紫の底
見える毒も
見えない毒も
形を決める
作用があるなら──
遠くまで
見渡せない
小さなつぶやき
小川のせせらぎ
誰のノイズ
また沈む
紫の底
守るほどの決意はありや
護られるほどの資格はありや
また紫の底へ
漂う記憶
光を見つけたら
色が霞んで
揺れる
刹那的な言葉
悶えながら
手を差し出して
握る先は
神様か否か
悪魔か否か
どっちでも──
紫の底へ
忙しさに流れ
流され
思いは大気に
触れる一瞬で
僕らを形作るから
誰のことも
見えないままに
光を見ていた
夢を見ていた
見える毒も
見えない毒も
形を決める
作用があるなら──
遠くまで
見渡せない
小さなつぶやき
小川のせせらぎ
誰のノイズ
また沈む
紫の底
守るほどの決意はありや
護られるほどの資格はありや
また紫の底へ
漂う記憶
光を見つけたら
色が霞んで
揺れる
刹那的な言葉
悶えながら
手を差し出して
握る先は
神様か否か
悪魔か否か
どっちでも──
紫の底へ
忙しさに流れ
流され
思いは大気に
触れる一瞬で
僕らを形作るから
誰のことも
見えないままに
光を見ていた
夢を見ていた