見出し画像

たつき仮説第1回          フランスと日本の違い編



France : Rule  based culture
Japan : Air based  culture


フランス:ルールの国
日本  :空気の国


ご存知の方もいると思いますがフランスに住んでほぼ1年半が経ちます。 そして日々生活をおくるなかで最近すごく疑問に思うことがあります。


なぜフランスでは環境問題について国レベルでストライキをおこすのに
個人や目に見える単位では毎日のようにポイ捨てをするのか?

それはフランス人という国民性がでているのかもしれないなと
そして日本もまた違う問題がたくさんがある

そして実際に仮説を立てて事象を自分なりに検証してみました。
あくまでも個人での仮説の段階なので偏りはあると思います。


仮説 

3つのセクション(区分)があるとし
その3つを内側からカテゴライズしました。
1、個人レベル… yourself
2、身の回りレベル… environment around you
3、国、国際レベル…  national or global level 

画像1

例えば国際レベルでの認知度や貢献に関しては
日本はエコロジーフットプリントからしても高くはないです。

国や地域の政策や条例によって減っているけど日本もポイ捨ては場所においては多いし実際に『綺麗な国』という意味ではすごく間違っていて
目に見える公共施設とは対照的にゴミの排出量は世界でトップクラスで
2017年の環境省のデータによれば、G20諸国で多い順に中国、インド、米国、インドネシア、ブラジル、ロシア、メキシコ、日本の順で
ゴミの排出量でいえばかなり世界に迷惑をかけていると。

日本には独特の空気を読むという文化が存在しており
その空気というのが人間関係や失礼にもつながります。

日本:公共施設はとてもきれい。でもあなたのお家の中は。。?


こういう観点で見るとフランスと日本の両国の間で大きな違いがあるのがわかり非常に興味深いです。

P.S 実際に僕は家の片付けは全然得意ではないですが(努力はしています)が公共施設のトイレは道に落ちているゴミには敏感に反応する傾向があります。

では例をあげてフランスと日本の違いを見ていきましょう。

例)
「タバコのポイ捨てについて」
「ごみの片付けや処理」
「差別問題」など


例えば 
タバコのポイ捨てに関してフランスは個人レベルでは多くの人が捨てて
身の回りの人が捨てていても注意することはありません。
しかしそかからつながる環境問題についてはすごく声をあげて政府に対して世界に対して訴えます。


ごみは片付けに関してはまた少し違い
フランス人は個人単位(家の片付けや掃除)に関してはすごく敏感で綺麗です。日本人は人にもよりますが結構家が散らかっていたりごみがたまったりすることは訪問したフランス人の家と比べると少ないです。


しかし公共の場でのゴミやトイレの清潔さに関しては
フランスはかなり汚く、実際に次のひとのことを考えてきれいにたもつ
このような考えはあまりありません。
しかし日本は自分の家よりも公共の場により気を使い他人への配慮や気配りを優先します。

どちらが良いかは別として
日本人は比較的犠牲心を重んじて他人を優先する。
でもそれが諸刃の剣となってときには鬱や自殺にもつながります。

それに対してフランスは比較的に個人とルールが絶対の国なので
個人の意見や主張はきちんとくみとってもらえますし(ロジックてあれば)
ルール以外や契約書に記載されてないことはしません。(時間外勤務など)



どちら側にもポジティブとネガティブの両方の側面があり
その違いを日々の生活の中でよく発見します。TPOでいうと本当にケースバイケースです。


だから簡単にステレオタイプでフランス人はロジックだとか文句を良く言う
日本人はシャイだとかかんたんに決めつけるには反対です。

あくまでも傾向とデータはありますが全員がそうではありません。
そのなかでも研究や勉強時間外でのこのような人間観察的検証は自分の趣味になっていつかなんらかの役に立てればいいなと思っています

では次回もよろしくどうぞ!

A bientôt  !




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?