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高校入って退学して起業するまでの話

お疲れ様です。17歳で起業家やってますDr.タツキと申します。

私が高校入学してから退学して起業するまでの1年2ヶ月間をザーッとまとめていきます。

起業に興味ある方、若い方、変化を求めてる方はぜひ最後まで読んでいってください。


ではやっていきましょう。

大まかな流れ

  • 意味もなく高校入学

  • ビジネスに触れる

  • 絶望する

  • 無敵になる

  • 退学する

  • 起業する

こんな感じです。
まとめると概ね楽しそうですが、高校入学から起業までの1年数ヶ月は苦しいことも多かったです。

16歳で起業したわけですから、なかなかに珍しく貴重な話になっております。

早速、順を追って記していきましょうか。

高校入学

2022年4月、高校入学です。
都内にある偏差値70強、いわゆる進学校というやつでした。

それなら、中学時代真面目に勉強してきたのかな?

全くそんなことはございません。不真面目クソガキゲームオタクでしたね。
受験というものの存在を意識したのは中3の12月です。当時気分が落ち込んでる時期でして、そんな時ふと周りを見てみると…

どうやら受験というものがあるらしい

暗い気分を紛らわせられるかもしれないということで、なんとなく勉強を始めたら受験に合格してしまったわけですね。

ただ、もともと高校すら行く理由はないかなと考えていた私でしたので、受かった直後は喜んだものの冷静に考えてみると…

なんのために高校行くんだっけ?

そんなわけで後ろ向きな感じで高校入学です。

高校入学と同時に、始めたものがあります。
それはブログ。

勉強やなんやに必要だろうということで母上からMacBook Airを購入していただいた私は、ゲームブログを始めることにしました。
元々ゲームに関する発信活動に関心もありましたし、ゲームが好きだったのでね。

ブログが私にもたらした影響は大きく分けて二つです。

  • 世の中の物事について深く考えるようになった

  • ネットビジネスに触れた

ブログでは、ゲーム作品がなぜ愛されているのか。世界観は何に影響を受けたのか。クリエイターの意図は。
みたいな考察を主に発信していました。それによって自然に、世の中の物事についてよく考える癖がついたわけですね。

もう一つがビジネスに触れたことです。
アフィリエイト、アドセンス広告、SNSマーケティングなどといった言葉に触れた私は次第に、ブログのような青天井ビジネスの無限の可能性に魅了されていきました。

お察しの通りですが、高校は楽しくなかったです。

特に理由もなく入学してしまったがために、高校に通うという行為そのものがストレスになり、その上ブログに時間が取られることで、勉強もやる気になれず。といった感じ。

↑当時のブログのアイキャッチ↓

絶望の夏

  • 学校は楽しくないし行く意味ない

  • ブログは青天井ビジネスで無限の可能性がある

この二つが当時の私にとってどんな意味があったかは明白です。

夏休みの間にブログを爆発させて人生上がって学校辞めてやる!

というわけで夏休みが到来します。
私のスケジュールでは、
7月中は寝る間も惜しんでブログの下書きを作りまくって、8月中は下書きの仕上げと投稿、そしてゲームをプレイして新しい情報を入れる。
といった完璧なプランが出来上がっていました。

結果、夏休み2日目にコロナウィルス感染。心折れる。

いや、これ思い出したくないくらい絶望したんですよ。
見事ですよ。フリオチが効いてて。笑っちゃいますよ。

そういった具合で、ブログ活動に集中できず精神状態が悪いまま、2学期に突入します。

無敵の生徒になる

精神状態が良くないまま2学期を迎えた私は、よくいる軽鬱Z世代。
しかし、私にはそこらのZ世代とは少し違う癖がありました。

ブログで培った、物事についてよく考える力です。
早速私は、自分が悩む理由や望む姿、夢や目標、周りの人の人生などなど、壮大なテーマについて深く考えまくったわけです。時に紙とペンを使って脳内を洗い出す作業もしました。

結果、高校1年生タツキ「俺生きてるだけで幸せじゃね?」

悪魔の結論に至りました。
周りの人たちが日常気にしてることは、自分にとってはどうでもいいこと。
世間体だどうだとか、安定がどうだとか。

レゲエの神様ボブマーリーの言葉を借りると、「私にとってのリッチとはLIFEそのものだ。」ってことです。

その考え方を手に入れたおかげで、自分が本当にしたいことをして、自由に自分らしく生きやすくなりました。

ここから無敵の生徒の期間の始まりです。
学歴なんて必要ない。自分の自分勝手な夢を叶えるのに必要なことを考えて、自分らしい生き方をして、目標を達成しよう。

その瞬間から、嫌な場所だった学校が、散歩の目的地に変わりました。
7時間目の終わり際にちょっと顔を出して友達と喋って学活の前に勝手に帰ったり、山手線を一周しながら自分の考えをメモに書き出したり。

