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80年代個人的洋楽10選Ⅱ

 前回の「80年代個人的洋楽10選(+1)」はかなり偏っていたので今回は有名どころ中心に集めてみました。やっぱりマイケル・ジャクソン、マドンナ、シンディ・ローパー、プリンスは鉄板ですよね。でも年代は80年代前半が多いです。その理由は最後に書きたいと思います。では有名どころオンパレードなリストをどうぞ。

Beat It / Michael Jackson (1982年)
まずはやっぱり80年代最高のスーパースターマイケルジャクソンから。歴代ナンバーワンの売り上げ記録1億枚を誇るモンスターアルバム「スリラー」からのシングルヒットで1983年度グラミー賞最優秀レコードも受賞した初期の代表曲の一つ。曲も格好いいですがやっぱりマイケルと言えばMV。このギャングの抗争をダンスと歌で表現したMVはいいですね、昔から好きでした。この荒々しさの残った80年代の雰囲気がたまらなく好きですね、個人的に。


What A Feeling……Flashdance / Irene Cara (1983年)
前回の「80年代個人的洋楽10選」であえて外した個人的には一番80年代を象徴するサウンドだと思っているアイリーンキャラのフラッシュダンス。一時期この曲の題名は知らないけどメロディーは子供の時に知っていて、いろんなCD店を探しまくってようやく「フラッシュダンス」のサントラにたどり着いた時は感動しましたね。それくらい昔から大好きな一曲です。映画も見ましたが良かったです。


Every Breath You Take / The Police (1983年)
80年代最高傑作の一つだと個人的には思っている一曲です。素晴らしい名曲でありながらかつ大ヒットまでしてしまう、この曲の凄まじいパワー。ビルボードで8週連続1位に輝いたポリス最大のヒット曲です。僕はアメリカのビルボードのチャートマニアで、何週連続1位とか、何か好きですね。今の最高記録は良く知らないですが、マライアキャリー&ボーイズⅡメンの「ワン・スイート・デイ」とか16週連続1位取った時は何か感動しましたね。一時期そんな記録ばかり調べていた時がありました。


Thriller / Michael Jackson (1984年)
もはや説明不要でしょう。2009年にマイケルが亡くなった時にテレビでずっと流されていましたから。彼が本当に音楽産業を変えていきましたね。あの時のアメリカの文化の輝きと言ったら、地球上のすべてを覆いつくす勢いで、マイケルはその先頭を走っていましたね。やっぱり亡くなってから彼は本当に偉大なアーティストだったんだと残されたMVなどを見ると心から思います。いろいろありましたが、その輝きは永遠ですね。MVは長いですが歴史的名作なので。


Material Girl / Madonna (1984年)
マイケルジャクソンと並ぶ80年代のスーパースターの一人マドンナがブレイクのきっかけとなったポップな一曲です。後にアーティスト性を高めていく彼女ですがここではまだアイドル的な要素があり、聴きやすいと思います。でもこの頃からちょっと毒気のある雰囲気もかい間見えたりしますね。そこら辺が自立したアメリカ人女性って感じで、日本の今のアイドルとかとはちょっと違いますね(どっちがいいとか関係なしに、時代文化的な相違ですか)。見た目といった美貌も一番いい時だと個人的には思ったりします。


Born In The U.S.A / Bruce Springsteen (1984年)
ザ・アメリカな一曲です。でも曲調はポップロックな名曲ですが、歌っている内容はベトナム戦争帰還兵の置かれた厳しい現実で、アメリカ社会の闇の部分を描いています。そんな誠実に今のアメリカと向き合っていく姿勢が多くのファンの信頼を得てブルーススプリングスティーンは80年代を代表するスーパースターとなっていったのだと思います。


Purple Rain / Prince (1984年)
前回「80年代個人的洋楽10選(+1)」でも紹介したプリンスの80年代での代表曲ですね。僕はこれも大好きで昔から好んでよく聞いていました。彼の70年代ロックに対するオマージュ的な一曲で、それを80年代テイストに響かせて、これまた僕好みの曲に仕上がっています。ちょっと長いですけどどうぞ。


The Goonies TM 'R' Good Enough / Cyndi Lauper (1985年)
僕が一番好きな洋画「グーニーズ」の主題歌です。この映画は子供のころから20回以上見ているくらい大好きな映画で、ほとんど洋画とか映画とか見ない人間ですが、これは例外的にハマって見てきました。冒険もので小学校の時とか、途中マイキーたちが洞窟から井戸に出ようとする場面があるのですが、本当にアメリカのその井戸の場所にいけば、グーニーズと同じ洞窟を冒険できると信じていましたもん。ファミコンのゲームもよくやりましたね。いい思い出ばかりの映画です。最後になりましたがシンディーローパーも80年代を代表するスーパースターでしたね。


Radio Ga Ga / Queen (1985年)
70年代ほどではないにしろクイーンは80年代にもヒット曲名曲をたくさん発表して、個人的にはこの曲がクイーン単独では一番好きな80年代の曲です。一番はデビッドボウイとのコラボ「アンダープレッシャー」だったりしますが。80年代の雰囲気をクイーンらしさを残しつつ仕上げている感じが好きですね。


We Are The World / U.S.A. For Africa (1985年)
最後はこの曲で。まだ1985年だったりしますが、個人的に80年代らしさを感じさせるのは1985年くらいかな、と思ったりするので。後半になるとどこか音楽が映像のためのものになっていきすぎて、音楽そのものは少し落ちたような気がします。MTVとか全盛だったりしたから、どうしてもMVありきな曲も増えて、純粋に音楽を映像で、というものじゃなくなったからかな、とか思ったりします。あくまで個人的感想ですが。で、この曲はまだそんな80年代のいい時の音楽が残っていて、アメリカを代表するスーパースターが一堂に会したスペシャルな一曲なので最後にふさわしいかなと思って持ってきました。チャリティーソングやコンサートの走りですかね。あれはイギリスのライブエイドか、クイーンの伝記映画「ボヘミアンラプソディー」で有名な。でも曲的にはこっちの方が有名かも。

 
以上で「80年代個人的洋楽10選Ⅱ」を終わります。最後にも書きましたが80年代後半にも名曲はあるにはあるのですが、少し乾いた感じがやっぱりするので、まだウェットな前半の方が人間味のある名曲が多いような気がします。乾き切って90年代のグランジブームとかになっていくのかな。90年代はロックが凄いですからね。みんなが楽しめるポップスは80年代で終わった感じはします。あくまで個人的な感想ですが。音楽は時代を色濃く反映させているから、振り返って聞いてみるといろいろと発見があったりするので、これからもいろいろと音楽聴いていきたいです。また機会があれば。

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