果が発表されました。


見事、選ばれた諏訪さん、米田さん、おめでとうございます!🎉🎉🎉


僕は勝手ながら、この二人を

「同期」

と呼んでいます。




「同期?」

疑問に思われた方も多いでしょう。

その辺の理由も、触れさせて頂きます。




宇宙飛行士の選抜試験




僕は、実は宇宙飛行士の選抜試験に応募していました。


このお二人を

「同期」

と呼ぶからには、僕も最終選考まで残ったと思われた方もいらっしゃるでしょう。




そうなんです。


実は、僕は見事、一番最初の最初の書類選考で落ちました。


応募総数は約4000人。

まずは一番最初の最初の書類選考で2000人が落とされます。

僕は、その落ちた方の2000人でした。



書類選考で落ちた理由は明らかになりません。

ただ、一番最初の書類選考でチェックするのは、健康診断の結果のみだったとのこと。


なので、僕の体に、何らかの宇宙飛行士に適しないような問題があったということのようです。

(健康なんですけどね。。🤔)


とても専門的な視点でのチェックをされるそうなので、こればっかりはしょうがないなと思っています。

とても残念な気持ちは強いですが・・・



なので、諏訪さん、米田さんと”応募”が同期なので、「同期」と呼ばせて頂いています😀


僕の心の中で、だけです。

許してください。







なぜ、宇宙飛行士に応募したのか


子供の頃の夢はプロ野球選手だったが


子供の頃から宇宙は好きでした。

でも、もっと好きなものがありました。


野球
です。

野球は大好きだったので、子供の頃の夢はプロ野球選手になることでした。


(ただ、プロ野球選手の夢は、自分の実力を知ると共に次第に諦めていきました。)


なので、僕が宇宙に興味を持ったのは比較的最近のことです。


興味を持ったというよりは、7、8年前に、

「とても身近に感じることがあった」

という話です。







宇宙が身近になったキッカケ


僕は今、自分自身で会社を立ち上げて、独立起業という形で働いています。


34歳の時にサラリーマンを辞めて独立しました。


僕はサラリーマン時代は、歴史が長く、規模も大きめの会社で働いてきました。


起業してからは、僕がサラリーマン時代には絶対出会わなかったような人たちと出会うことが増えました。


起業の世界は、とてもユニークな人が多い印象です。



そんな中、特に

「この人、めっちゃ面白いなあ」

と思った人がいます。


起業して1年後ぐらいに出会った、同じ起業家の友人です。


彼は IoT デバイスの研究開発をしていました。

しかし、趣味である事をやってると言っていました。


ご飯を一緒に食べている席での話です。

彼は、おもむろにこういう話を始めました。

 
「聞いてくださいよ。

 こないだ、成層圏に到達したんですよ」
  


僕は、はぁ?と思いました。

何の話やと。


よくよく聞いてみると、とてもおもろい話でした。



彼はスペースバルーンという、気象観測用に使われるような大きな風船を使って、友人らと宇宙開発に取り組んでいた
んです。



実際に動画を見せてもらいました。


本当に彼が打ち上げた巨大な白い風船が、どんどん空を登っていきます。

次第に、成層圏に到達し、地球の丸さがわかるような空間まで行きます。

飛行機などでは見ることのできない空間です。




そういう空間に行くと、そのバルーンはすぐ破れてしまいました。


起業してから様々な人と出会いましたが、この時の彼の話は、僕に一番ショックを与えたかもしれません。


とても驚きました。


こんな手軽に宇宙の入り口に行けるんや、

こんな身近に宇宙開発をしている人がいるんや。

(しかも片手間)
 


と。


今、一緒にご飯を食べてる人がそんなことをやっている。


宇宙て、めっちゃ身近なんやと感じました。


それから、僕は宇宙というものにとても興味を持つようになりました。


イメージ画。現実のスペースバルーンはもっとシンプル。



ただ、僕は当時はAI開発のビジネスに情熱を燃やしていました。

なので、その後数年は、宇宙よりも、AI開発にフルスイングしてました。


そのAI開発の会社が一区切りついたタイミングがありまして、それが2020年の終わりでした。

このタイミングに 、

「JAXA が宇宙飛行士を募集する」

という発表があったのです。


ちょうど起業した会社が一区切りのタイミングだったということもあり、応募をしました。


結果は冒頭でお伝えした通り、本当にあと一歩というところの書類選考で落ちました。







現実には火星が遠のいたが


僕は、宇宙飛行士になりたいと思ったものの選考に落ちてしまいました。



今回 の宇宙飛行士のミッションは、日本人初の月面着陸であったり、その先にある火星探査も見据えてとのことです。


宇宙飛行士になられへんということは、必然的に月面や火星での生活に、僕は遠のいたということになります。


そんな残念な気持ちもある中ですが、今はnoteを楽しいなと思い、できる限り更新しています。

noteは、僕にとって未知なる世界です。

火星みたいなものです。


未知の世界という意味では火星とnoteは同じ




そして、先日、JAXAの宇宙飛行士の選抜結果の発表があったこのタイミングで、noteの新たなお題

#どこにでも住めるとしたら  

が出てきました。


なので、僕の頭は、自然と

「火星やな」

と答えていました。


現実にはかなり遠のいたので、せめてnoteの中ぐらい、暴れてもええやろうと、開き直った次第です。




娘に聞いてみた


いくら、頭の中の話とは言え、僕には最愛の家族がいます。

頭の中だけでも、家族を置いていくわけにはいきません。


4才の娘に、聞いてみました。


まずは、本人の希望を聞いてみます。

いきなり僕の火星移住を押し付けてもいけません


「どこにでも住めるとしたら、どこ住みたい?」


娘はじっと考えて、答えました。

「うーん。。。北海道!」


おぉ。

僕と全然違います。


そういえば、最近娘は、日本地図の絵本で北海道を知ったところです。


北海道




これは困りました。

いくら火星に住みたくても、娘と別居はしたくありません


僕は急遽、

#どこにでも住めるとしたら  

の答えを、火星から北海道に切り替えました。



僕は娘に、爽やかにこう答えました。


「あ、ほんま。

 北海道、ええやん。

 ほな、お父さんも北海道に住もうかな」




すると、娘は答えました。



「お母さんは来ていいよ」






やっぱり、火星にしておきます。








今日も読んで頂いて有難う御座いました😃






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