超自由で無敵の生徒になりました。

余談ですが、私が通っていた高校100数十年の歴史のうち、最多遅刻記録を塗り替えたのはこの私です。教師公認。

ただ、マリオと同じで無敵の期間はそう長くは続きません。
2022年末、不運なことに体調を崩してしまいます。

それにより、物理的に学校に行くことが困難になってしまいました。
(それまでは遅刻しまくってたけど、一応行くには行ってました。)

Dr.タツキ不登校編の始まりです。2023年1月~3月までは体調がすぐれない状態が続き、学校に行くのも電車に乗るのもキツい状態でした。

(ちょうどその時期からYouTubeをずっと継続しております。)

副業に目覚める

時を少し遡り2022年から2023年に変わろうという頃。
世の中には、ネットに投稿するための文章を書く仕事があるということを知ります。
WEBライターというやつです。

「どうせブログやってんだったら、バイト感覚でライターやってみっか〜」程度の感覚でココナラというサイトを使い仕事に応募してみました。

どうせ実績のない未成年にそう簡単に仕事は来ないだろう!と思い、一日数十件の仕事の応募し続けると、面白いように仕事を受けられるようになっていきました。

当時体調も優れなかった私にとって唯一できる労働であり、時間の有効活用だと思って仕事受けまくって納品しまくる生活を送っていると、ライターを始めた最初の月で7万円ほど稼ぎ出すことに成功しました。

大した額じゃないとお思いかもしれませんが、生きてるだけでリッチだと思ってる私にとって、生きてる上に高校生のバイトじゃなかなか稼げないであろう金額を得たことは刺激的な経験でした。

「高校生の自分が初月で7万円稼げたなら、人生困ることないな!」脳筋高校生の私はこう考え、正式に高校を退学し、自分の夢を叶えるための行動をとることを決意します。

ノリで高校退学

一つ前のチャプターで言ったように高校の退学を決意しました。
決意した場所は学校です。電車に苦しみながら午後から学校に行った私は、授業中に退学を決意し、授業中に担任にメールを送りました。

その日の放課後に「学校を辞めようと思ってます。」と報告し、書類関係の手順を確認しました。
母上に報告したのは帰宅後です。

高校退学するのは決定として、退学後に何をするのか。
これを決める必要があります。

夢を叶えるための行動とは何か。そもそも夢とは何か。説明しなければいけませんね。

私の夢は、最高の世界を作り上げることです。
そして私の人生の目標は、神になることです。

意味わからないと思いますが、無理やり話を続けていきます。
世界を作り上げるためには、それほどの影響力と何かしらの技術力が必要です。
現代社会で、世界を作り上げられる存在といえばGAFAのような巨大IT企業たちです。
それじゃとりあえずIT企業を作っていく方向でいきましょう。IT企業を作り成長させるには魅力的なプロダクトの開発が必要です。

そんな時に出会ったのがChatGPTです。

マジで最高のタイミングでした。2023年3月、GPT3.5 turboというモデルが登場した頃だったと思います。
「とりあえずこれを利用して、面白いサービスを作ってみよう!」

そのすぐ後、2023年3月末に高校を退学しました。
厳密にいえば通信制高校への転学になるのですが、正直転学した先の学校名すら忘れる私です。

プログラミング独学

ChatGPTを利用してサービスを作ってみよう!
ということでプログラミングの独学を始めました。

ちなみに人生初めてのプログラミングです。ブログをやっていたのでhtmlを少しみたことがある程度。
(htmlはプログラミング言語じゃないっていうツッコミは聞き飽きたぜ。)

しかしながら、やる気がある時の私は強いです。自分の夢を叶えるためには今プログラミングを勉強する必要がある。
YouTubeのチュートリアル動画から勉強を始め、環境構築、コーディング、デプロイなどの概念を理解していき、1週間後には作りたいアプリの見える部分を完成させました。

もちろんプログラミングは数週間でマスターできるものではありません。訳のわからないエラーや思い通りにいかないスタイルに冷や汗を垂らしながら、なんとかChatGPTを繋げ、最低限の機能を搭載したアプリを完成させました。

名前はNewtoDo。todoリストを入力すると1日のスケジュールをザーッと自動生成してくれるというシンプルなものです。
しかし本当に最低限です。ログイン機能もなく、こちらがユーザーのデータを分析する手段もない。

こういったバックエンド、データベースみたいな高レベルのものを勉強して開発する余力がなかった私は、チームを作ることにしました。

YouTube、X、Instagramで「仲間募集!」と発信をすると幸運なことに、名乗りあげてくださる人が現れ、5人ほどのチームを構築することに成功しました。
17歳にして、自分が企画したアプリ開発のためにチームを作ったのです。
2023年の夏前の出来事です。

チームでアプリを作り、サーバーを使って公開し、ユーザー⁨⁩に使ってもらうには、少ないですがコストがかかります。
そのため次の行動に出ました。

起業

起業しました。
以上です。

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