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THE BEATLES 個人的15選Ⅱ

ビートルズは本当に名曲が多くて前回の第1弾の15曲とかじゃ収まりきらないのであと30曲は紹介したいと思います。11月2日でしたっけ、ビートルズ最後の新曲「Now And Then」が発売されたのは。僕はまだ聞いていないのですが、ローリングストーンズもニューアルバム出して大変好評だと言うし、ロックの一番初めからいるバンドがまだまだ元気に活躍している姿は、これからの高齢化社会にひとつの希望を示しているようで、いいですね。死ぬまで現役で好きなことしている姿が眩しいです。まあそんな感じで早速ビートルズの15選第2弾、前期中心のセレクトですが、どうぞ。


I Saw Her Standing There (1963年)
デビューアルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」の1曲目に入っているポール作のロックンロールナンバーです。僕はこの曲から最後の「ツイスト・アンド・シャウト」までの流れが凄い好きで、高校の時とかベストアルバム以外では一番かけていたビートルズのアルバムでした。分かりやすくて、聴きやすくて、ノリがいい最高のロックンロールアルバムだと思います。


Please Please Me (1963年)
デビュー曲「ラブ・ミー・ドゥー」に続くセカンドシングルで初めてイギリスで1位取ったビートルズ伝説の始まりの1曲でもあります。僕もたぶん多くの人と同じかもしれないですが、「ラブ・ミー・ドゥー」があの偉大な有名なビートルズのデビュー曲にしてはあまりにもこう言ったらなんですが「しょぼい」曲だと思ってしまったので、この「プリーズ・プリーズ・ミー」こそビートルズらしい魔法がかった曲で、好きになった曲ですね。


From Me To You (1963年)
「プリーズ・プリーズ・ミー」の魔法が途切れることなく続いていくそんな感じの佳曲だと思います。時代が大きく動いていくのを感受性豊かなイギリスのティーンエージャーがいち早く感じ取っていく、そんな空気感すらこの曲から伝わってきますね。なかなかいいライブ映像がないので映像なしで失礼します。


It Won't Be Long (1963年)
セカンドアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」の1曲目に入っている、軽快なロックナンバーですね。ファーストアルバムよりはやや味が薄目な感じが個人的にはしますが、バラードなどに名曲が多くて結構好きなアルバムでもありました。なかなかビートルズのアルバムを嫌いになるってのは難しいですよね。それくらい一回ビートルズのファンになってしまうとその魅力に取りつかれてしまいますね。


Till There Was You (1963年)
これもセカンドアルバムに入っている曲でさっきも言ったバラードのカバーですが名曲です。このアルバムでは一番好きな曲でもあります。昼下がりのイタリアかどこかのラテン的陽気の中で流れて来ると、最高な雰囲気をまとって一気にリゾートな世界にトリップしてしまう、魔法の一曲だと思ったりします。



I Want To Hold Your Hand (1964年)
ビートルズのアメリカでのデビュー曲です。そして全世界的な人気が爆発していくきっかけともなった曲です。ビートルズと言えば、とこの曲が最初に紹介されることも多いですね。それくらいあの頃のビートルズ現象を的確に表した時代の1曲とかになっているんじゃないでしょうか。これはライブ映像でいいのがあったので。ちなみに邦題は「抱きしめたい」です。ミスチルとかに結構ビートルズの邦題とか曲名と同じのありますよね。


This Boy (1964年)
前曲「抱きしめたい」のカップリング曲ですが、かなりオールディーズ風味の名曲となっていまして、個人的には大好きなビートルズのバラードナンバーです。本当にこの頃は何やっても名曲を作れてしまうから歴史的な存在になっているのも納得ですね。特にジョンレノンが最初の頃はビートルズを音楽面からなにから引っ張っていくリーダー的な存在で輝いていましたね、屈託なく。そこがジョンの本質なのかもしれない、とか思ったりします。これもいいMVがあったのでそっちで失礼します。


I Should Have Known Better (1964年)
初期の大傑作「ハード・デイズ・ナイト」からの一曲です。邦題は「恋をする二人」で、一曲目の「ハード・デイズ・ナイト」からの流れがたまらなかったですね。この次の「恋に落ちたら」のバラードへの流れも良くて、このアルバムも一気に最後まで持っていかれる名盤でした。この頃のジョンレノンは本当に名曲を書きまくっていましたね。


If I Fell (1964年)
これもジョンレノン作のバラードの名曲です。最初の2曲でテンション上げて3曲目で落とす、この流れが本当にたまらなく好きでした。また次に紹介する「すてきなダンス」も軽快な佳曲で、ああ、ジョンレノンの天才が爆発してしまってますね。後期からソロの渋くて大人びたジョンもいいですが、この頃の純粋な陽のパワー全開のジョンこそ、すべての人を照らす太陽でスーパースターだったんじゃないでしょうか。やっぱり底知れない魅力を持った歴史的な人物だったんだと思います。


I'm Happy Just To Dance With You (1964年)
ジョージハリソンが歌っているジョンレノン作の佳曲です。ジョンの才能が溢れ出しているのが分かりますね、なんか。さらっと書いているけど凄く深いところまで届いてるみたいな、軽快なようでいて心に残る一曲、そんな感じがします。前後の名曲群の中でも埋没しない生命を宿しているとも言えるんじゃないでしょうか、このアルバムの中では。結構洒落たMVがあったのでどうぞ。


I Feel Fine (1964年)
ここら辺からちょっと音楽的な進化も顔を出してきますね。フィードバック奏法を取り入れたイントロからちょっとフックのかかったサビとか。ただのアイドル的な人気に満足しなくなったビートルズ、ジョンレノンの心境がそうさせていったのかもしれないです。映像にも何か貫禄みたいなのも出て来てますね。



Baby's In Black (1964年)
4枚目のアルバム「ビートルズ・フォー・セール」からの1曲です。結構ビートルズのアルバムや曲の中では地味な部類に入るかと思いますが、この疲れた感じも味があっていいと個人的に思ったりします。


You're Going To Lose That Girl (1965年)
5枚目のアルバム「ヘルプ!」の6曲目に入っている曲で、ジョンレノン作の佳曲です。こういう何気ないアルバムの曲まで捨て曲とかあまりないから、クオリティが本当に凄いなってビートルズに対して思ったりします。


We Can Work It Out (1965年)
11枚目の「デイ・トリッパー」と両A面のシングルです。地味な印象の中期の渋めの曲で、そこまで……と初めは思ったりしましたが、ファンになって何回も聴いていくと段々好きになっていくから不思議ですね。シングルになるだけの曲だなと今では思ったりします。ちゃんとしたMVがあってよかった。


Day Tripper (1965年)
両A面のもう一方の曲で、これも最初聞いた時は………って感じでしたが今ではこれは「二回目では入れなしゃーない」と思ったりするので入れました。ビートルズがロックバンドへと脱皮していく過程での進化を示す歴史的資料の意味合いもあるのかな、と思ったりします。これもいいMVがあって良かったです。


ビートルズ底なし。何回もブームが来る。僕も今人生でたぶん4回目のブームが来ていて、その度に改めて本当に素晴らしい音楽をビートルズは作ってきたんやな、って感心しきりです。すべてはここから始まって、そしてまだ誰もそれを超えられない現実がビートルズを永遠にしていますね。結構いい歳していますが、未だにビートルズにしびれる自分がいて驚いたりします。そういう人はきっと世界中にいて、それがまた次の世代へとこれからもずっと受け継がれていくのでしょうね。次ビートルズやる時は「リボルバー」から後期の名曲15曲を、と思ったりしています。ではまた何かの10選、15選で。

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