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物語

決めたがりな
言葉の前で
踏ん張る感性
まだ
言葉に出来ないを
漂わせていたい
すぐ
結果求めるとか
どこ行きの
顔なんだ?
自分に
合わせないから
過去はすべて──
言葉にしない
振り返らない
そのままに
もたれながら
月を眺めて
銀色を降ろしていたい
それが
流れていくのを
感じたなら
いつか
言葉は
物語を帯びて
支えてくれるよ──

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