孤独とは
いつからか
孤独が病だと
言われるようになった
そうじゃない
時間もあるのに
そう思いたい
すべてを
消してくれる
ひとりの部屋が
好きなんだ
それを
病気だなんて
一括りに
しないでくれよ
まだ気にしている
どこまでも
目に触れるだろう
本質的に
人は群れたがる
太古の記憶から
無縁ではいられない
新しい
実存形式に
生物として慣れていない
ただそれだけ
その過渡期に
僕らは
進化のプロセスを
進めている──
言葉が
そうやって
宇宙に放たれる
こころが
そうやって
宇宙に解放される
生きるために
孤独である必要も
あることを
忘れたくない
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